ガラクタ製作所2 (電子工作)
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反対耳
 迷聴器
 pseudophone
 小学生の頃、叔父に買ってもらったライフ社の「サイエンスライブラリー」。その中に、聴覚とステレオの話があった。その内容よりも、写真が印象深かった。
 マイクをつけたマネキンの首を自分の頭の上にのせて、ヘッドホンをかぶっている科学者の写真だ。私もやってみたかったが、小学生の私には夢だった。
QRPパワー計
 と
RFプローブ
 友人が6mのトランシーバーでも作って遊ぼうというので、以前作りかけて放置していた基板を引っ張り出してきた。
 動作確認用にQRPパワー計とRFプローブを作る。QRPパワー計はFCZのキットが有名だが、精度を気にしなければ、あり合わせの部品で適当に作っても差し支えない。校正は面倒なのでしない。
ChuMoyアンプ  近頃、ポータブルヘッドホンアンプというのをよく聞く。略してポタアンと言うらしい。mp3プレーヤーとヘッドホンの間に入れて、音質を改善するためのアンプだ。
 そもそもmp3自体、音があまり良いとは言えない。普段mp3で音楽を聴いている人が音質にこだわるというのも奇妙なことだが、試しに一つ作ってみた。
超簡単
 電子温度計
 毎日温度を記録しようと思い立った。しかし、寒い日などは外に見に行くのはいやだ。センサー外付けの温度計が売っているが、安くても1000円はする。
 がらくた箱から部品を拾い集めて温度計を作ってみた。センサーIC、抵抗、コンデンサ、電池ケース各1個。単三電池4個。電池と引き込み線をのぞくと200円でできた。
シグナル
 インジェクター
 友人が真空管式ラジオの修理をするというので、シグナルインジェクターをつくる。名前は大層だが、要するに雑音発生器だ。無安定マルチバイブレーターで方形波を発生する。
 基本波は800Hzくらいで、高調波が数MHzくらいまででている。昔はラジオ少年の必須アイテムだったが、今では名前すら忘れられようとしている。
バットディテクタ  RikaTan誌を読んでいたら、バットディテクタ(コウモリ探知機)が載っていたので作ってみる。
 要するに超音波をヘテロダインして、可聴域まで落とすという仕組みだ。
 全体像 マイクユニット 周波数変換ユニット(1) 
 周波数変換ユニット(2) 使ってみる
犬笛(2)  犬笛(1)はどうも安定度が悪い。立ち上がりも悪い。大体、LM386で発振器を作るというのがうさんくさすぎる。
 というわけで、正当派シュミットインバータの発振器を作る。R1でC1をチャージすると、ある電圧でシュミットインバータがパタリと反転する。同じ要領で放電すると、またパタリと反転する。この繰り返しで発振する。
犬笛(1)  LM386のデータシートに方形波や正弦波の発振回路がのっている。なぜにパワーアンプで発振??
 中の回路を見ると、LM386はオーディオパワーアンプだが、反転入力もあるちゃんとしたOPアンプだ。ただし、ある程度ゲインを取らないと発振するので、ボルテージフォロアなどには使えない。40kHz程の方形波を発振させてみた。
LM386アンプ  100〜500mW程度のアンプを作るなら、LM386が一番簡単だろう。普通ならユニバーサル基板で作るところだが、ベタアース+ランド方式で作ってみた。
 ベタアース+ランド方式は高周波回路の試作などで使うが、こういう簡単なAF回路を作るのにも良い。このやり方でSSBのトランシーバまで作る本を、ふと買ってきた。
集音器(1)
パラボラ
の製作
 某メーリングリストで集音器の話題が出た。そこで、以前からアイデアを温めていた(ヒマが無くて放置していた?)パラボラ集音器をつくってみた。
 軽くて精度の良いパラボラをつくるのは、ちょっとやっかいだ。帯域をあまり欲張らないことにして、精度を落とす。つまり、完全なお椀型でなく、8枚の花びら型にしてみた。
集音器(2)
アンプをつけて
完成だ
 できたパラボラにマイクとアンプを取り付ける。外に持ち出したときに雨でも降るといけないので、何とか防水にする方法を考えたが、面倒そうなのでやめる。
 アンプもアレコレ考えたが、AGC付きのマイクアンプのパーツキットが有ったのでこれで済ませることにする。ちょっと割高だが、まあ良いか。
ゲルマ・ラジオ(2)  ゲルマラジオを作ってみたいという中高年が多いらしい。ゲルマラジオと聞くと、別にラジオ少年でなかった人まで懐かしい気分になるようだ。一種の偽記憶か。
 ところがいざ作ってみようとしてもゲルマニュームダイオードが手に入りにくい。そこで、代替品としてショットキダイオードを試してみる。
ゲルマ・ラジオ  近頃ノスタルジーか退行現象か「大人の科学」なるものが流行っている。私も小学生時代に退行して、ゲルマラジオを作ってみた。
 昔は部品を買うことができないので、くず鉄屋さんで壊れたラジオやテレビの部品をもらってきた。ペンチを持ってなじみのくず鉄屋さんに行くのが日課だった。
放電器  ニカド電池やニッケル水素電池を中途半端に使うとメモリー効果で性能が極端に悪化する。しかし、電子機器はある程度電圧が下がると止まってしまうので、充電式電池は常に中途半端に使われる運命にある。
高周波プローブ  入力インピーダンスの低い測定器は測定対象に影響を及ぼす。(観測の問題だな、これは。)そこでFETのバッファを入れてみた。快適。
低周波発振器  ちょっと低周波信号が欲しいときにあり合わせの物で作った発信器。知ってる人には懐かしい「山水トランス」がジャンク箱にあったので、あとトランジスタ・抵抗・コンデンサ各1個でできあがり。当然波形は正弦波にはほど遠い。
低周波発振器2  普段は現地調達主義なので、必要最小限のスペックの物をその場で作る。
 しかし、「ごく簡単な物をチョイチョイと作るのも辛気くさい。」というような、究極にずぼらな気分の時もある。そんなときのために多少は汎用性のある物も作っておく。
雑音発生器  モータにコードがついているだけです。何に使うのでしょうか。
 増幅器などの調整にホワイトノイズが欲しいことがある。まともに作ろうとすると結構難しい。モータやブザーを鳴らすとノイズが発生して困ることがある。これを逆用する。
定電圧電源  実験するときちょっと電源が欲しいことがある。電圧を可変出来る汎用の電源を作っても良いのだが、大げさになりがちだ。電圧固定で1.5V,5V,9V,12V,+-15V など数種類作っておくと何かと便利だ。
高周波
 プリアンプ
 周波数カウンターの感度が足りなくて、表示がふらつく。など、ノイズやリニアリティなどはどうでもよろしい、手軽に増幅したいというときに。
周波数
 カウンタ
 周波数を正確に計りたいことがある。これは感度も周波数レンジも十分ではないが、アンプやプリスケーラを付けて、だましだまし使う。
クリスタル
 チェッカ
 ジャンク屋で買ってきた正体不明の水晶のチェックに使う。