2009年6月1日
ネット通販でマイクロクラフトさんから、H.M.S.ビクトリーを購入しました!
非常に綺麗な箱(写真は箱に印刷されていた完成予想)と、綺麗な図面でした。早速、図面をコピーして、得意な?英語の組み立て説明書を訳しながらキールとフレームの作成に入るつもりです。
キールもフレームも予想通りレーザーカットではないので、すんなり組み立てられそうもありません。
肩の力を抜いてボチボチとやります。先は長いですから。
救命ボート作成
パーツ(左上)と組み立て後です。
櫂など細かいパーツは自作が必要になります。
また、左舷、右舷に各一艘吊り柱を作成しました。
組み立てるとスタンディングリギング(静索)作成時に邪魔になりそうなので後にします。。
2011年10月16日
チャンネル補強
チャネルの補強とともに、後方のチャネルを介して船体とラダーをチェーンで接続。これはラダーの流出防止目的です。
デッドアイ取付け
チャネルを真鍮線で補強しデッドアイ(右舷左舷それぞれ、各大28個と小6個)を取り付けました。
フィギャーヘッド塗装取付け
フィギャーヘッドは金メッキ金属部品とプレスウッドを選択して使用すれば良いらしい。
中央の盾は赤・青・白で金メッキ金属部品を塗装し、両サイドの子供像は金メッキ金属部品はどう見ても大きすぎるのでプレスウッドのほうを使用し白で塗装。
甲板上の構築物作成中
アッパーデッキ船首のカロネード砲2門、左舷・右舷のキャノン砲6門を設置しました。
マストの根元のファイフレールにビレーピン(ロープを固定するピン)を取り付けたが、図面の本数が付けられなかった。ビレーピンを細くすればいいのですが、加工技術・工具ともに無しということであきらめました。
格子、砲弾ホルダー、ハンモック用支柱、鐘楼などを作成中です。
キャノン砲のガンテークル(大砲を撃ったときに反動で大砲がさがるのを支える滑車とロープ)の末端は、ロープを渦巻き状にして甲板上に置いています。
このロープの渦巻きを作るのに白井一信氏著「帆船模型製作技法」で紹介されている方法を使わせていただきました。
クォーターギャラリーと
スターンギャラリー
プラスチックの成型されたパーツと窓枠として青色の厚紙が入ってました。青色が窓ガラスということらしいのですが・・・あまりにひどい?ので窓枠を切り抜いて裏側から貼り付け、塗装後に透明のクリアホルダーを切ったものを窓ガラスにしました。
下部は曲面形状が複雑なので加工しやすいようにバルサ材を使用し、研磨して成型しました。
船首部分構造物作成中
格子部は図面ではプレスウッドを使うように指定されていますが、イマイチなので木で自作しました。
上から見るとちゃんと下方が見えるのでGood!
使わなかったプレスウッドはプラモデル用アクリル塗料を塗ってみました。色見本のつもりだったんですが、乾いてから触るとなんと非常に柔らかくなっているではありませんか!ヘッドレールはまだですが、塗料を塗ってから接着すれば折れないで出来そうです。
ガンポートの内側と、ガンポートリッドの内側を赤く塗装しました。→兵士が飛び散った血で戦意喪失しないための工夫とのこと。おお怖!
2010年3月28日
ロワーデッキ大砲設置
砲尾にブリーチングロープをつけて
ロワーデッキに設置しました。
この上にアッパーデッキがくるのでたぶん見えないと考えられるためガンテークルは省略しました。
アッパーデッキとポップデッキの下貼りと上貼り
デッキの前後方向のカーブ(シアーライン)と、甲板の膨らみ(キャンバー)という相反するカーブは1枚板では不可能なので、アッパーデッキの下貼りは縦方向に6分割、ポップデッキは4分割にしました。
上貼りはロワーデッキと同じ要領で作成。
大砲はやはりアッパーデッキに隠れて、覗き込まないと見えない?
ここまでの教訓!
ガンポートがずれた原因は、ガンポートの位置を決めた基準線とハーフガンホルダーの位置を決めた基準線が違っていたことだと思われます。さらにその原因はと言えば図面にちゃんと書いていないためなんですが・・・・。
基準は必ず1つしかない!
フレーム組み込み
上から見てフレームがキールに対して直角になってること、および、横から見てフレームが工作船台に対して直角になっていることに注意して接着したつもり・・・・が、手前から2枚目のずれが大きく納得できないということで、接着剤を剥がすことにしました。
幸いにも木工用ボンドのみだったので、水をつけて溶かして何とか修正完了。
もうひとつ、フレームの上端に10×10ミリのLongwaysbeamなる2本の角材を組み込むようになってるんですが、幅が狭くて入らないし、溝の位置が結構いい加減で、修正にかなり掛かりました。これってフレームの補強の目的で設置するんでしょうか?
ということで、とりあえずフレームの組み込み完了です。
帆船模型製作技法(白井一信氏著)を購入!
早速、工作船台を作成
以前から工作船台は使ってましたが、今回は船長がかなり長いのでつくり直しました。
材料は アルミアングル5×15×1M 1本
パイン集成材910×18×200 1枚
特厚金折90 4本
合計1550円
いい船台からいい船体が生まれる・・・・かも。
ここまでの教訓!
妥協も必要だが・・・自分で納得できる出来栄えにチャレンジすることも必要!
ラウンジで工具紹介していきます。
外板貼り進行中
左舷右舷交互に1枚ずつ外板を貼っていきます。(交互に貼らないと船体が片方に引っ張られて捩れます。)
はみ出したボンド(写真右上)は即ウェットティッシュで拭き取ります。
ガンポートに対応する部位の外板が貼れたので、ここでガンポートを開口しようと思います。外板を全部貼ってからでは修正がきかないような気がするので・・・。
2009年8月22日
プランクシアー(手すり)設置
接着だけでは強度不足なので真鍮線を埋め込んだ。
ここに来て、あちゃーが一発!プランクシアーにワトコオイルを塗ったときに、外板にも重ね塗りしたのだが・・そのまま放置しておいたら、ニスを塗ったようにテカテカになってしまった。
原因はどうも塗り過ぎのようで、いくら内部に染込むワトコオイルであっても限度があるということらしい。余分なワトコオイルは即ふき取るというのが基本らしいです。
プレスウッドって何?
2009年8月12日
2009年6月7日
2011年6月9日
2010年2月11日
2009年6月17日
キールの接着・修正とフレームのチェックを実施。
キールをクリップで固定し接着しました。
フレームは図面と大きな違いがないかをチェックし、組み立て時に目安とするためセンターラインを記入。
フレームは予想通りケバ立ち多し!
キールの溝にフレームがすんなり入らないので早速修正。
フレーム側の修正も必要でした。
左右対称にカットされていないところもありますが、バウンティーの時よりも”ひどい”ということはありません。
借り組みしてみました。
2011年7月18日
ハンモック用ネット
幅10ミリのガーゼ(包帯様のもの)が付属していたが、どう見てもネットには見えず代替品を探した。
台所の三角コーナーごみ用ネットで代用し、フラット黒で塗装。こちらのほうが遥かに良い。
チャンネル
付属品はデッドアイを取り付けるためのチェーンの位置とガンポートの位置が重なり使い物にならない。仕方なく一から自作(写真下の白いほう)。ここは力が加わるパーツなので真鍮線で補強し接着する予定。
ポップデッキからアッパーデッキへの階段とランタン
階段の設置でキャノン砲に1台がほとんど見えなくなってしまったが、図面通りなのでよしとした。
ここまでで、図面で説明されている構築物は完了なのだが、全体図に描かれている構築物がまだまだ存在している。図面を精読して想像を巡らせ完成させていくしかない。
ランタンも図面から判読して取り付けました。金メッキのパーツを点灯時を想像してガラス部をオレンジ色に着色しました。
舵輪の作成
蛇輪の片側の支えとなっている部品(ビナクルといって羅針盤が収納されている)の高さが、ご覧のように低すぎる!→蛇輪が大きすぎるのかもしれないが?・・・
大きさを合わせて自作し、蛇輪にはそれらしくロープを巻きつけました。
2011年5月7日
2011年4月1日
船尾の完成
ガンポート作成
船尾はVICTORYの銘板を貼り付けて完成となりました。
ガンポートの蓋ですが、説明書では蓋を引き上げるロープは無し、また、キットの箱に印刷されている写真では1本でしたが、2本にしました。
大砲の並びおよび突き出し位置もそれほど大きな狂いもなく、合格点ではないかと思います。
2010年9月5日
2010年7月17日
ガンポートフレーム寸法合わせ
小さ目だったガンポートの穴を、金属部品であるフレームがぴったり収まるよう削り、更に中央にφ3mmのハーフガン用取り付け穴をあけました。
削ったところは、外板の下張りの木肌色が目立つので、内部をつや消し黒で塗装。
計80箇所やるのに約1カ月も掛かり、まだまだ先は長いようです。
2010年5月1日
装飾部品の大部分がプレスウッドという材質になっているが、ご覧のようにダンボール紙の上に、木屑をプレスして固めたようなものである。見た目はいいのだが非常に扱いにくいしろもので、たとえば、台紙のダンボールから剥れない、曲げようとするとすぐに折れる(水に浸けておいても同じ)、強度が極端に弱い、など・・・。前途多難な予感が・・・。
2010年3月7日
大砲の作成
事情により2ヶ月間中断してましたが、ボチボチ再開します。
ロワーデッキ上の大砲などは、アッパーデッキ作成後に取り付不可能と思われるため、まず、大砲(砲身とキャリッジ)を組み立てました。アイボルトは自作です。
説明書の順に組み立てたら、とても完成しそうもないし・・・と考えながらやってますが、もう少し丁寧な説明書にして欲しいです。
船尾が手付かずなんですけど、こっちからやった
ほうが良いかも知れません。
ロワーデッキの格子・階段・砲弾ホルダー作成
格子は櫛形の木を組み合わせていきます。
キット内の約1/3はご覧のように欠けていました。久々の
あちゃーですが、良品のみを使用して完成させました。
あとことは今考えても仕方ありません。何とかなるでしょう!?
階段を組み込んで、格子を
取り付けたあと砲弾ホルダー
を作って、砲弾(直径2ミリ)を
接着しました。
ここで砲弾用の穴を掘るのに
使ったのが唯一の電動工具?
ルーターです。
ワトコオイル塗布
白井一信氏著「帆船模型製作技法」で紹介されているワトコオイルを初めて使ってみました。ナチュラル色なので水で濡らした色よりやや濃い目になりました。塗りムラも出来ず予想以上というか、結構いい出来栄えになりました。甲板も含めてGoodですが、 臭いは独特なのもがあります。
甲板の釘跡も「帆船模型製作技法」で紹介されている方法で付けてみましたが、木の材質が柔らかいようで100点とはいかないようです。→ラウンジの工具コーナーを見てください。
ロワーデッキの上貼り
上貼り用タンガニカ材の側面を鉛筆で黒く塗り貼り付けて行き、結局ガンポートの穴と重なっている部分は左右に補強材を付けて切断しました。
2009年11月10日
外板上貼り完了・ロワーデッキの下貼り
困難を乗り越え?何とか外板の上貼り完了しました。
ロワーデッキに使う1枚板の下貼り用ベニヤ板はこのままでは貼れないので、横に3分割にして貼りました。
ガンポートの穴とフレームが重なっているところ(写真下2枚)は、このままでは大砲をセットできません!どうするか悩みつつ、ロワーデッキの上貼りに取り掛かります。
2009年11月01日
2009年10月14日
外板上貼り中
1×5ミリ、2×3ミリ、2×2ミリのWalnut(クルミ)を貼っていくんですが、堅い・曲がらない・割れるの三拍子そろっており、非常に困難を極めてます。
ガンポートの穴を下貼りに沿って開口しながらの作業です。小さ目に開口してあとでガンポートフレームにあわせて調整する予定です。
気長に1枚ずつ貼っていくしかありません。
外板貼り後のコーキングと表面研磨
外板貼りが完了したので、内側のコーキングを行いました。セメダインのコンクリメントを使用。
あとは、ひたすら表面の段差を無くすまで研磨、研磨で1週間!
船首と船尾の形状はこれでOK?よく解りませんが、OKということにして、上貼りの外板に取り掛かります。
2009年9月20日
ガンポート開口完了、残りの外板貼り実施中
ようやくガンポートが完了しました。
外板貼りは、キール下側から貼り上がっていきます。
接着剤が乾燥するまでピンで押さえるんですけど、フレームがベキッと音を立てて縦に裂けます・・が、外板を貼ってしまえば強度的な問題はないと思うので気にせず進めます。
2009年9月6日
ガンポート開口,
自作した喫水線マーカーを使ってガンポートの位置を描き、アートナイフで開口。フレームに重なっている所は彫刻刀で彫り込みました。ここまでは順調だったんですが・・
ハーフガンホルダーの位置が大きくずれています。(写真左下)やっぱり・・という感じですが、ずれているもの(ほとんどすべてでした)を水で濡らしてボンドを溶かし、ラジオペンチで強引に取って貼りなおす作業に一週間掛かりました。
外板1枚目(基準外板という)を貼り付け?
船尾の外板がベキッ!
フィラーがどうも大き過ぎたようで、見事に割れてしまいました。
曲げがきついことも要因ですが、手こずりそうな気配が・・・。
よく解らないことが多い!
その1→図面上、ロアーデッキから下に階段があるんですが、どう
みても下側が宙ぶらりん。あんまりなので、更に下層の
板を取り付けた。
その2→ハーフガンホルダーの他に、フレームに穴を開けて大砲を
をつけないといけない場所がある。これで正常?
その3→図面上ガンポートの横間隔が均一でない。普通は一定だと
思うんですけど?
とりあえず先に進むため、ハーフガンホルダーをつや消し黒で塗装
して、ガンポートを開けたとき木肌が見えないようにした。
2009年8月9日
船首の形状が読み取れなかった結果・・・
キールと外板が接する削り込んだ部分を何気なく見ていたら、どうもおかしい!やっぱりおかしい!
接着したフィラーが小さすぎると思っていたが、もう一度図面と比較してみると、あちゃー発覚
実は写真の赤い線のところを削るのがどうも正解らしい。ということでやり直し!
削ってしまったところは元に戻るわけもなく・・・後日なんとかします。
フィラーの外板側は木工用パテを埋めました。ハーフガンフォルダー組み込み中。
2009年8月2日
ハーフガンホルダー取り付け。
下層の大砲は、ガンポートという窓を
外板に開けて砲身だけ(ハーフガン)
を取り付けるんですけど、その取り付
け用の台がハーフガンホルダーとい
う板です。
自作した喫水線マーカー(ラウンジの工具コーナーで紹介)で取付高さを決めるまでは問題なく出来るんですけど、砲身を外板
から均一に出すためには、このホルダーの奥行きがポイントになりそうです。解ってはいるんですけど、外板を貼っていない現段
階では難しい!じゃ、先に外板を貼って、ガンポートを開けてからこのハーフガンホルダーを組み立てればいいのでは?とも思っ
たんですが、こちらも同じくらい難しそうです。
フィラーやっと形になりました。
もっと簡単にできる方法がありそうですが、・・・
フレームの角を外板に合うよう斜めに削る作業も同時進行です。
キールと外板が接する部分は外板の厚さだけ削って、外板を貼ったときに面一になるようにします。
フィラーに苦戦中です。
削るにも切るにも堅い!
2009年6月26日
フレームの修正に入ります。
船体外側のカーブに沿ってフレームの角を落とし(ベベルという)、船体の前後のカーブのきつい所にブロック(フィラーという)を入れます。
いずれも外板を貼るときのガイドになります。
このフィラーですが木のブロックを削って成型せよ。と書いてあるのはいいんですけど、まぁ、図面と合わず、しかも、非常に堅い木と思われ行く先前途多難という雰囲気になってきました。
2009年6月15日
2009年6月13日
これでほぼ甲板上の構築物は完成です。
次からマストに取り掛かります。
ここまでの教訓???
キット購入から早2年・・・。最後まで諦めないで頑張ります。
2011年5月22日
ここまでの教訓!
キット購入から早1年。進捗は自己判断によれば、こんなもんか・・です。
これからもあせらずやって行きます。急がば回れといいますから。
2010年5月30日
2009年12月12日
2009年11月21日
2009年8月29日
なんとかなりました!
フィラー成型後、冷や汗タラタラ掻きながらも割らずに貼りつけました。
2009年8月15日
2009年7月25日
ここまでの教訓!
図面から船首・船尾の外板の形状が読み取れません!こんなときはどうするか?
1.勘にたよる 2.図面を穴が開くまで見る 3.製造元にクレームをつける さぁどれ?
→2.なら永遠に完成しない 3.は語学力不足 ということは1.しかありませんよね。
2009年7月18日