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花火を近くで見ても大丈夫でしょうか

Q:
初産で現在30週になります。 毎年、主人と大阪の淀川で行われる花火大会を見に行っています。
 今年も是非行きたいのですが、間近で見ると、ものすごい音と体中に振動を感じます。
 これは、お腹の赤ちゃんにとってはあまり良くないのでしょうか?
 人に聞いても「よく無いんじゃない?」と言われます。
 アドバイスお願いします。



「玉や〜〜!」花火は夏の風情もあって、ホントいいものですね。 妊娠中に火事をみると赤いアザのある赤ちゃんが生まれるとか、高いところに手を延ばすとへその緒が首に巻くとか、お便所掃除をするとかわいい赤ちゃんが生まれるなど、よく言われる迷信がありますよね。
 これらの迷信は、火事を見たりすると興奮して妊産婦さんや赤ちゃんにあまりよくないので、妊娠中は穏やかに過ごしましょうというような意味を持っていますし、高いところに手を伸ばすことは妊娠中、あまりよくない動作です。お便所掃除は妊娠・分娩にとって必要な筋肉を鍛えることになるうえ、赤ちゃんを迎える環境を清潔にするという意味でお勧めです。単なる迷信とは言えない、それなりの意味を持っています。

 毎年、楽しみに行ってられる花火大会ですから、その状況はよくおわかりだと思います。
花火大会を間近で見ることが、すぐに直接、赤ちゃんに悪い影響を与えるとは言えませんが、ものすごい音や振動だけでなく、行き帰りの交通事情や会場での人混みなどのデメリットと、間近で見ることによって得られる満足感等のメリットを比較検討され、どうされるのが一番よいか、ご夫婦で選択されるといいですね。

 妊婦さんや小さい子供さん、老人は何かと抵抗力も弱く、どこでどんな病気をもらってくるか、事故に出あうかわかりません。そんなことをいってたら切りがないかもしれませんが、基本的には、わざわざ大勢の人混みに出向くことは避けた方がいいと思います。
 先日、明石市の花火大会で信じられないような将棋倒し事故が起きたばかりですね。

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