小林孝誌の腰痛治療

<椎体のモビリゼーションと脊柱インナーマッスルの筋力強化運動について>

本ページでは非特異的腰痛として腰椎椎間板ヘルニア(以下LHNP:Lumbar herniated nucleus pulposus)と腰椎椎間関節症
(以下、LFS:lumbar facet syndrome)と特異的腰痛は下肢症状と神経根症を伴う脊柱管狭窄症をとり上げる。(馬尾障害は除く)
詳細な腰痛のクリニカルリーズニングの進め方は研究会にて直接指導いたします。

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腹臥位にて肘をつき、肘を床面に対して90度になるまで体幹を伸展をする。
この時、肘を突くことによって脊椎は頭尾方向に力の伝達が起こり第五腰椎が仙骨を背腹方向にわずかに押し下げ、仙骨の前傾が起こる。
これ以上の背屈を強制すると仙骨の後傾が起こってしまう。

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背臥位にて股関節90度屈曲位から、僅かに(20度から30度)股関節を屈曲すると腰椎は後屈し、これに伴い仙骨は後傾する。
これ以上股関節を屈曲すると腸骨の動きが起こり仙骨は前傾する。
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