2002年9月3日(火)

午前7時に起床。
智香ちゃんは目覚めが4641みたい。私は寝起きが悪いみたいでダラダラしてしまう。
朝食は昨日と同じ。
昨日は食事中に停電したが今日は大丈夫だった。
Norlinのオヤジが食事中に色々話をしてくれた。
どこに行ったらよいとか、そういう類のお話。いい人だ。
ネパール人はみんなお喋り好き。

 

朝10時に昨日出会ったウェイターのBishow君の所へ行く。
時間きっかりだ、と驚かれる。
彼、今日はシャツがパリッとしてた(笑)
ネパール訛りの英語がかわいい。
まずタクシーに乗る。
今まで通ったことのない道で、すごく広くていい道だた。
車から見る景色は大変enojoyできた。
人・人・人・人が多すぎる。バスの窓から吐いている人。
二人乗りでバイクに乗る人。大通りを平気で横断する人。
タクシーに乗る人。テンプーを運転する人。チャリに乗る人…。
人も多種多様の民族がいておもしろい。
車とバイクは日本のものも多い。
看板はほとんどネパリ語だが、外資系のものも多い。(コカコーラ、ペプシ等)
日本の会社名もチラホラみかける。
それにしてもすごい渋滞。
無秩序な上に、通勤ラッシュぽい。

 

パタンにつく。タクシー代は150ルピー・
500ルピーだしたら釣りがないと言われ、Bishow君がだしてくれる。
申し訳無い…。
パタンのダルバール広場へ着く。観光客は200ルピー払う。
カトマンドゥのダルバール広場と雰囲気が違って人も少なめで、寄ってくる人も多くなく、落ち着いていてよかった。
そこでパタン美術館にはいる。
仏教とヒンドゥー教の美術品がたくさん展示してあってとてもよかった。
ネパールの美術品は、宗教関係のものしかないのカナ?
16世紀から18世紀のものばかりで、そんなに古いものはなかった。
そう思うと
日本の美術品は多種で美しく、古いものが残っている。
パタンの寺院の写真を撮ったりしていると、
また、しつこい奴にはなしかけられ、断るのに苦労した。
(Do you speak French? とかきかれたので ウィ、って言ってみた。大嘘吐き)
昨日の事があるので、しっかりと断る。

 

その後タクシーに乗り、Bishow君の友人がいるという大衆食堂みたいな所へ行く。
コーク一杯と
モモ。モモはチベット料理で、餃子ににている。
初モモはチキンのモモだった。
うちと智香ちゃんだけでは、絶対に入らないような店だったので、ドキドキしたけど楽しめた。
モモは美味しかったが辛い。
最後の方になると味がわからなくなるくらいだった。

 

次にむかった先はボダナート
ネパール一高いストゥーパと呼ばれる仏塔がある。
チベット仏教の巡礼地であるらしく、紫と黄の袈裟をきた修行僧が多くいた。
チベット系の人は顔が日本人に似ている。
違いといえば鼻の高さだろうか。
ストゥーパの周囲をぐるりとマニ車が囲んでいた。
内側には、巨大なマニ車もあり、ぐるぐるまわしてきた。
(マニ車とは円筒状のものにお経が書いてあり、一周まわすと一回読経したことになる)
ボダナートは仏教のものなので、私にはまだ親しみやすかった。
ヒンドゥー教のものは全く異質であるので、奇妙なものとして目にうつる。
生活の中に、宗教がとけこみ、宗教のなかに、人びとがとけこんだ暮らしをする国なんだな、と実感した。

 

我々はタメルへ戻り、ちょっとお茶をして休憩する。
3時頃にはBishowは仕事に戻ると言って帰っていった。
私と智香ちゃんは手紙を書いておいたのでそれを渡してわかれた。
(その手紙の封筒のなかにチップとして1ドルをいれておいたが、今から思うと小額過ぎて恥ずかしい。後悔。)
本当に良い人で、心からの親切な気持ちでガイドをしてくれた。
大変感謝。感激。雨。あられ。
昨日のように、金目当てで、ガイドをしてあげるという人も、悪い人ではないのだろうけれども。
きっと、本当に生活のためだったりするのだろう。
Bishowは本当に礼儀正しい好青年でまたネパールに来る事があれば再び会いたいと思う人の一人である。

 

私と智香ちゃんはとりあえずホテルに帰る。
Hotel Norlingのお姉さんが、色々と話をしてくれる。
そこで気づいた事。
もっとうまいこと予定をたてれば、もっと遠く(ポカラとか)にも足をのばせて大自然に触れることもできたのに…。
ま、しかたないか。初めてやし。
又、来るぞ。と心に決める。
なんやらかんやらどっと疲れがでる。
気疲れかな〜〜。
騙されたらどうしよう、とか考えていたから緊張していたのかも知れない。
でも実際は良いひとだったので気がぬけたのだろう。

 

夜はイタリアンの店に行く。
カルボナーラとサラミのピザを注文。
おいしかった。
うちらは日本で風の旅行社へ行ったときも、ビルの地下でイタリアンを食べたことを思い出した。
ネパールにいても日本にいても同じだ。
その店で
モッサリを再びみかける。
若い女性と、年配の男性をつれていいました。どういう関係でしょうか。
以上、余談。

 

ちなみに。
晩御飯を食べる前にインターネットカフェのようなところへ行く。
智香ちゃんは、日本から電話が何度かかかっていたらしく、そこからかけなおしたのだが、留守電だった。
hotmailから何人かにメールを送り、自分のHPの掲示板に書きこみをする。(まぁ、誰からも反応なかったけど。)
それにしてもすごいなぁ。
インターネットは世界中を結んでいる。
どこにいても、いつであっても、即メールが送れる、って一昔前までは本当に考えられなかったよね。
もうひとつ凄いもの。
英語。悔しいけど、スゴイ。

どこの国の人とでも英語が話せると会話が成立するし、意思疎通ができる。
アメリカ留学しててよかったと思った。
久しぶりに(笑)