<<スイスの話>> スイスの魅力 旅行記 子連れアルプス計画

1995年7月 スイス・イタリア 10日間 【3人で新婚旅行?!】
1996年8月 スイス 8日間 【ハプニング続きの2人旅】
1997年7月 ウィーン・スイス 8日間

新婚旅行はカナディアンロッキーかスイスか・・・。
迷っていたのを是非個人旅行でスイスをと勧めてくれた主人の姉。欧州に詳しいのでプランはほとんどお任せ。
まずは結婚式の翌日に出発は避けたほうが楽、とのアドバイス。それならついでにベストシーズンにあわせようということになり、 式は春、旅行は夏、となる。

そして「一緒に行こうか」ということに。姉と3人での旅行は東京、香港に次いで3度目だ。なので新婚旅行にこだわらない。 現地で待ち合わせ、一緒に移動したり別行動したり。
おいしいお店や素敵なホテルを教えてもらい、イタリアでは宿泊をプレゼントしてもらい、お世話になりました〜。
イタリアを案内して下さった姉のご友人は現在イタリア在住、またいつかイタリアもゆっくり訪ねてみたいです。

 
行程 宿泊
関西国際空港11:35発(スイス航空)→(チューリッヒ乗換)→ジュネーブ19:20着
空港駅よりスイス国鉄でジュネーブ市内へ

楽しみにしていたスイス航空。(←)尾翼には「瑞」の文字、アジア仕様らしい。日本人の乗務員が多かった。
機内でラウンドケーキのプレゼントがあり、びっくり。姉からの粋な計らいである。

夕方チューリッヒで国内線のクロスエア(→)に乗換。小さなプロペラ機で最初は怖かったけど、着陸前には箱庭のような田園風景が見えたかと思うと、 ジェドー(ジュネーブの大噴水)がよく見え感激する。

空港で姉と合流。電車&徒歩にてホテルへ。 ホテルのリフト(エレベーター)は内扉なく、各階に着いたら扉を手で押すタイプで、おもしろい〜!時差ぼけのまま軽食のみで部屋に戻るが、 この後ハプニング・・・ドライヤーの電源に変圧器をつけなかったので、パチン!とショートしてしまったのだ・・・犯人は私 「あらら〜。しゃーないな、荷物へったやん。はは・・・」

ジュネーブ
【ホテルDAUTEIL】
【ジュネーブ滞在】国鉄で約1時間、モントルーへ。タクシーにてシオン城へ(帰りはバス)
夕方ジュネーブ市内散策(トラム利用)

別のホテルに泊まっている姉との待ち合わせ時間まで、朝ジュネーブの駅前をうろうろ。時計などを購入。

モントルーヘ向かう車窓よりレマン湖の水面までよく見える。チャップリンやオードリー・ヘップバーン等有名人の住まいやお墓のある ヴィヴェイもレマン湖畔にあり、本当に美しい。湖の向こう側はフランス。
モントルーでは毎年ジャズフェスティバルが開催される。パパはジャズに結構詳しいので感激していた。

シオン城に到着。快晴のおかげでより美しく見える。詩人バイロンがここを訪れ「シヨンの囚人」で有名になったという城内を見学後、 近くのレストランでランチ。ズッキーニがおいしい〜。(すでに花より団子)

夕方ジュネーブへ戻り、トラムや徒歩でうろうろ。
夕食にオイルフォンデュを。ヨーデルが聴けるからと観光客向けのレストランへ行くが、ヨーデルのお姉さんは帰った後!!  この辺、ツアーでないから保証されないのは仕方ない。
おじさんの奏でるアコーディオンは、いつの間にかロシア民謡オンパレードとなり、ロシアの団体観光客らのダンスを見ることになる。 ここはどこ?怒ってる日本人のおじさんもいたけど、こんなところで喧嘩しないで〜。せっかく、楽しそうに踊ってるし・・・

ジュネーブ
国鉄にてジュネーブ発(ベルンで途中下車)→インターラーケンで山岳鉄道BOBに乗換→グリンデルワルド

(←)ジュネーブ出発前にトラムでプランパレ公園まで行き、のみの市を物色。 古い楽器や食器がたくさん。本やアクセサリを買う。

ベルンで途中下車。馬車に乗ったり、仕掛け時計を見たり。(→)

グリンデルワルド到着。駅前には日本語観光案内所があり安心。翌日のハイキングの為の地図などを調達後、ホテルへ。

初めて泊まるシャレーホテル、インテリアがハイジっぽくてかわいらしく、窓際にはゼラニウムが咲き乱れ、部屋からアイガー(という山)が一望できて、感動する。 夕食もコース料理で、これがまためっちゃくちゃおいしい!大満足。

グリンデルワルト
【ホテルAlpenhof】
【グリンデルワルト滞在】グリンデルワルト→(登山列車WAB)→クライネシャイデック→(ハイキング)→ヴェンゲン→(ロープウェイ)→メンリッヘン→(ロープウェイ)→ グルント→(徒歩)→グリンデルワルト

楽しみにしていたハイキング。運良く晴天に恵まれる。姉とは別行動の1日となる。登山列車でクライネシャイデクへ。
クライネシャイデックからは有名なユングフラウヨッホへ向かう線路がさらに伸びていて、日本人だらけ。私たちは氷河より花の咲く道を行きたいので、ここからハイキングコースへ。
目の前を雪に覆われた険しい山肌が迫るのに、足元は青々とした草と黄色い花が。360度のスイスを体感。この景色はどんな手段を使っても表現できない!
途中の山小屋のテラスで一休み。アイスティーと、ついでにラズベリーケーキ(^^;

ヴェンゲンもたくさんホテルがあるが、グリンデルワルドと違ってとっても静か。 ロープウェイでメンリッヘンまで上る途中、鹿を見かける。
メンリッヘン駅へ下りたつと、ミューレンの谷を見下ろすことができる。ハイジがアニメの主題歌で 雲のブランコにのったあのシーンだ・・・(→)

少し歩くとベンチがあったので、麓で買っておいたサンドイッチをほおばる。これほどおいしいランチは初めて。
のんびり散策しロープウェイ駅へつく頃に通り雨、お陰でロープウェイで下る時に、ふもとへかかるが見られた。まったく美しい。
(←メンリッヘンにて)

グリンデルワルト
グリンデルワルト→インターラーケン→(散策&遊覧船)→シュピーツ→(ブリークで登山鉄道BVZに乗換)→ツェルマット

移動日。途中ブリエンツでSLに乗る予定が雨で中止。代わりにトウーン湖をのんびり遊覧。再び電車に乗りツェルマットへ。
ホテルへ到着後、駅前散策。 ツェルマットは観光地そのもので夜まで賑わう。ホテルはガルニホテル(B&B)の為、夕食はホテルを出てレストランでチーズフォンデュ。 白い石壁と白熱球の明かりの中、ワインたっぷりの本場のフォンデュで体もほかほか。

食後お茶に入ったカフェで、フォークロール演奏があり、雰囲気にどっぷりつかっていたら、隣の席のフランス人夫妻に手を引かれ、一緒に踊るハメに。 主人は奥様と、私はご主人と。ワルツのステップは難しく、手を取り足を取りしてもらい悪戦苦闘(その姿は姉の手でしっかりビデオに)。楽しい夜だった。

ツェルマット
【ホテルMetropol】
【ツェルマット滞在】登山列車GGBにてゴルナーグラートへ。
下りはローテンボーデン→(ハイキング)→リッフェルアルプ→ツェルマット

天気は曇。姉と別行動。
グリンデルワルドとは違って、登山列車も途中からは雪景色へ。氷河を眺め、クラインマッターホルン(展望台)へ。 昼食はセルフオーダーの軽食だったが、クラムチャウダーがやたらおいしい。
展望台の広場では撮影用の救助犬がいたけど、撮影料はもちろん高いので撮らない。ワンちゃんもお仕事か・・・なんだかちょっとかわいそう。

逆さマッターホルンを求めてローテンボーデン〜リュッフェルアルプまで歩くが、季節はずれでぬかるみばかり・・・。名古屋から来たというガイド付きのグループにくっついて下山。
ツェルマット駅到着後、ヤギの群れに遭遇。朝、見れずじまいだったので、偶然見ることができて良かった。 夕食は駅通りのレストランでラクレットやソーセージを。

ツェルマット
【ツェルマット滞在】

天気は小雨。スキーをする予定が中止。一足先にイタリアへ入る姉を駅で見送った後、駅前散策&買物。 スーパーマーケットを探索。ミルクの種類が多い。牛乳?やぎ?そのまま飲めるの?コーヒー用????っていう感じ。
観光客向けの大きなみやげ店は店長が日本人、しかも大阪人。オルゴールを購入するのに大阪弁でやりとり。わかりやすいけど、なんだかな〜(^^;

ツェルマット
ツェルマット発→(ブリークで国鉄に乗換)→ミラノ

車内でパスポートコントロール。車内販売のアイスクリームも使用通貨がスイスフランからリラに。景色がレンガ色に変わってゆく・・・
ミラノについてすぐお昼なのでピザを。パリパリ。ヴォーノ(おいしいのポーズ)教わる。
ミラノ市内散策(ガレリア、ドゥオモなど)。おやつにジェラート。 姉の友人と合流しフェラガモやアルマーニへ案内してもらうが、不似合いな私たち(^^;
さらにもう1人の姉の友人と待ち合わせ、素敵なレストランへ。5人での夕食となったが、一人ずつコース内容が違い、いろんなお料理を頂く。

ミラノ
【ホテルPromcipe di SAVOIA】
国鉄でミラノ空港へ。スイス航空にてミラノ10:00発(チューリッヒ乗換)帰国の途へ

イタリアに残る姉に見送られミラノを発つ。チューリッヒには11:00に着き、13:00発まで空港で買物やお茶。チューリッヒからはビジネスクラスでの帰路となる。 (ダブルブッキングでラッキー!) 食事はコース料理♪前後は熟睡。

10 関西国際空港8:20着

※数年後のザッハトルテ事件?!

今回のスイスエア利用で、スイスエアのクオリフライヤー(マイル積算システム)に入った。
翌年もスイスエアを利用、翌々年のオーストリアエア利用でも加算され、特典旅行ができるマイルを確保したのだが、
その使用期限が迫る頃、私は妊婦。航空券の代わりに花束かホテルザッハのザッハトルテを送ってくれるという。
花よりだんごの私はもちろん後者を選択、親戚や友人に送ることに。

「とってもおいしい!」と喜んでもらえて良かったのだが・・・
連絡を忘れていた友人宅では「なんやこれ!気持ち悪い、外国からやで!何やろ?」としばらく放置されていたらしい。
ウィーンより直送の為、送り主(私たち)の名前が記載されていなかったらしい。さぞかし勇気をふりしぼって開封したのだろう、
心当たりで電話をかけてきてくれて、解決・・・電話連絡はこまめにしなくてはいけないですね・・・