2006年1月
スポーツ障害・外傷 スポーツ障害
     
学童期

思春期   
青年期   

       

骨端炎、成長痛

オーバーユース
筋損傷、筋膜損傷
膝蓋骨脱臼
靱帯、半月板損傷

オーバーユース
下肢のアライメント異常
筋肉のアンバランス
筋腱付着部の炎症
 (オスグット・シュラッター氏病)
関節軟骨の障害
 (膝蓋軟骨軟化症、離断性骨軟骨炎)
   
障害の予防 筋肉
   
環境  
用具  
コンデショニング 
練習内容
メディカル・チェック
コート面や練習環境
靴やスポーツ用具
心身の調整

速筋と遅筋

求心性収縮(concentric contraction)
遠心性収縮(eccentric contraction)

等張性運動(isotonic exercise)
等尺性運動(isometric exercise)
等速性運動(isokinetic exercise)

   
コンディショニング ストレッチ
   
からだづくり 筋力 柔軟性
ウォーミングアップ(準備運動)
  ストレッチ→体操→ランニング→ダッシュ
クーリングダウン
  ウォーミングアップの逆
ストレッチ

筋腱を伸ばして身体(関節)の柔軟性を高める
痛みを感じない範囲ではずみをつけず持続的におこなう
5秒程度5回位からはじめる
運動前、運動後、入浴後の1日3回はおこなう
   
オーバーユース  
   
練習量    
       


野球の投球数


ランニング 
小学生 1日1〜2時間以内
     週10時間以内
中学生 1日2〜4時間以内
     週20時間以内 
小学生50球
中学生70球  
高校生 100球
中学生1日10Km 月200Km
高校生1日15Km 月400Km
 
   
   
   
   
膝の疾患
2005年5月
   

膝の疾患は腰痛に次いで2番目に多く、若年者ではスポーツ障害、中高年では加齢にともなう変形が最も多くみられます。
膝痛の原因として若年者では成長期の痛み、スポーツ等の運動による痛みが多くみられます。明らかな外傷なしに除々に生じる痛みや腫れは、スポーツ障害といわれ様々な原因でおこってきます。
また明らかな外傷により生じる膝の損傷には、靱帯や半月板損傷、骨折、脱臼があります。特に十字靱帯損傷や膝蓋骨脱臼は頻度も高く、放置するとスポーツに復帰できず、適切な治療が望まれます。

 
スポーツ障害
Over Use
外傷


下肢のアライメント異常
(O脚、X脚、偏平足、回内足)

筋肉のアンバランス

筋腱付着部の炎症
(オスグット シュラッター氏病、ジャンパー膝、ランナー膝)

関節軟骨の障害
(膝蓋軟骨軟化症、離断性骨軟骨炎)



靱帯損傷
(側副靱帯損傷、十字靱帯損傷)

半月板損傷

骨折
(関節内骨折、骨端軟骨の損傷)

脱臼
(膝蓋骨脱臼)
   
一方、中高年では加齢に伴う変形性関節症や炎症性疾患である関節リウマチや、痛風、偽痛風などが多く見られます。
治療としてましては、運動、温熱、針などの理学療法、サポーター、ブレース、足底板などの装具療法、ビタミン、痛み止め、ヒアルロン酸、ステロイドなどの薬物療法、半月板切除、靱帯再建、人工関節置換などの手術療法があります。
当整形外科では、運動器の専門科として、これらのスポーツ障害や外傷、また変形性関節症でお困りの方に適切な治療をおこなっております。