石川県小松市近辺の史跡めぐり

2003年2月16日、出張で石川県小松市に来ており、休日になったので、
あいにくの雨の中、車にて小松市〜加賀市を散策してみました。
この辺りは、
源平の合戦場や、勧進帳の安宅関前田氏の小松城等があります。
それにも増して有名なのが温泉!!車で10〜20分の所に固まっています。
再び出張に来ましたので、休日に金沢に行ってきました。
帰りには、ゴジラ松井の記念館に行ってきました。

上のピンクのルートで周ってみました。



温泉巡り

山中温泉の総湯です。(350円)
これは男湯。中は大きい湯船が一つ。
結構深いです。
含石膏芒硝泉だそうです。
これは女湯。平成14年オープン!!
こちらも(350円)
山中温泉は男女風呂の建物は
別になっています。
鶴仙渓
山中温泉は山中にあるので谷間には
渓流が流れてます。
とはいってもかなり深いです。
山代温泉総湯(350円)
ホテル百万石があります
片山津温泉総湯(350円)
近くは源平の合戦場跡があります
加賀名物「娘娘饅頭」一つ90円
あっさりしてます。少し塩味がします
「にゃあにゃあまんじゅう」と読みます。


史跡巡り

大聖寺城跡:関ケ原の折、山口玄蕃
破り、
前田利長は城代を置いたが、
すぐに廃城となり、再建されなかった
本丸跡:土が盛ってあるだけです。
廃城後、入山禁制だったため
手付かずの自然が残っています。
贋金造りの洞穴:大聖寺城にあります。
明治新政府に弾薬供出を命ぜられ、
その資金作りのため贋金を作っていた
そうです。露見後、責任者は切腹。
然し子息には倍の禄を与えたそうです
首洗池:源平合戦の折、源氏に敗れた
平家の中でただ一騎踏みとどまり
戦ったのが
斎藤実盛でした。
老武者と侮られるのを恥とし、
髪を黒く染めて戦ったそうです。

討ち取られた後、この池で首を
洗ったとき、髪が見る見る白髪に
なっていったそうです。
片山津温泉の近くにあります。
勧進帳で有名な安宅関
源頼朝が、実弟の義経
捕らえるためだけに設けた関所です。
元々は住吉神社です。
海が近いです。
小松空港からすぐ。
白紙の勧進帳を書いてあるがごとく
読み通した
弁慶
疑われ、弁慶に打ち据えられる
義経
弁慶の忠誠心に心を打たれ
義経主従を通した
関守に任じられた
富樫左衛門秦家
3人の銅像があります。
小松城:1600年に前田氏が所領に。
1640年に加賀藩主:
前田利常
隠居領の居城として整備。
今では本丸櫓跡が残るのみ。
本丸は学校のグランドになってます。
隠居城ではあるが、金沢城の倍近い
広大な面積だったそうです。
外敵に対する防備を
充分に備えた城だったようです。
前田利常
(1593〜1658)加賀藩3代藩主。
小松に隠居。隠居後も産業の
発展に尽くし、人口も増え、
小松の発展の基礎が作られたそうです
利家の正室まつの子ではありません。

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