バタフライ・エフェクト ネタバレレビュー 前編
男が何者かから逃げて隠れています。
「もし何者かがこれを見てくれたなら、僕の見解は失敗だ。
そのとき僕は死んでいる。だがもしうまく戻ることができたならぼくは彼女を救えるだろう」と机の下に隠れながらメモを書きます。
そこに彼を探す人影。
男の名前はエヴァンというようです。
思わせぶりなオープニングですね。
場面がわかって13年前。
エヴァンと呼ばれる少年が犬と戯れています。
お母さんと参観日について話しています。
彼のお父さんは入院しているようです。
学校につくエヴァン。先生に呼び止められたお母さんはエヴァンがなりたい職業を書きなさいという課題に対して、人を殺した絵を書いたこと、そしてそれをエヴァン本人が覚えていないことを伝えました。
不安に思ったお母さんはエヴァンを病院に連れて行きます。
「父親の病気は遺伝していませんよね」と母。
「検査結果に異常はなくても、日記をとり記憶力を高め、毎日の出来事を確認して確かめてください」とお医者様。
お父さんの病気とは一体・・・?
翌朝、普通に日記を書くエヴァン。
ところが目を離した隙にエヴァンが台所で包丁を持っています。
びっくりするお母さんにエヴァン自身も「どうしてこうなったのか覚えていない」といいます。
お母さんは知り合いのおじさんにエヴァンのベビーシッター兼監視をお願いし、病院に向かいます。
エヴァンは気がつくと、裸でおじさんの娘と一緒におり、おじさんはビデオ撮影をしています。何が起こったのかわからないエヴァン。
無表情の娘。
性的虐待か・・・?
病院での結果は異常なし。しかしお医者さんはストレスで記憶喪失になった可能性もあると伝えます。
お母さんはお父さんに会えないストレスなのか?と思い、エヴァンを父親に会わせようとします。
父親は精神病院のようなところにいました。
面会するときの会話からは、もの心つく前に会えなくなった??
と、瞬間、突然父親がエヴァンの首を絞めます。
父親は「生かしておくな!こうするしかないんだ!」と。
大慌てで静止する母親と病院の人たち。
殴られて出血し気絶する父親。そのまま死んでしまいました。
それから6年後、やさぐれたエヴァンは悪友とビデオに撮られていた娘と一緒にタバコを吸っています。
物置からダイナマイトを発見した悪友たちはダイナマイトの導火線にタバコをくっつけてポストに入れるいたずらをします。
そこから記憶がなくなるエヴァン。
ダイナマイトをポストに入れた友人が森の中で倒れる瞬間で記憶が戻ります。
救急車で運ばれる友人にどうしてこうなったのか質問する母。
しかし記憶がないエヴァンには説明できません。
母親は催眠術の先生にお願いして、エヴァンの記憶を探ろうとします。
ダイナマイトが爆発するのを待っていたとき・・・・
赤い車がやってきて・・・
それ以上思い出そうとすると、苦しみだすエヴァン。
ついに鼻血まででてきて限界です。
それでも催眠術をかけるお医者さん。
けっきょく記憶は戻らないままでした。
エヴァンは一部始終をみていた友人たちに質問しても
「2度とその話はするな」と言われ硬く口を閉ざします。
悪友たちでその後ホラー映画を見ますが、席を離れる娘。
後を追い「別の映画にすればよかったね」とエヴァン。
彼女は「本当に覚えていないの?運がよかったね」と。
エヴァンが彼女の肩を触ると痛そうにしだします。
どうも彼女の父親から虐待を受けたようです。
彼女の父と兄が虐待しているようです。
エヴァンは彼女に「君はとてもきれいだ」と伝え2人はキスをします。
その直後に彼女の兄が「そこで何をしている」と。
兄が2人に近づこうとしたときに、他のひとがふざけて兄の足をひっかけてこけてしまいます。
ぶちきれた兄は足を引っ掛けた男に殴りかかり、エヴァンをにらみつけ、そのまま外に出されます。唖然とする表情でそれを見送るエヴァンと彼女。