● 全日本ジムカーナ名阪RD（2004 ・4・3 公開練習 4・4 公式競技 名阪Cコース）
全日本ジムカーナ第２戦の名阪ラウンドがやって参りました。
幸運にも、ももの元に「ありがたい観戦」のチャンスが舞い込んできたので（笑＆感謝）、いつも名阪や鈴鹿に車を出してくれる後輩くんコンビを土日に分けて恒例の「お願いします」作戦で応援部隊に出陣した。
今回戦いの舞台となるCコースは、Eコースと共に年末に改修工事をしていて、コースが広くなりました。
今までの慣れたコースとは異なるステージになっているので、どんな走りを見られるのか楽しみです。
全日本は前日の公開練習と翌日の本戦になっているので、今回のレポートは両日に分けてお届けします。
＜４・３ 公開練習＞
公開練習の土曜日は、天候には恵まれたものの凄い強風のため「はげる」かと思いました。（＾＾；
タワーの観戦スペースに設置されたアナウンス設備なんかも風に倒されるほどのものでした。
大袈裟かとは思ったけど、名阪の寒さに備えて「ダウンジャケット」装備で行って正解でした。
さてさて公開練習の模様ですが、燃えましたねえ〜☆
ドライコンディションですが、かなり風が強くて、何かしらの影響はあったのかな？
（ちょっとももには分からない領域なのだけど、もともとの車体の重さはあるけど軽量化を施したマシンが、コーナーリングなどでどちらかに荷重が偏ったときに風の影響はないのかな？なんて思って見てました。何もないのかもしれないけど。笑）
走りの迫力！これは何とも言えないものがありますね。たとえ車がひっくり返っても、悔しそうな表情を見せる気丈なドライバー。
ハンドルに命も一緒に握るドライバー。気迫がこもった熱い走りにいっぱい会えた。
マシンと一体になる瞬間、車という箱の物体は人間に支配される。しかしながらヤツも手強いもので一瞬をついて挙動を乱すんだけど、素早く修正される。（乱してるのも修正してるのも人間なんだけど、凄い☆）
走ってないももの表現は的確でないと思うけど、とんちんかんでも感動しちゃうステージが目の前にあるんです。
やっぱりももはジムカーナが一番面白い。
午後にはお日様効果で、路面温度も程良く食いつくいい感じになったのかな？
１本目よりも、それぞれのマシンの動きが最高の走りを引き出すべく素晴らしい動きを見せる。
さらなる「攻め」の走りを見たように思います。ギリギリのラインにマシンをつけ、次のセクションに向けて小気味よい加速をしてゆく。コンマ１秒の中に数台のマシンのタイムが並ぶ、白熱したバトル☆
もも自身が走っている訳でもないのにドキドキが止まらず、ましてや応援しているドライバーの順番になると説明しようのない緊張感がこみ上げて来て、その時は「いけえ〜〜〜っ！」って一緒に走っているような錯覚を覚えた。走っていないももに一緒に楽しむ機会をくれた大切な仲間たち。ずっと見てきた走りが今、全日本のステージまで来ている。フレッシュマンとかミドルとか言われていたクラスからずっと見てきた走り。そりゃ〜緊張もするか。（笑）
ももの「見た目」は、甚だ怪しいんだけど（汗）、進入と立ち上がりの繰り返しでセクションをクリアしていく訳なんですが、同じグリップを基調にした走りでも微妙に走りに違いのようなものがあって面白いですよね。（単にミスとかいうのは別ね。ももにはよっぽど目立ったスピンとかでなければ素早い修正が入る範疇は余りミスと見てなくて、それも視野に入れた走りと見る）
マシンのセッティングや、ドライバーの走り方とか要素はいろいろあるんだろうけど、ブレーキングポイントの微妙な違いとか、立ち上がりの早さとか、同じタイプの車に乗っていても「みんな違う車」で、乗り方もいろいろあるんだなーと感じる。
もちろん走り始めると、常に状況が変化し、同じコースを同じドライバーが走っても全く同じ状況にはならない訳なんだけど、進入とかは大きなミスがない限り、どのドライバーの乗り方みたいのが一番よく見えるところだと思う。
ゲームなんかしてると、ももなんかトップスピードでひたすら突っ走って「刺さる」人なので、こんな所で軽くちょん踏み（ブレーキ）するのかあとか、どうしてそのスピードが一瞬の作業で次の動きに「つながる」コントロールができるの？？？と不思議で仕方ないくらい洗練された走りがあるんだな・・・。比べる次元が「間違っている」（爆）けど、しっかりスピードを落として姿勢を変えるのが早かったり、一定のスピード（パワー？）は維持しながら荷重の移動を利用して、頭を出すのに最適な「おしりの出具合」でさくっとコーナーをクリアしちゃったり、ホントにマシン＆ドライバーの乗り方によって違うんだよね。
本戦は恐らく雨だろうと予測しつつ、練習の熱い走り、「波乱」は起こるのだろうか？などとドキドキと緊張感を胸に帰宅。
明日もめいっぱい走りきってね！という想いが募った。