<5月24日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内> 
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)*情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎「極東民族音楽フェスティヴァル『広いアムールのほとりで』は、高度な演奏の技のデモンストレーション」と題するおはなし

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだ
どうぞよろしく御付き合い願います。
 
【声のご出演】
・イーゴリ・モーシンさん(ハバーロフスク地方フィルハーモニー〔音楽協会〕の芸術監督)
・イリーナ・サモーイロヴァさん(ボリショーイ劇場&ゲンコーン・オペラ劇場のソプラノ歌手)
・ミハイール・グジョーフさん(シャリャーピン賞を受賞しているマリイーンスキイ劇場&ゲンコーン・オペラ劇場のバス歌手)
・コンスタンチーン・エーシポフさん(マガダーン・ロシヤ・オーケストラの首席指揮者)
 
【音楽♪】
・ジョルジュ・ビゼー(仏、1838-1875)作曲・付随音楽『アルルの女』
(フランスの作家アルフォンソ・ドデーの劇のための音楽)より、
第2組曲の第4曲「ファランドール」(演奏:コンスタンチーン・エーシポフ指揮&マガダーン・ロシヤ・オーケストラ)

・ピョートル・ブラーホフ(露)作曲・『私は欲しくありません』
(独唱:イリーナ・サモーイロヴァ、演奏:マガダーン・ロシヤ・オーケストラ)

・ジュール・マスネー(仏、1842-1912)作曲:悲歌〔“マスネーの悲歌”〕
(独唱:ミハイール・グジョーフ、演奏:マガダーン・ロシヤ・オーケストラ)

・エヴゲーニイ・ヂェルベーンコ作曲・『黒い瞳』の主題による幻想曲(手風琴独奏:ゲンナーヂイ・カルムィコーフ)

・モソローフ&ガヴリーロフ作曲・ロシヤ民謡『夕べの鐘』の主題による演奏会用小品
(演奏:マガダーン・ロシヤ・オーケストラ)
 
【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。まず、中国内陸部で発生した四川大地震で被災した方々にロシヤ極東よりつつしんで
お見舞い申し上げます。さて、5月もあと一週間ですね。そろそろ衣替えの用意を、という方も
いらっしゃるのではないでしようか。フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の
暦をひもときますと、今日5月24日は、こんな日だそうです。
 
<記念日・年中行事>
今日は、「スラヴの文字と文化の日」、先日アイスホッケーの世界選手権でロシヤに惜敗した
カナダでは「ヴィクトリア女王誕生日」、エクアドルでは1822年のピチンチャの戦いでの勝利を
記念する「ピチンチャ戦勝記念日」、1993年にエチオピアから独立したエリトリアでは「独立記念日」。
 
<できごと>
1705年 ピョートル1世がニキータ・ヂェミードフにウラールのクングール地区における冶金工場の
            建設を許可する布令を発布。
1800年 ペチェルブールグでロシヤ近代兵学の祖アレクサーンドル・スヴォーロフの葬儀が営まれる。
1826年 ニコラーイ1世が農奴制の不動にかんする布令を発布。
1866年 検閲により雑誌『ソヴレメーンニク〔同時代人〕』の発行が停止される。
1900年 サンクトペチェルブールグの新しい海軍工廠でニコラーイ2世により
            巡洋艦『アヴローラ〔オーロラ〕』の進水式が行われる。
1925年 新聞『コムソモーリスカヤ・プラーヴダ』が創刊される。
1932年 レニングラード・モスクヴァ間の郵便および貨物の定期航空便が開設される。
1950年 スウェーデン出身の女優イングリッド・バーグマンとイタリヤの映画監督ロベルト・ロッセリーニが結婚。
1960年 トゥーポレフ124型旅客機の初飛行。
1980年 JOCがモスクヴァ五輪ボイコットを最終的に決定。
1992年 スラヴの文字の祝日にモスクヴァの中心部のスラヴャーンスカヤ広場〔もとのノギーン広場〕で
            スラヴ文字を作ったといわれる兄弟キュリロスとメトディオスの像の除幕式が行われ、
            モスクヴァのクレームリのウスペーンスキイ大聖堂で祈祷式が執り行われる。
2001年 いつもこのコーナーでお世話になっていますロシヤ語のフリー百科辞典『ウィキペディア』に最初の項目が現れる。
2003年 ラトヴィヤの首都リーガのスポーツ興行コムプレックス『スコーント』で第48回歌謡コンクール
            『ユーロヴィジョン』が開催される。ロシヤから出場したグループ『タトゥー』は3位に。
2003年 モスクヴァの赤の広場でのポール・マッカートニーの最初のコンサート。
 
<誕生日>
827年 キリール〔キュリロス〕(俗名コンスタンチーン)、聖亜使徒、スラヴの文字の父(〜869年)
1830年 アレクセーイ・サヴラーソフ、ロシヤの移動展派の画家(〜1897年。代表作:『ミヤマガラスたちが飛来した』。)
1899年 アンリ・ミショー、ベルギー出身のフランスの詩人・画家(〜1984年)
1902年 横溝正史、推理作家(〜1981年)
1905年 ミハイール・ショーロホフ、ロシヤの作家、1965年のノーベル文学賞受賞者
            (〜1984年。代表作:『静かなドーン』、『開かれた処女地』、『人間の運命』。)
1923年 鈴木清順、映画監督
1940年 イオーシフ・ブローツキイ、ロシヤの詩人、1987年のノーベル文学賞受賞者
            (〜1996年。※5月15日付の地元の新聞『太平洋の星』に拠りますと、モスクヴァに詩人の
            イオーシフ・ブローツキイとボリース・パステルナークの像が建立されることになりました。
            前者はノヴィーンスキイ並木道に、後者は2010年にヴォルホーンカのA.S.プーシキン名称
            国立造形芸術博物館〔“プーシキン美術館”〕の隣に、お目見えする予定だそうです。)
1941年 ボブ・ディラン、アメリカの歌手、詩人、作曲家
1942年 小沢一郎、政治家
1972年 オクサナ・スカールヂナ、ウクライナ・ザポロージエ出身の元・新体操選手
            (1992年のバルセロナ・オリムピックの個人総合の銅メダリスト。)
 
<忌日>
1543年 ニコラウス・コペルニクス、天文学者(1473年〜)
1949年 アレクセーイ・シチューセフ、建築家(1873年〜。代表作:モスクヴァのカザーニ駅、赤の広場のレーニン廟。
            ※弊局のラヂオ百科事典『ロシヤのすべて/АからЯまで』にこの人物の項目があります。)
1971年 平塚らいてう、作家・フェミニスト・女性解放運動家(1886年〜)
1974年 デューク・エリントン、ジャズピアノ奏者(1899年〜)
2000年 オレーグ・エフレーモフ、舞台・映画俳優、演出家、ソ連邦人民芸術家。
            (1927年〜。※1956年から劇団『ソヴレメーンニク〔同時代人〕』を主宰、
            1970年からはモスクヴァ芸術座の演出家。)


 なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。
お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、
受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407, Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室), +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)

それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々と
なりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。
今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。
ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
 
【最新ヴェリカード情報】
≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫
@シェローノフ通りの19世紀の裕福な住民の典型的な家屋。(通し番号:0821)
A総督の家。1884-1896年。ロシヤ軍管区将校会館に改築。1934-1937年。(0822)
B軍人会館。1887年。現在はこの建物に極東美術館があります。(0823)
 
C帝室ロシヤ地理学協会沿アムール支部博物館。1896年。現在はN.I.グロヂェーコフ名称
ハバーロフスク地方郷土誌博物館[現在は極東国立博物館に改称されています]。  (0824)
 
Dピヤンコーフ家の持ち家。1900年。百年前と同様にこの建物には店舗があります。(0825)
Eインノケーンチエフスコエ市立女学校。1900年。(0826)
Fプリュスニーン家の持ち家。1902年。現在は極東国立学術図書館。(0827)
Gフレーブニコフ家の持ち家。1902年。現在はハバーロフスク地方音楽協会と薬局。(0828)
H出納局もしくはアムール県財務局。1902年。現在はビジネスセンター『パールス』。(0829)
I国立銀行。1907年。2002-2005年に改修。現在は極東軍管区歴史博物館。(0830)
J市自治会館。1909年。現在は児童創作会館。(0831)
K竹内家の持ち家。1912年。革命以前はこの建物にホテル『ルーシ』がありました。(0832)
(※ご希望のカードがございましたら、お便りにその旨お書き添えくださいませ。)

【画像】
・ハバーロフスク地方フィルハーモニー〔音楽協会〕が入っている建物と同フィルハーモニーの
コンサートホールが入っている建物(これは、最新ヴェリカードシリーズ≪セピア色の街〜
ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫のG「フレーブニコフ家の持ち家。
1902年。現在はハバーロフスク地方音楽協会と薬局。〔通し番号:0828〕」とB「軍人会館。1887年。
現在はこの建物に極東美術館があります。〔0823〕」の写真です。)
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・ハバーロフスク開基150周年に時を合わせた除幕式を目前にした高さ4メートルのヤーコフ・
ヂヤチェーンコ〔ハバーロフスクの基となった哨所「ハバーロフカ」を築いた第13シベリヤ大隊の
隊長さんです。〕像(制作は、モスクヴァの彫刻家アレクサーンドル・ルカヴィーシニコフさんです。
5月14日、シェフチェーンコ通りにて。うしろはホテル『イントゥリースト』です。)
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・薄紫のライラック(5月18日、ガイダール通りにて。)SK052403.JPG - 54,582BYTES

・梨か林檎と思しき木のそばで憩う人々(5月18日、日曜日のヂナーモ公園にて。)
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音声ページに行く (翌日以降に更新されます)

2008年2月3月のシベ極情報  2008年6月のシベ極情報


<5月17日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
 
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)*情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎ハバーロフスクでの日本詩歌フェスティヴァルについての「私たちは私たちの世界が不思議なことを
理解するために俳句を書いています」と題するおはなし

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだ
どうぞよろしく御付き合い願います。
 
【声のご出演】
・貝谷俊男さん(在ハバーロフスク日本国総領事)
・河原地英武〔かわらぢ ひでたけ〕さん(京都産業大学外国語学部教授、俳句結社『伊吹嶺〔いぶきね〕』同人
 ※東京外国語大学ロシヤ語学科のご出身で作家・島田雅彦さんのご友人だそうです。)
・アナスタシーヤ・プストーフスキフさん(ハバーロフスクっ子)
・イリーナ・フィラートキナさん(極東国立学術図書館館長、文学修士)
・エヴゲーニヤ・イヴァーンチェンコさん(ハバーロフスクのテレヴィ局『グベールニヤ』のジャーナリスト)
 
【ひとりごと便り】
早いもので暦のうえでは春もあと半月足らずですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、
今日5月17日は、こんな日だそうです。
 
<記念日・年中行事>
今日は、ノルウェーでは「独立記念日(憲法記念日)」、ナイジェリアでも「憲法記念日」、キューバでは「農業改革の日」。
そして、「世界電気通信日」、これは、国際電気通信連合(ITU)が1968年に制定したもので、
1865年のこの日にITUの基礎となった最初の万国電信条約が署名されたとのことです。
そして、明日は、「国際親善デー」ということで、もしすると、みなさまがお住まいのところでも
心和む交流の催しが行われるのではないでしょうか。
 
<できごと>
1189年(文治5年4月30日) 衣川合戦。源義経追捕の宣旨(せんじ)により藤原泰衡(ふじわらの・やすひら)が
            衣川館(ころもがわのたち)を襲う。源義経は自害。(※義経は蝦夷から大陸に渡りチンギスハンとなって
            甦ったとの伝説も。)
1703年 ロシヤ艦隊が最初の勝利を収める(ネヴァー河の河口で2隻のスウェーデン船にたいして)。
1727年 ピョートル1世の幼少の孫、ピョートル2世が即位。
1805年 ボンでベートーヴェンのヴァイオリンソナタ『クロイツェル』が初演される。(※ウィーンでの初演は1803年のようです。)
1887年 ドネーツ炭田の炭鉱労働者たちの最初のストライキが始まる。
1909年 興行主セルゲーイ・ヂャーギレフによって『セゾン・リュッス(ロシヤの季節)』の公演がパリで始まる。
1916年 イギリスで世界で初めて夏時間への移行が行われる。
1918年 シベリヤでチェコスロヴァキヤの部隊の蜂起が始まる。ロシヤにおける国内戦の始まり。
1944年 クルィミヤ自治ソヴェート社会主義共和国の廃止。
1985年 ソ連で「常習飲酒およびアルコール依存の克服ならびに酒の密造の根絶にかんする措置についての」決定が採択される。
2007年 モスクヴァの救世主キリスト聖堂でモスクヴァ総主教座と在外ロシヤ正教会のあいだの和解にかんする文書の調印式が行われた。
2007年 韓国と北朝鮮の間で56年ぶりに分断された南北鉄道で鉄道の試運転が行われた。
 
<誕生日>
1788年 マリーヤ・ダルゴムィーシスカヤ、詩人(〜1851年。※先月の『シベ銀』でお届けいたしました
            プーシキンの詩による歌曲『友たちへ』を作曲した作曲家アレクサーンドル・ダルゴムィーシスキイの母親です。)
1847年 イヴァーン・ツヴェターエフ、ロシヤの学者(〜1913年。※モスクヴァの皇帝アレサーンドル3世名称芸術博物館
            〔現在は、A.S.プーシキン名称国立造形芸術博物館、“プーシキン美術館”。〕の創設者で初代館長。
            詩人マリーナ・ツヴェターエヴァの父親。)
1866年 エリック・サティ、フランスの作曲家(〜1925年)
1904年 ジャン・ギャバン、俳優(〜1976年。※1956年のドストエーフスキイ原作のフランス映画『罪と罰』で
            先週のこのコーナーでご紹介いたしましたマリーナ・ヴラディと共演しているようです。)
1908年 横山隆一、漫画家(〜2001年。代表作:『フクちゃん』。)
 
<忌日>
1189年(文治5年閏4月30日) 源義経(牛若丸)、武将(1159年〜)
1510年 サンドロ・ボッティチェッリ、イタリヤの画家(1445年〜。代表作:『ヴィーナスの誕生』、『春』。)
1727年 エカチェリーナ1世、ロシヤ皇帝(1684年〜)
1818年(文政元年4月13日) 伊能忠敬、測量家(1745年〜。
            ※タタール[韃靼]海峡〔日本名:間宮海峡〕を発見した間宮林蔵の測量の師ともいえる人物だそうです。)
 
1986年 リュドミーラ・パホーモヴァ、ソ連のフィギュアスケート選手(1946年〜。※1976年のインスブルック・オリムピックのアイスダンスの金メダリスト。)
1998年 ニーナ・ドルリアーク、ソ連のソプラノ歌手(1908年〜。※ピアニストのスヴャトスラーフ・リーヒテルの夫人。)
2007年 メリー・ホプキン、ウェールズ出身の英国の歌手(1950年〜。
            ※今から40年まえの1968年のヒット曲『悲しき天使/Those Were the Days』の原曲は、
            ロシヤの歌『長い道を/Дорогой длинною』〔詩:コンスタンチーン・ポドレーフスキイ、
            曲:ボリース・フォミーン〕だそうです。)
 
 なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。
お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、
受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407, Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室), +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:
okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)
 

ではここで、リスナーの方々からお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます・・・。
 
今週の初めになんと自転車でポルトガルのリスボンまで行かれるというロス・アンジェルス在住の
日本人のかたが支局を訪ねてくださいましたおかげで、今回の俳句についての原稿を翻訳しながら
こんな懐かしい一句が浮かんでまいりました。「昼顔の見えるひるすぎぽるとがる/加藤郁乎〔いくや〕」
(第一句集『球体感覚』〔1959年〕所収の作品)。
 
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々と
なりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。
今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。
ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
 
【最新ヴェリカード情報】
≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫
@シェローノフ通りの19世紀の裕福な住民の典型的な家屋。(通し番号:0821)
A総督の家。1884-1896年。ロシヤ軍管区将校会館に改築。1934-1937年。(0822)
B軍人会館。1887年。現在はこの建物に極東美術館があります。(0823)
 
C帝室ロシヤ地理学協会沿アムール支部博物館。1896年。現在はN.I.グロヂェーコフ名称
ハバーロフスク地方郷土誌博物館[現在は極東国立博物館に改称されています]。  (0824)
 
Dピヤンコーフ家の持ち家。1900年。百年前と同様にこの建物には店舗があります。(0825)
Eインノケーンチエフスコエ市立女学校。1900年。(0826)
Fプリュスニーン家の持ち家。1902年。現在は極東国立学術図書館。(0827)
Gフレーブニコフ家の持ち家。1902年。現在はハバーロフスク地方音楽協会と薬局。(0828)
H出納局もしくはアムール県財務局。1902年。現在はビジネスセンター『パールス』。(0829)
I国立銀行。1907年。2002-2005年に改修。現在は極東軍管区歴史博物館。(0830)
J市自治会館。1909年。現在は児童創作会館。(0831)
K竹内家の持ち家。1912年。革命以前はこの建物にホテル『ルーシ』がありました。(0832)
(※ご希望のカードがございましたら、お便りにその旨お書き添えくださいませ。)

【画像】
・極東国立学術図書館(これは、支局発行の最新ヴェリカードシリーズ
≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(12種類)≫のF「プリュスニーン家の持ち家。1902年。
現在は極東国立学術図書館。(通し番号:0827)」の写真です。)
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・2004年のハバーロフスク開基146周年にちなんでハバーロフスクで発行された英日訳つきの句画集
『ハバロフスク漫ろ歩き』〔版画:ニコラーイ・ホロドーク、俳句:アレクサーンドル・ヴルブレーフスキイ〕
(これは、たしか一昨年のモスクヴァ局のお年玉クイズの支局からのSK051702.JPG - 40,104BYTES
プレゼントとして提供させていただいたもので、現在岡山市在住の植村昭男さんが当籤されました。)

・5月9日、戦勝記念日のパレードをまえに筆者と煙草を分け合ったふたりの兵士。プーシキン通りにて。SK051703.JPG - 38,422BYTES

・5月9日、戦勝記念日に出逢った胸に聖ゲオールギイのリボンを結んだ少女。SK051704.JPG - 48,138BYTES

・5月9日、戦勝記念日のパレード。放送センター脇の戦没者慰霊コムプレックスのそばで。SK051705.JPG - 43,231BYTES

・5月9日、戦勝記念日22時からのアムール河畔での祝砲と花火。
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<5月10日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内> *情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎ハバーロフスクでの国際フェスティヴァル『新人たち(ニュー・ネームズ)』についてのルポルタージュをお伝えいたします。
ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
 
【声のご出演】
・リュドミーラ・ニキーチナさん(国際慈善基金『新人たち(ニュー・ネームズ)』・極東支部長)
・武藤年和さん(在ハバーロフスク日本国総領事館・次席領事)
・イリヤ・ヂェルビーロフさん(極東交響楽団・芸術監督&首席指揮者)
・アリョーナ・リムさん(ハバーロフスク第1児童音楽学校の生徒)
・オレーグ・クーヂンさん(ハバーロフスク国立地方芸術カレッジのヴァイオリン教師)
・ダーシャ・ルードニクさん(ハバーロフスク国立地方芸術カレッジの学生)
・リュボーフィ・エフィーモヴァさん((ハバーロフスク国立地方芸術カレッジの教務担当副校長)
 
【音楽♪】
・ヨハン・シュトラウス作曲の『春のワルツ』をモチーフにした作品
 (独奏:イリーナ・コートヴァ〔ハバーロフスク国立地方芸術カレッジの学生〕、演奏:極東交響楽団。)
・ジョヴァンニ・バチスタ・ペルゴレージ作曲・歌劇『奥様になった女中』より、
 ウベルトとセルピーナの二重唱(歌唱:ドミートリイ・トリーフォノフ&オーリガ・マチューシナ、演奏:極東交響楽団。)
・マックス・ブルッフ作曲・ヴァイオリン協奏曲ト短調より、第2楽章(独奏:アリョーナ・リム、演奏:極東交響楽団。)
・フリッツ・クライスラー作曲・中国の太鼓・作品3(ヴァイオリン独奏:ダーシャ・ルードニク。)
・ロシヤ極東の作曲家アレクサーンドル・ノーヴィコフ作曲・『ヴィヴァ、アカデミー!』の一部
 (演奏:第18回国際フェスティヴァル『新人たち(ニュー・ネームズ)』の参加者たち。)
 
【ひとりごと便り】
春の連休シーズンはいかがでしたでしょうか。外国を、もしかすると、ロシヤを旅されたという方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日5月10日は、
こんな日だそうです。
 
<記念日・年中行事>
日本では、明日が「母の日」か思いますけれども、バーレーン、香港、インド、マレーシア、メキシコ、ニカラグア、オマーン、
パキスタン、カタール、サウジアラビア、シンガポール、アラブ首長国連邦では、今日が「母の日」、ドイツでは「本の日」、
ミクロネシアでは「国家宣言の日」、タイでは「農民の日」、台湾では「海の神様の日」、そして、日本では、愛鳥の日で、
5月16日まで愛鳥週間だそうですね。ちなみに、このあいだ、年の初めに山形市の伊藤慶彌さんがお送りくださいました
山形県の郷土カレンダーをめくりましたら、5月4日の、またぎの里、小国町〔おぐにまち〕での「熊まつり」が写真入りで
紹介されていまして、その前日のこの番組に出てまいりましたアムール河流域の少数民族ナナイ人の「熊まつり」のことが
想い起こされました。
 
<できごと>
1883年 モスクヴァで最初の22のアーク灯がともる。
1908年 アメリカ・フィラデルフィアの教会で世界初の「母の日」を実施。
1919年 モスクヴァのモスクヴァ・カザーニ鉄道で最初の大衆的共産主義土曜労働が実施される。
1932年 レニングラードの工場『コミンテ―ルン』が最初のソ連製テレヴィを生産。
 
<誕生日>
1866年 レフ・サモーイロヴィチ・バークスト、画家、舞台美術家(〜1924)
1906年 吉行エイスケ、詩人(〜1940年)
1938年 マクシーム・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ、作曲家、指揮者、D.D.ショスタコーヴィチの子息
1938年 マリーナ・ヴラディー(本名:マリーナ・ヴラヂーミロヴナ・ポリャコーヴァ=バイダーロヴァ)、
           ロシヤ出身のフランスの映画女優、歌う詩人で俳優のヴラヂーミル・ヴィソーツキイの未亡人
1950年 ナターリヤ・セルゲーエヴナ・ボンダルチューク、女優、演出家
           (アンドレーイ・タルコーフスキイ監督の映画『惑星ソラリス』にハリー役で、スタンダール原作の映画『赤と黒』に
           レナール夫人役で、出演。父親は、『人間の運命』、『戦争と平和』、『ヴァーニャ叔父さん』といった作品で
           有名な俳優で監督のセルゲーイ・フョードロヴィチ・ボンダルチューク。)
1954年 丸山圭子、シンガーソングライター
1965年 草刈民代、バレエダンサー、女優
 
<忌日>
1849年  (嘉永2年4月18日) 葛飾北斎、浮世絵師(1760年〜。代表作:『富嶽三十六景』。)
1889年 ミハイール・エヴグラーフォヴィチ・サルトィコーフ=シチェドリーン、ロシヤの作家
           (1826年〜。代表作:『ゴロヴリョーフ家の人々』。)
1909年 二葉亭四迷、小説家(1864年〜)
           (※トゥルゲーネフ、トルストーイ、ガールシン、ゴーリキイ、ゴーゴリ、アンドレーエフといったロシヤの作家の作品を翻訳。)
1960年 ユーリイ・カールロヴイチ・オレーシャ、作家(1899年〜)
           (※代表作の『羨望』はかつて文庫版で邦訳が出ていたように思います。)
1964年 ミハイール・フョードロヴィチ・ラリオーノフ、画家、舞台美術家、芸術理論家(1881年〜)
 
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。
お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、
受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407, Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室), +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:
okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)
 
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。
 
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々と
なりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。
今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。
ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
 
【画像】
・リレーの襷を待つ走者の方たち(5月2日、プーシキン通りで。)
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・お供えの生花や造花を売る露店(5月3日、ハバーロフスク市の中央墓地の入り口で。)028 (1).JPG - 49,976BYTES

・慈雨を享けるチェリョームハ〔エゾノウワミズザクラ〕(5月4日、拙宅の窓から撮影。)034.JPG - 46,376BYTES

・最新ヴェリカード≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫

・国立ハバーロフスク地方芸術カレッジ(4月28日、ヴォロチャーエフスカヤ通りにて。)


<5月3日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内> 
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)*情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎ハバーロフスク地方でのフェスティヴァル『私の家族は私のロシヤ』についての音楽を交えたルポルタージュ

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
 
【声のご出演】
・ラリーサ・バールィシェヴァさん(ハバーロフスク地方・社会問題局・局長)
・ローザ・ラープチェヴァさん(『ロシヤ民族文化センター』所長)
・ナヂェージダ・ボーグルさん(『共和国サハ〔ヤクーチヤ〕民族文化センター』所長)
・エミーリヤ・ゴーフマンさん(『ドイツ民族文化センター』所長)
・リュボーフィ・ハールチェンコさん(ウクライナ人)
・ライーサ・バラーノヴァさん(ナナイ人)
・リュボーフィ・ベリディーさん(ナナイ民族アンサムブル『イルガ・ダリニ〔歌う模様たち〕』の主宰者)
 
【音楽♪】
・音の絵『ロシヤの冬』(指揮:アーシャ・フールタさん、演奏:国立ハバーロフスク芸術カレッジ・ロシヤ民族楽器オーケストラ)
・セルゲーイ・ラフマーニノフ〔露〕作曲・6つの歌曲・作品38、第1曲『夜ふけに私の庭で』
(歌唱:アナスタシーヤ・キーコチさん〔国立ハバーロフスク芸術カレッジの学生〕)→ロシヤ語の訳詩と拙訳は下をご覧ください。
・ウクライナ語の歌(歌唱:リュボーフィ・ハールチェンコさん)
・自然と人々は一つという内容のナナイ民謡(歌唱:ライーサ・バラーノヴァさん)
・ナナイ人の民族的な作品(ハバーロフスク地方ナナイ地区トローイツコエ村のナナイ民族アンサムブル『イルガ・ダリニ〔歌う模様たち〕』)
 
『夜ふけに私の庭で』(詩:アヴェチーク・サアーコヴィチ・.イサアキャーン〔アルメニヤの有名な詩人で散文家、1875-1957。〕により、象徴主義の詩人アレクサーンドル・ブローク〔1880-1921〕のロシヤ語訳) 

夜ふけに私の庭で
 
しだれ柳が泣いている、
 
それは慰めようがない、
 
柳、悲しき柳。
 
早い朝がきらめき、
 
優しき乙女の空焼けが
 
さめざめと泣く柳の
 
涙を巻毛でぬぐう。
Ночью в саду у меня
 
Плачет плакучая ива,
 
И безутешна она,
 
Ивушка, грустная ива.
 
Раннее утро блеснет -
 
Нежная девушка-зорька
 
Ивушке, плачущей горько,
 
Слезы - кудрями отрет.

  
【ひとりごと便り】
いよいよ5月ですね。春の連休シーズンをみなさまいかがお過ごしでしょうか。
お住まいのところでは、今はどんな草花が風にそよいでいますでしょうか。しばらくお休みさせていただいておりました
この『シベリヤ極東ジャーナル』を今週から再開させていただけることになりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日5月3日は、こんな日だそうです。
 
<記念日・年中行事>
日本では憲法記念日(1948年〜) 、ポーランドでも憲法記念日、アメリカでは教師の日、シエラレオネでは独立の日、
南アフリカでは自由の日、そして、世界出版の自由の日だそうですね。
 
<できごと>
1494年 クリストファー・コロムブス(イタリア語名はクリストーフォロ・コロムボ)がジャマイカを発見。
1783年 ウクライナで農民の農奴化にかんする布告。
1791年 ポーランド王国でヨーロッパ初の近代的成文憲法である5月3日憲法が成立する。
1902年 アメリカで『ペプシコーラ』社設立。
1904年 アメリカの発明家ジョージ・パーカーが自身の最初の万年筆の特許権を獲得。
1906年 ニコラーイ2世がロシヤ語、フィンランド語、スウェーデン語をフィンランドにおける公用語と認める。
1946年 極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷。
1947年 日本国憲法施行。
1953年 ドイツでラヂオ局『ドイチェヴェレ』が放送開始。
  
<誕生日>
1870年 アレクサーンドル・ベヌアー、ロシヤの“銀の時代”の美術家(〜1960年)
1891年 ミハイール・ブルガーコフ、ソヴェートの作家(〜1940年)(代表作:『巨匠とマルガリータ』、『犬の心臓』、『白衛軍』)
(※先月の日ロ交流協会・会報の新刊情報に拠りますと、『巨匠とマルガリータ』は、水野忠夫訳の全面改訂決定版が
河出書房新社より刊行されているそうです。)
1910年 オーリガ・ベルッゴーリツ、ソ連の女流詩人、国家賞受賞者(〜1975年)
(※第二次世界大戦中に包囲下のレニングラードに最後まで留まった詩人です。)
 
<忌日>
1616年 ウィリアム・シェイクスピア、イギリスの劇作家・詩人(1564年〜)
1856年 アドルフ・アダン、フランスの作曲家(1803年〜)(代表作:バレエ音楽『ジゼル』、『海賊』)
1971年 高橋和巳、小説家(1931年〜)
1997年 ナルシソ・イエペス、スペインのギタリスト(1927年〜)

2000年 中田喜直、作曲家(1923年〜)
           (代表作:『ちいさい秋みつけた』、『めだかのがっこう』、『夏の思い出』、『雪の降るまちを』)
           (※小学校2年生のときでしたか、通っていた埼玉の西浦和小学校の校歌をこの方が作曲してくださったことを、
           ふと思い出しました。)
 
2002年 エヴゲーニイ・スヴェトラーノフ、指揮者、ソ連人民芸術家、社会主義労働英雄(1928年〜)
           (※『シベリヤ銀河ステーション』では、今年1月より毎月、この方の指揮によるチャイコーフスキイ作曲の
           『四季/12の性格的描写』を、エピグラフの詩の拙訳を添えてお届けしております。)
 
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。
お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、
受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407, Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室), +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:
okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)

 
【最新ヴェリカード情報】
≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫
@シェローノフ通りの19世紀の裕福な住民の典型的な家屋。(通し番号:0821)
A総督の家。1884-1896年。ロシヤ軍管区将校会館に改築。1934-1937年。(0822)
B軍人会館。1887年。現在はこの建物に極東美術館があります。(0823)
 
C帝室ロシヤ地理学協会沿アムール支部博物館。1896年。現在はN.I.グロヂェーコフ名称ハバーロフスク地方郷土誌博物館
[現在は極東国立博物館に改称されています]。  (0824)
 
Dピヤンコーフ家の持ち家。1900年。百年前と同様にこの建物には店舗があります。(0825)
Eインノケーンチエフスコエ市立女学校。1900年。(0826)
Fプリュスニーン家の持ち家。1902年。現在は極東国立学術図書館。(0827)
Gフレーブニコフ家の持ち家。1902年。現在はハバーロフスク地方音楽協会と薬局。(0828)
H出納局もしくはアムール県財務局。1902年。現在はビジネスセンター『パールス』。(0829)
I国立銀行。1907年。2002-2005年に改修。現在は極東軍管区歴史博物館。(0830)
J市自治会館。1909年。現在は児童創作会館。(0831)
K竹内家の持ち家。1912年。革命以前はこの建物にホテル『ルーシ』がありました。(0832)
(※ご希望のカードがございましたら、お便りにその旨お書き添えくださいませ。)

 
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。
 
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々と
なりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。
今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。
ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【画像】
 
・国立ハバーロフスク地方芸術カレッジ(4月28日、ヴォロチャーエフスカヤ通りにて。)
 

・復活大祭のケーキ(пасхальный кекс)を売る露店
(4月25日、受難週間の聖大金曜日に、レーニン通りの食料品店のまえで。)
 

・復活大祭用の円筒形の甘いパン「クリーチ(кулич)」を売る露店
(4月25日、受難週間の聖大金曜日に、レーニン通りの軽食堂のまえで。)

 
・わが家でいただいた小さな「クリーチ」(4月25日、拙宅で。)  

・最新ヴェリカード≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫

 

久しぶりに「シベリヤ極東ジャーナル情報」のページを更新しました。岡田アナウンサー、いつもありがとうございます。
なお前回3月1日の「シベリヤ極東ジャーナル情報」は2月分に統合しましたのでまたご覧下さい。