計画シリーズ第二弾は、巷で大人気の Dale Earnhardt Jr. が駆る Budweiser 号です。 オヤジの人気をそのまま引継ぎ、更に新しいファンまでも獲得してしまった彼ですが、プラモデル用のデカールにもその人気のほどが伺えます。 2001年 Budweiser Early Version、Budweiser Late Version 共に SOLD OUT で入手困難状態! オーダーするのが遅かった事もあり、辛うじて夏の Daytona Pepsi 400 で勝った All Star Game 2001 バージョンが入手できただけ・・・ 2002年バージョンも早い目にオーダーしないとまたすぐに売切れてしまいそうな勢いです。 で、その All Star Game 2001 のデカールを元に、2002年レギュラーバージョンのカラーリングを再現してみる事にしました。 下が元になるデカールです。 必用なロゴは、‘Bud’、‘Budweiser’、‘8’、‘The Outlaw’ぐらいです。 ルーフサインやその他の細かいロゴなどは、雑誌などから取り込む事にします。

まずは、スキャナーで Budweiser のロゴから取り込みます。 取り込む大きさは、ボディーの大きさに合わせ、とりあえず 240% ( 2.4倍 )で取り込みます。 その取り込んだ画像を Illustrator のテンプレートで表示させロゴを作ります。 下が出来上がったロゴです。 ここでは実物より大きく表示しています。 実寸で横幅15センチぐらいです。

Stika 用に線だけのデータにするととりあえず完成です。 完成したものの金の縁取り、黒の縁取りが Stika でうまくカッティング出来るかどうか心配です・・・ 

で、テストカッティングしてみました。 かなり細い黒の縁取りの方を心配していたのですが、物の見事にカッティングしてくれました。 金の縁取りで0.7ミリぐらい、黒の縁取りの細い部分で0.2〜0.3ミリぐらいです!

Bud号 2002年 Daytona バージョンのデカール買っちゃいました! 今回は、発売される前にオーダーしておいたので確実にゲットする事ができました。 この JWTBM のデカールはカルトグラフ製なので印刷のズレ等も無く、トレースするのにうってつけです! 各シート 500 枚の限定生産です。 国内のショップでも買う事が出来ますが1600円 ( 送料別 ) とかなり高値です。 これからは、これを元にして 10th スケール用に起こして行きたいと思います。 めざせ完コピ!

Budweiser のロゴはすでに完成しているので、あとはフードの‘Bud’、‘KING OF BEERS’と‘8’それから‘The Outlaw’、‘DRAKKAR NOIR’、‘Dale Earnhardt Jr ( ルーフサイン )’のデータを作ればほぼ完成! あとは気分しだいで Bud Shootout バージョン、Gatorade Twin 125 バージョン、Daytona 500 バージョンのどれかにしようと思ってます。 でも Daytona 500では、29位とあまり目立った活躍が出来なかったので Bud Shootout か Gatorade Twin 125 のどちらかに!

今回の計画シリーズは、かなり長期戦の予感・・・

ドア部分とルーフ部分の‘8’のデータが完成しました。 で、前後のライト部分の‘8’は、ライトデカールの大きさに合わせて左の‘8’を小さくして使います。

フード部分のロゴです。 ‘KING OF BEERS’は、Streamline でトレースしてみたもののうまくトレース出来なかったので、Clarendon というフォントを元にして作りました。 アンカーポイントの移動と削除で仕上げるのですが、これが思いのほか時間がかかってしまいました。 金の縁取りは、思い切って省略!

リアパネルのロゴです。 Budweiser のロゴは、すでに完成済みなので大きさをもう少し小さくして 「. COM 」 を追加しただけです。  「. COM 」 は、Illustrator のツールで適当に作りました。 これも KING OF BEERS と同じように金の縁取りは、省略! ・・・って、いうか手抜き???

レースによっては、20 YEARS OF INTIMIDATION の文字が消されていたり、このロゴマーク自体が貼られていなかったりもするのですが、とりあえずトランク部分の Dale Earnhardt Inc. のロゴマークを作ってみました。 透明のデカールに印刷してボディー裏から貼るつもりです。 白い所は、実車では、銀色 ( クローム?) なので印刷後エアブラシで銀を吹き付けます。 これがうまく印刷できれば Bud Shootout バージョンの車をペイントするつもりです。

Bud Shootout バージョンのクラスターデカール完成! Daytona、Lightning の NASCAR 特集号、AutoGraphics、Slixx、雑誌の広告等を参考にしながらコツコツと作りました。  内容的には、いちばん右列の上から二番目の‘NASCAR Winston Cup’の文字が2002年から斜体になっています。 他のデカールはこの時点に於いて去年までの物と変わってないようです。 よ〜く見ると書体が微妙に違っていたりする物もあるのですがそれは、ご愛嬌という事で・・・。 白いデカールは見難いのでグレーで表示しています。

細かなデカール、パート1。

左右のルーフサイン。 サインは、雑誌の広告からそのままトレースして赤の縁取りを付け加えました。 Dale Earnhardt Inc. のロゴは、大きな物を小さくしただけです。 で、もう一方の州旗 ( ? ) は、よくわからないのでプラモのデカールをそのままトレースしています。


左側の Miller Welders とその下の Remington Arms は、微妙に書体が違いますが雰囲気重視です!
で、右側4枚のデカールは、ピラー部分なのですが、特に真ん中の2枚もかなり書体が怪しいです・・・

小さなデカールになるに従って資料などもほとんど無くかなりいいかげんになってしまいます。 それでも有るのと無いのとでは大きく違います! そんな時は、適当な書体を修正してデッチあげ!

細かなデカールパート2。

まずは、Dale Earnhardt Inc. が使用している MONTE CARLO のロゴ ( 因みにRichard Childress Racing Enterprises も同じ書体を使用 ) です。 今までにこのロゴを完コピしたデカールは、お目にかかった事が無かったので雑誌の写真だけを頼りにトレースしました。 フロントバンパー部分だけを大きく正面から撮られている写真が無かったので苦労しました。 でも Slixx や JWTBM のデカールよりは、雰囲気あるでしょ!

The Outlaw は、上の JWTBM のデカールからトレースしました。 しかし、実際の物と微妙な違いを発見してしまったので雑誌の写真を元に少し作り直しました。

WE CAREは、Slixx の RC 用のデカールと雑誌の写真を参考にしました。 かな〜り適当です。 よ〜く見るとまるで大陸移動する前の地球のようです・・・。 雰囲気重視です!

ライトデカールですが、雑誌の広告を Photoshop で取り込んでいらない部分を消しました。 そして、RC ボディーのアールに合わせて自由変形ツールで右側3分の1だけを横に伸ばし少しだけつり目にしました。 で、最後にコピーして反転させ‘8’を貼り付けて両目の完成です。 「あれっ? このライトデカール去年までの古いバージョンやんけ〜!」なんて気が付いた貴方はなかなか鋭いです! でも雑誌の写真を見る限り Bud Shootout では、古いバージョンが貼られています。 同じ MONTE CARLO ユーザーの Hendrick Motorsports は、2002年用の新しいライトデカールが貼られているのに・・・。
これで絶対に作ろうと思っていた物はとりあえず完成しました。 あと作るとすればフロントグリルやフードピン、ウインドウネットぐらいでしょうか・・・。 でも気になる部分がいくつか出てきたので少しだけ作ったデータを手直ししたいと思っています。 
で、いちばん気になっていたのが Budweiser のロゴです。 最初に作ったデータをステカで切り出して試しに貼り付けてみたのですが、ボディーが曲面のためどうしても右下がりになってしまうのです。 そこで ‘dweiser’ の文字を一文字ずつ切り離し貼った時に横一直線になるようにデータの段階で右上がりにしてみました。

ウィンドウネット、フードピンは、AutoGraphics を元ネタにしてそのまま Illustrator でトレースしました。 パクリ! 燃料注入口も元ネタは、AutoGraphics ですが変形させ外側の楕円の上側に影っぽく見えるようにグラデーションを付けてみました。 燃料注入口、フードピン、グリルは、透明のデカールに黒だけで印刷し「銀」を筆塗りします。 テールライトはマスキングだけしておきいちばん最後に仕上げようと思っています。
で、データの手直しですがQパネの‘Budweiser’以外にも‘8’、フードの‘Bud’、クラスターデカールの‘Clevite’、ライトデカールなども少し変更しました。 どう変更したかは出来上がってからのお楽しみですが、特にライトデカールは更に格好良くなりました!

データが完成すれば一度印刷して大きさを合わせます。 大きさ合わせだけなのでモノクロ印刷でOK。 その後アルプスMD-5500で印刷するのですが、普通に印刷すれば黄色が汚くなってしまうので裏技を使い黄色のインクリボンだけで単色印刷します。 黄色が含まれている‘Auto Meter’や‘The Outlaw’などを他の物と分けておきます。
普通に印刷すればこんな感じです。 黄色の部分に網目のように「C」「M」のインクでも印刷されているのがわかります。

実寸で7.5ミリ × 18.5ミリぐらいを700%の大きさで表示しています。
最初に Illustrator上で黄色の部分を白の表示にしページ合成にチェックをして普通に印刷します。 この段階で黄色の部分以外が印刷されています。 ボディー裏から貼るデカールの場合以後全て鏡像プリントにチェックを入れておきます。
Illustrator上での黄色のデータです。
プリンタのプロパティから印刷設定で特色印刷にチェック、印刷方法を「単色」、インクカセット選択で紙用イエローにチェック、ページ合成にチェックをして印刷します。 一度だけでは、黄色が薄いので2〜3回繰り返し印刷します。 ここで黄色く印刷されてはいけない部分は、白表示にしておきます。
黄色の単色印刷の後にベースドホワイトで2〜3度裏うちしてやれば完成です!

実寸で7.5ミリ × 18.5ミリぐらいを700%の大きさで表示しています。

自作デカールを作ろう!」も参考にしてね!



いや〜、参りました。。。 突然のPCのクラッシュ!!!
で、再インストール後、何故かいくつかのイラストレータのデータが開けることが出来なくなってしまいました。
更に、開ける事が出来るデータからも「xxxフォントがインストールされていない為別のフォントで代用・・・」の趣旨のメッセが・・・
「xxxフォント」なんて何処のサイトでダウンロードしたかもいちいち覚えてないっす・・・
仕方なく復旧作業の傍ら新しくデータの作り直しです。
取り合えずこのDale Earnhardt Jr. Budweiser計画も再開(ホントか???)出来そうです!

州旗(State Flag)の元ネタを見つける事が出来たのでこれも新しく作り直しました。
ルーフサインの横に張られているアレです。上の細かなデカールパート1参照。
ココまで作り込んでも何処まで印刷結果に繁栄されるかわかりませんが・・・



もう一つ気になっていた「KING OF BEERS」の元ネタもネット上で発見できたので実車同のフォントでゴールドの縁取りに
黒のドロップシャドウに作り直しました。


他にも幾つかのデータを作り直しています。