わたしの蕎麦プロフィール              1938年 3月生まれ
蕎麦との出会い   和歌山では、乾麺だったか茹麺だったか母が作る年越しそば。甘辛く煮た油揚げが乗っていて除夜の鐘の前に家族が揃って食べる。これがいつもの大晦日風景であった。
社会人になってまもなく、釧路市の春採湖畔にある竹老園東屋総本店で食べた蕎麦寿司。たしか築山をあがったところの座敷で、いくつかの蕎麦が運ばれてくるなかで漆塗りの器の蓋をとると、ツンッとくる甘酸っぱく酢が利いて緑がかった蕎麦と艶のある海苔のさわやかな香り。この出会いが鮮明で長く印象に残った。
その後、蕎麦についての記憶が途絶えた時期はあるが、ながく東京に住んで、出張や転勤も経験したおかげで北海道・東北・甲信越・関東、それと関西、さらに九州など、それぞれ各地の蕎麦に巡り会えた。

そば打ち
  1999年 退職して大阪・大東市に移る。たまたま市としても初めてのそば打ち講座が開かれて受講
       同時に、堺市で活動する泉北そば打ち同好会にも入会、そば打ちを教わる。
  2000年 大東そば打ち同好会の立上げに参画することになり、代表に。すべて手探りから始める。
    01年〜02年 全麺協・素人そば打ち段位認定会で01年に初段を、02年に2段位。
  2004年 NPO法人 泉北そば打ち普及の会の認可に伴って監事に。
   2004年 栃木県今市市での全麺協・素人そば打ち段位認定会で三段位を認定される。
   2005年 全麺協・段位認定会の「地方審査員」資格を認定される。
   2014年 大東そば打ち同好会の15周年目と、数え歳で喜寿を迎える3月を節目に会の代表を辞任して顧問に。
         いくつかの地域で長く年末の恒例にしてくれていたそば打ち講座にも終止符をうつ。
   2015年 そばを打つのは、平均して月に一度ほどに。
 
そばの歴史・文化
  2002年  蕎麦のサイト「大阪・上方の蕎麦」を開設する。
  2005年  日本経済新聞・「文化」欄に「上方そば 細く長く伝承」が掲載される。
  2007年  「大塚薬報」(大塚製薬 医師・薬剤師向け雑誌)に「上方のそば」を執筆。
  2010年  日本そば大学講座・神戸須磨学舎(主催・全麺協)で「上方からみた そば切り・初期の歴史」を講演。
  2013年  蕎麦のソムリエ講座(蕎麦Web主催)が京都・本家尾張屋の会場で行われ
         『大坂の砂場の蕎麦の味を考える』で講師の一人として講演。
  2013年  関西テレビ スーパーニュースアンカー 特集「大阪のそば文化」に出演。(5月9日)


         
  素人そば打ち二段位認定会(02年11月)                そば打ち練習風景

          
         素人そば打ち三段位認定会(04年11月)          大阪泉北大会・初段位審査風景(05・06年11月)    

          
          日本経済新聞・文化(05年12月30日朝刊)       大塚薬報・特集「上方のそば」(07年1・2月号)     

         
         日本そば大学講座神戸須磨学舎(10年7月17日)       蕎麦のソムリエ講座 於:京都・本家尾張屋(13年3月24日)

      
     関西TV「大阪のそば文化」ロケのひと時(13年5月9日放映)


         


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