朝方までCくんとイントロクイズやって2時間しか寝てない頭のまま、半年ぶりに上京(?)してくるMくんを出迎えるべく電車で京都に。Mくんはこの三連休に実家へ戻る用事があって、そのついでにこっちに顔出すだけだから遊んでいられるのは20時ぐらいまでとのことで、当初は昼ぐらいからこっちに来て適当に遊ぶつもりだったのが少しでも遊ぶ時間確保すべく東京始発(結局Mくんが20分ぐらい寝過ごしたんだけど)で結構たいへんなスケジュールだったよ。以下写真ばっかり
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Mくん・Yくんと京都駅で合流し、Yくんの車で二条駅までKさんを拾いに行ったらまるき製パン所へ。ここは先日「なるトモ(※関西ローカルの情報番組)」かなにかで紹介されてたのを見て、その時無性にパンが食いたかった事もあり機会があれば是非行こうと思ってたら丁度このタイミングで機会がめぐってきたので行ってみた。昼にはめん馬鹿でラーメン食う予定だったので目玉商品のハムサンドだけ食べたんだけど、たしかに130円でこれだったら是非とも毎日朝飯に食いたい(=シンプルにうまい)納得の味。学食のパン屋もこれぐらい美味かったらなぁ。
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すぐラーメン食いに行くには早い時間だったので、これまた話には聞いてたけど中々行く機会のなかった時雨殿へ行く事に。京福沿いに嵐山方向にどべーーーーっと車を走らせて、美空ひばり館の近所の駐車場に車を停めたら渡月橋を横目に見つつ桂川沿いを西へ進むと(この辺標識とかないからちょっと分かりにくい)突き当たりにあります。
簡単に説明すれば百人一首を題材にしたアミューズメント施設なんだけど、面白いのは任天堂が全面協力しておりニンテンドーDSを用いた巨大百人一首やら京都市内空中散歩なんかをインタラクティブに楽しめる設備があるのです。入場料は800円でDS貸し出し時間は20分。
中はこんな感じでメイン展示室の床はほぼ全面に液晶モニタが敷かれており、かなり高精細な画質と明るさ。おれらが入った時には百人一首の札がそれぞれ表示されており丁度ゲームが始まった直後だったので、自分のDSに表示されてる札と同じ札を足元の液晶パネルの中から探してウロウロする仕組み。リアルタイムで位置検出してるらしく、液晶パネルゾーンに入ると自動的にゲームに参加・液晶パネルから離れるとゲームから離脱扱いになるみたいで、足元の札に関しても如何に大画面つっても150cm*60cmぐらいしかないのが並んでる中でよくこの精度で検知できるなと感心した。
しばらくして百人一首が終わったら今度は京都市内の衛星写真(GoogleMapとかで出てくるのとほぼ同じ精度)が表示されて、NDSをナビ代わりにして京都市内の名勝案内をしてもらえる。
うおおおおおおおNDSスゲーーーーーーー!!!いやDSが凄いんじゃなくてこの施設がすごいんだけども、ここまでインタラクティブ性に富んだ地図ってそれだけで娯楽になりうるんだなぁとかGoogleEarthで思ったことを再認識したよ。足元に表示されてる地図はDSの操作で拡大したり、付近にある施設の解説を読んだりできる。地名で探した施設が離れた場所にある場合は自分専用のマーカがその位置まで連れてってくれるんだけど、このマーカも自分のついていく速度にあわせて進むもんだからホントにすごい精度で位置検知してるんだろうなーとか。ちなみに表示されてる地図上では無数の車が走ってたり川が流れててリアルタイムなんじゃないかと錯覚するんだけど、この辺は流石に後から加えたアニメーションだった。
また暫くたつと数百年前の京都市内の地図とクロスオーバーしながら市内の夜景に変わって五山の送り火が。この施設での送り火の演出面はいいとして、毎年行われるこの行事でいつも文字・記号の「位置関係」がずっとうまく掴めていなかったおれからすると単純明快で非常に勉強になった。
そうこうしてる内に百人一首の第2ラウンド開始。一回目が16人中14位で悔しかったので今度は写真を撮らずに頑張ったら1位!そう言えば夢中になって足元の札探してると後ろの人と盛大にぶつかったりするのでみんなは気をつけようね!!!
部屋の周囲には百人一首の札解説ゾーンがぐるりと作ってあって書いてある札の前に立つと手元のDSにその札が表示され、その札の読み上げおよび音声解説を聴くことができる。恐らく全札分あるんだろうけどここでも数十センチ単位での位置認識がされてて、手の位置をちょっとずらすだけで表示される札が次々に変わるのはそれだけで結構面白かったよ。
人はまばらだったけど絶えず入ってくるかんじ。着物着てるのは案内のひと。そう言えば施設の入口には「ただ今の時間は待たずに見学できます」と書かれた立て札があったので場合によっては入場制限かかることもあるみたいだ。案内のひとの話では京都市内の地図が出てる時は、地図上にいろいろと隠し要素が出てるのでそれも探してみてくださいとの事だったのでそれじゃあマリオでも探すかーと思ったら、まず思いつくのは任天堂本社。近鉄に乗って京都駅に行く途中、沿線のすぐ横に見ながら大学に通ってたから場所なんか覚えてて「任天堂はこの辺なんだけどなー」つってたら案内の人に「確かにそこですけど、ナビを使ってみてください」と言われたのでその通りにしてみると
いた!ヒゲ!この辺の遊び心も憎めないと言うか、控えめに良いツボをついてくるなぁとか思った。この施設の中で、置いてあるパンフや看板なんかも含めて唯一任天堂キャラが出てくるのがここのこのマリオだけだし、よく考えたらNDSを除けば任天堂と言う名前すら出てこないわけだし。
時間切れ。写真見れば分かるけど電源やボタン類のない特別モデルです。あるのはタッチペンと音量調節だけ。
DS返却したら今度はタッチパネルを使った展示が二つほどあって、片方は百人一首を題材にした小規模ミニゲーム、もう片方は写真のヴァーチャル百人一首。ここでも表示パネルが無茶苦茶高精細でぶったまげつつ、ヴァーチャル百人一首は5人勝ち抜きなんだけど下の句がうっすら表示されるからそれ見ながらやれば4人目までは楽勝。でも5人目は普通に上の句の段階で札取られるのでマジで百人一首できるひとじゃないと勝てなくて(いちおう1/6の確率で勝てるけど)うっへり。
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一通り時雨殿を満喫したら土産に梅昆布茶とか抹茶プリンを買いつつ、丸太町にあるラーメン屋「めん馬鹿一代」へ。この4人の中でここに来た事がなかったのはMくんだけだったので有無を言わさずねぎラーメンを注文させて(おれだけすじ煮込みラーメンにした)ショータイム。
うーんいつ見てもバカだなぁ。おれはここのネギラーメンが今までの22年のラーメン人生においてもっとも美味いラーメンだと認識してるんだけど、ラーメン通のMくんからすれば「普通」だったそうで驚愕した。これ以上に美味いラーメンとか、それもこれよりちょっとじゃなく大きく引き離して美味いラーメンなんてものがこの世に存在するのかと思うとヨダレが止まらないぜ。ラーメン食い終わってこっから滋賀まで戻る頃には14時を回ってた。当初の予定では12時半ぐらいには滋賀でみんな集まってる予定だったんだけどなー。時雨殿が思いの外盛り上がってしまった。
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UくんとOくんも来たので適当に食っちゃべったりしつつ、Mくんが撤収する時間まであんまし余裕がないのでちゃっちゃと鍋の材料買いに行って久々にすき焼き。
いつもいつもウチで鍋やる時は買出し以外の準備をおれが全部やってるんだけど、折角だし今回は全部任せてみたら意外と手際よくやってくれた。おれもそんなにやってないけど、おれ以上に自炊しない面子だからもっとアレかと思ったんだけど、まぁ鍋だしな。物凄い適当に買ってきた割には野菜も肉もほとんど残らなくて、デザートに買ってきたアイスとか京都土産の抹茶プリンとか食いつつMくんの撤収時刻になったので解散。あっと言う間だったけど全員で集まるのは7ヶ月ぶりぐらいで懐かしくもあり、5人と1人の話題のズレなんかが妙に悲しくもあり、良い一日だった。今年は冬コミ行かないし、次会えるのは来年かな。
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今日の話:二日目のすき焼きマジうまい。
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時雨殿の大きい写真はニコンの方にあげといたんで適当にどうぞ。