20030825-20030827

2003/08/25 Mon
おねがい☆クインテット

と言う訳で、アニメ「おねがい☆ティーチャー」「おねがい☆ツインズ」の聖地巡礼記をまとめておきます。

※上手く画像が表示されない時は再読み込みして下さい。
※画像にポインタ当てているとその写真の撮影時刻が表示されます。

ええと、「色んな意味で」見てると辛くなる写真が多い(撮ってる本人達としてはもう楽しくて仕方ないんだけど)ので覚悟してご覧下さい。なおこの旅行記並びに写真を閲覧した事による精神的苦痛は(以下略

今回の旅行がどれぐらい距離があったかと言うとこれぐらいで、左下の大阪から右上の大町までが大体の移動距離(実際は「信濃大町」の二つ北の「信濃木崎」まで)です。因みに通った主な駅は大阪-京都-米原-大垣-岐阜-名古屋-中津川-松本-信濃大町-信濃木崎で、乗り換え/乗り継ぎを含めた総移動時間は7時間12分でした。

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25日朝、JR大阪駅前に9時集合だったので「遅れるよりは早すぎる方が被害が少ない」の教訓を生かして、40分程で大阪につくけど30分ぐらい余裕をもって(6時起きの7時過ぎ出発)家を出る。大阪駅到着が7時58分。余裕で一時間前到着になってしまったので大阪中央郵便局で金を下ろしつつぶらぶら徘徊して時間を潰す事に。

08:13

撮影地点はここ。写真正面にマトリックスオフの会場になった陸橋があって、右奥に(゚д゚)ウマーオフの丸ビルが。

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大阪駅西口で時間通りに全員集合し、さぁ青春18切符で優雅な鈍行の旅に出発だと思ったら、駅から出てくる人がやたらと改札の駅員に詰め寄ってるんです。何事かなーと見たら列車案内の電光掲示板に「調整中」の文字が・・・嫌な予感の通り50分近くダイヤが乱れてて、結局大垣辺りで予定してた電車に乗れたんだけども、精神的な疲労を考えたら一日目を移動日にしておいたのが物凄く大当たりだった。

12:35

この後はもうずっと電車の中で、名古屋行きは流石に人が多かったけど名古屋を出ると丁度電車の定員ぐらいの乗客数に。松本行きはそこそこ混んでたとはいえ俺らと同じようなアイタタな人は影も形も無く、「"かみしろ"は"神代"だったか"神城"だったか(沿線に神城駅がある)」とか「"安曇沓掛"は何と読むのか?(あずみくつかけ)」とか話をしながら平穏無事に電車の旅。あぁ、米原-大垣間はギュウギュウの満員なのに二両編成とかナメた事しないでもっと車両を増やした方がいいと思った。

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そして松本から更に単線電車に揺られる事1時間

18:47

我々はついに夢と現実の狭間へ到着した━━━━

写真を見てもらえば分かるように外は大分暗くなっていて、メンバーは鈍行の疲れでふらふらだったけれど、この待合室を見た瞬間疲れが消えて無くなり大笑いしたり雄たけびをあげだす始末。置いてあったノートに一筆書こうとめくってみたら普通にこの日だけで6組ぐらい書いてる人が居て、一瞬「この巡礼中にどこかで会うかもしれない」と嫌な予感がする。一通りテンション回復して外に出たら、同じ電車に乗ってたと思しき女子高生が親御さんの迎えを待っていたのに気付いて物凄く申し訳ない気持ちに。ヲタ大騒ぎしてごめんなさい。

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突然アニメの舞台に紛れ込んだ事に興奮を隠せず擦れ違う人も通る車も殆ど無い真っ暗な側道を、途中「おねツイ」の1話で深衣奈が足を洗っていたローソンを発見してやっぱり大騒ぎしたりしつつ満面の笑みで旅館「やまきた荘」へ。

「やまきた荘」は普通の民宿で素泊まり3500円と言う値段相応の環境だった。風呂が24時間いつでも入れるのは良かったんだけど24時間扉開けっ放しだったり部屋に鍵も金庫も無かったりすんのはどうかと思った。あと普通に猫が(俺は猫アレルギー)。

19:33

持ってきた資料を見ながらヲタ作戦会議。

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一息ついて夜食を調達(晩飯は松本駅の駅ビルで食べた)するために来る途中で発見したローソンへ買出しに。ローソンは民宿から徒歩で5分ぐらい。

20:22

なぜかプリッツが多いローソン(・∀・)

店内にそれらしきヲタの影は無く別に張り紙がしてある訳でも店内BGMがアレな訳でも無いけどプリッツ見ておおはしゃぎ。取り合えず長旅の疲れを癒すためにアルコール類(買出し組は皆19だったが)とつまみとリポDを買って民宿に戻る。菓子食いながらチューハイ飲んでテレビ見てトランプやって風呂(温泉)入って寝るが、布団へ入ってみんな一斉に「寒い!」


2003/08/26 Tue
おねがい☆クインテット その2

朝7時に「朝食の用意が出来ました」アナウンス(民宿なのに館内放送があった)で起こされるが、勿論俺らは素泊まりなので飯なんか用意されてるはずも無く。「寒かったな」「あぁ寒かった」と言いながら8時ごろ起き出して朝飯を買いにローソンまで行く。夜中ずっと寒かったせいか頭痛と鼻水が酷かったのでおにぎり買い込むついでにリポDも購入。あと持っていくの忘れてた歯ブラシ。

朝飯を食い終わり鍵も何も無い民宿に荷物を置いてくるのに不安を感じつつ、出かける用意をしていざ出陣。

10:28

ここでやっと今回の旅参加者全員の写真の登場。基本的にネタにする事だけを考えて写真撮りまくったので、全員で写った写真はこれとあともう一枚しかなかったりする罠。顔が隠れてるから紹介する意味薄いんだけど一応、左から順にbonkura君、K・奈良君、cgbspender君、15君。この写真の左手が信濃木崎駅で右手が木崎湖、旅館の向こうには小熊山があります。

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この日の降水確率は午前中が70%で午後からも50%だったので、話し合いの結果「信濃大町」(俺たちが降りた「信濃木崎」より2駅手前)でレンタカーを借りようと言う事になってたんだけど、降っても小雨程度だろうし思ったより天気が持ちそうだったので結局徒歩で見て回る事に(旅館のおばちゃんに「木崎湖は徒歩一時間半で回れる」と聞いていたので)。とりあえず昨日は暗くて写真を撮れなかった信濃木崎駅を撮る所からスタート。

10:56 アニメ画像

流石にここは駅舎そのままなんでアニメ中と全く同じ構図を探すのが楽だった。雨の降りそうな日の朝11時と言う事で他の巡礼者に会う事も無かったんだけど、例の交流ノートを見てみたら俺の書き込みの後に何人か書いてて、よく見ると直後の人が何と7分差。って、ひょっとして駅舎の外で親御さんでも待ってた子が書いたのか・・・?とか勘ぐりつつ続きをめくると、最後の書き込みをした人が「40年間の勤務を終えた老人」とか書いてあって(この人がホントに老人かどうか知らないけど)名所になったもんだなぁと感動してみたり。

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えー、最初に警告しましたが、こっから先は本格的に危険な画像が飛び出すので気をつけて下さい。と言ってももう下に見えてますかそうですか。

11:05 樺恋

写真のモデルはK・奈良君。選考理由はその場のノリ。と言いますかね、ぶっちゃけあの時のテンションならこれぐらいやっても許されたんですよ!誰だってあそこに行けば同じ事やるって!

そもそもOP完全再現が今回の旅の裏目的だったんで、アニメ画再現の一枚目をクリアした後は淡々とMAD作成に精を出すことになります。配役についてはその都度。

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信濃木崎駅でのハイテンションな撮影を終え、雨も降らなさそうだから徒歩で回る事も決まり、「それじゃあ」と駅舎の掃除(どう考えても地元民が出したゴミしかないのが泣けた)をしてから木崎湖へ。持ってきた地図を見て、あとの方に海ノ口駅やら稲尾駅を持ってきた方がテンションも上がるだろうと言う事で南から入って西回り(時計回り)コースで。

11:28

写真は木崎湖に面した昼飯の食える土産物屋と宿が合体した星湖亭に貼ってあったポスター。開き直ってます。右がすぐ木崎湖。星湖亭に「まりえカレー」なる食い物があると聞いていたので昼飯はここで食う予定だったんだけれど、まだ昼を食うには早いだろうから一周してから食おうと言う事でこの時はスルー。

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この星湖亭のすぐ南にある公園が熱い所で、「おねツイ」のOPで出てきたベンチ・滑り台・ブランコが揃っていてメンバーが早くもリミットブレイク。まだ昼前なのに大騒ぎしながら写真を撮ろうとするも、資料に三人それぞれのカット(OPでは1秒間隔ぐらいで三人の配置が変わる)を用意し忘れていた。諦める訳にも行かないので兄に電話してキャプ画像を送ってくれるように頼む。電話口の向こうで「いらっしゃいませ、カードか通帳を・・・いらっしゃいませ、カードか通帳を・・・」と流れているのを聞いて申し訳なさでいっぱいに。

11:29

兄が出先から戻るまで時間があると言っていたので、取り合えず誰も座ってないのを一枚撮って湖一周回ってしまう事に。

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11:39 アニメ画像

星湖亭の裏側にあるスワン乗り場。天気のせいか時間帯のせいか、この日スワンに乗ってる人は居なかった(釣りボートの人はいた)。もちろん俺らは他にやる事があるのでパス。

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飯は後回しにして木崎湖周遊再開。道なりに湖を北上して行くんだけど、おねてぃ関係と言うのを差っ引いて風景も水も凄く綺麗で、普通に観光地/保養地としてこれる感じだった。んで、その辺の風景に気を取られてると道が神社をどん詰まりにして湖から離れる方に曲がっていて、途中であるはずの「みずほ桟橋」とかどこいったんだ?と首を捻っていたら何の事は無く、まだ湖の入り口付近をウロウロしていただけだったらしい。つまり、縮尺が思っていたよりもずっとでかかった。この時点で「木崎湖を1時間半で一周」がとてもじゃないが無理だと悟る。

歩く事30分ばかりで木崎湖キャンプ場に到着。普通にチェーン超えて入っていく(不法侵入です)三人を見送りながら、取りあえず受付に回って見学許可をもらいに行く俺と15君。入場料でも取られるかと思ったらタダで立ち入り許可(手馴れた感じに)してくれたので、早速

12:11 みずほ先生

モデルはbonkura君。選考理由は何となく。どっちかと言うと、みずほ先生よりは羊ヶ丘クラーク像の方が幾分か近い気がしないでもない。ここでは撮らなきゃならないショットがまだあったんだけど、普通に釣りをしにきてた親子連れさんが居たので断念。ヲタは人目を避けねばなりません。

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(※08/31追記)次の写真撮影ポイントよりも少し進んだ所にあった神社が

13:06 アニメ画像

6話で深衣奈が麻郁と話した神社前だと思われる(アニメ中では石段からのカット)。

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こっからは暫く山の中。パチパチとアニメに出てきた風景を撮りつつ、耳周りに寄ってくる小ハエを手で払いつつ、足が痛むのに耐えつつ湖の西側を北上。途中「おねツイ」主人公の邸宅のモデルになったと思われる民家を発見したけど問題になるとアレなんで伏せて。

13:01

先週(2003年8月19日)放送の「第五話 女の子は好きですか?」冒頭に出てきた壊れた桟橋らしき物を発見するが、陸からだと田んぼのど真ん中を通ってさらに私有林を抜けないと拝めない場所にあってションボリ。湖から見るにしても、スワンに乗ってここまで来るのは不可能じゃないだろうけど相当な体力が要るだろうし、となるとエンジン付きのボートぐらいしか間近で見る手段は無いだろうと思われたのだが・・・

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本当に偶然、丁度私有林周りの畑に農作業にきていたおじさん(突っ切らなきゃいけないその畑の所有者らしき人物)を発見したので、諦めムードだったんだけどまぁ当たって砕けろと立ち入り許可のお願いをしてみる事に。K・奈良君曰く「あの桟橋を撮るために来たようなものだ!」とか言う意気込みだったそうです。

意外な事にここでも撮影は二つ返事で快諾。先の「みずほ橋」と違ってここはつい先週放送された所だからそんなに撮影を求める人も来てないだろうに、特に動じる事も無く「どうぞどうぞ」と言ってもらえて感謝感激雨あられ。のどかな土地にはのどかな人が住んでいますなー。

13:25

林に到達するまでの田んぼ道も相当足に堪える悪路だったけれど、もう何年も人が出入りしてないような林の中はもっとハードだった。写真ではそうは見えないけど奥へ行くと獣道すら無くなって、屈まないと毛虫とクモの巣だらけの木が頭に当たってもう大変。途中三箇所ある1.5メートルぐらいの幅の川には木の板が渡してあるだけで、これには流石に参った。壊れた桟橋を見に行ったのは俺とK・奈良君と15君の三人なんだけど、俺だけ体重80キロで二人は体重50キロ前後なのな。板が折れたらデジカメごと即アボンと言う、読んで字の通り「危ない橋」を渡ってきた。普通に軋んでたからなぁ・・・

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(※08/31追記)三つ目の橋(橋と言うかもう木の棒だったけど)を渡ると

13:24 アニメ画像

6話で出てきた船と思われる物がありました。

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途中にあった鳥の死体を横目に見つつ桟橋に到着

13:32 アニメ画像

感動もひとしお。けどこんな所に夜中くるのは相当根性のある人間じゃないと無理だなぁ。

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「6枚近く写真撮ったし、じゃあ戻ろうか」

13:38

勿論帰りもこんな道。

この壊れた桟橋付近が木崎湖の北端に位置していて、こっからは東側を南下する舗装された道になります。東側はJRが通っていて国道も通っているので割と歩きやすいのは良いんだけど、大型トラックの交通量が多いのと横断歩道なんか勿論無いのでその辺は気をつけなきゃならんです。

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海ノ口駅では他のグループ(50代ぐらいのおじさん達)が撮影してる所で、駅舎内ではまた別の人が寝っ転がっていたので先に「おねツイ」のOPで出てくる踏切を撮影してコンビニ(南へちょっと行った所に縁川商店のモチーフになったデイリーヤマザキがある)へ行く事に。

14:24

「さてこれを見つけたからにはやらねばなるまい」

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♪なみだが

14:30 樺恋

とめられないのは〜

14:31 麻郁

なぜだろ

14:33 深衣奈

この後暫くしてからJRの職員と思しき人がこの踏切見張ってました。ひょっとして通報でもされたんだろうか・・・(´・ω・`)ゴメンナサイ

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デイリーヤマザキ(むしろ脳内縁川商店)ではレジ台の前に新聞の「おねてぃ」紹介記事切り抜きがあった。まさしくどこへ行ってもおねてぃだらけと言うヤツです。店員さんは普通のおばちゃんでしたがー

15:16

暫く休憩してから海ノ口へ戻ると、さっき中で寝っ転がってた人の荷物(多分この日はこの駅舎で寝泊りしたんだと思う)だけがあって誰も居なかったので撮影開始。

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海ノ口駅舎内の様子は一見普通なんだけど、入って直ぐ右に

15:19

こんな特設棚が設けてあって、やったらめったら(一般人からみりゃそうなのかも知れないけど)と言う訳ではなく結構整然とヲタグッズが置かれていて、ひょっとしたら実際の聖地巡礼者に似た敬虔な気持ちがヲタに良識をもたらしているのかなぁとしみじみ思う。「おねがい教」も悪くない。

台の左にある資料は持ってきた物で、その下にあるのは備え付けの電話。写真右下の額写真は勿論「おねツイ」のアレを印刷した物で、並んでるポッキーやプリッツは空箱。あと、おね水と今月の電撃大王付録の深衣奈人形も既に寄贈されてました。写ってないけど左下には今までの交流ノート(ジャポニカ学習帳のノートには表紙一面に漂介と楓の相合傘が描いてあって笑った)がプラスチックの棚に入って保管されていて、その横には漫画雑誌類(電撃大王だけかと思ったら他のもあって、置いてある理由は謎)が少し積んであった。

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海ノ口駅を楽しむ分はおなか一杯堪能したので、それじゃあそろそろ撮影の方に入ろうと思ったら電車待ちの普通のお客さんが来て一時中断。先の踏切を通って駅舎を向こうからみたカットを撮りに行けば電車に乗って人もまた居なくなるだろうと言う事でその辺をうろうろ。JRの職員が丁度さっき踏切を撮影してた所に居て何か言われやしないかとヒヤヒヤした。いや別に悪い事した訳じゃないんだけど。

15:48 アニメ画像

無事電車も行き過ぎ、電車待ちの人も居なくなったようなので線路向かいから撮影。丁度木と木の間からこの画が撮れたからここであってると思ったんだけど、実際に見比べたら微妙に違ってしょんぼり。

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田舎の線路と言う事で線路横に柵なんかあるはずもなく、踏切まで行かずとも線路渡って駅舎にいける事に農家のおばあちゃんが渡ってるのを見て気付いた。

15:57 小石たん萌え

みんなお馴染み「おねティ」のOPからのカットなんだけど、このシーンは小石好きを公言するcgbspender君に動画でやってもらいました(このデジカメは1ショット30秒だけ動画が取れるので)。流石に公開できるような映像じゃないので伏せますが、なんと言うか液晶ファインダー越しに今回のバカ旅行の極みを見た感じです。いや、痛いのによく頑張った!感動した!

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海ノ口駅でそうやって騒いでたら今回の旅行初となる「同類」の人が来てしまったので撮影を切り上げて更に南にある稲尾駅へ。一駅分距離あるんだけど道が舗装されてるし途中見る物も無かったので割とすぐ着いた感じ。

16:25 アニメ画像

一応アピールしたいのはアニメではJRの文字が巧みに描かれていないのを再現した事です!雨までは再現できなかったけど。ちなみに中にいる二人は右が深衣奈役のcgbspender君で左が樺恋役のK・奈良君。ここまでくると彼らも俺が声をかけたら瞬間的に役に入ってくれるので撮影が楽でした。

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カットが前後しますが、稲尾駅に雨宿りしにくる二人も再現

16:34 アニメ画像

演技指導してる時、流石にこの姿を一般人に見られたら弁解のしようが無いなと思った。因みに稲尾駅の前は国道148号線。

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信濃木崎にも海ノ口にもあったけど、流石に駅舎の大きさから見て無いだろうと思ったが、ちゃんと稲尾駅にもヲタ交流ノートがあったので書き込み。途中まで俺一人で書いてたんだけどテンションが上がりきったせいもあってここは全員で記帳。一日目に信濃木崎の写真を携帯で兄に送った時返事で「夢と現実の狭間キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」と返ってきたのを思い出し、彼の言葉を書いてやる事に(それまでは「来ました。Smith」しか書いてなかった)。

16:37

バカばっか!

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今度は電車が来てしまったので稲尾駅を後にし、国道沿いに南下するとその国道に面してひまわりを植えてある所があったので撮影。

16:42 アニメ画像

コレに関しては場所が正確にはわからない(あと花壇があるのでひまわりの真前には立てない)ので「アニメ再現」とは言えないんですが、役者さん二人に「目を線にして笑え!」と演技指導して、かつやってもらった手前があるので彼らに敬意を表して壁紙にしてます。だって彼ら、国道側向いてるんですよ?

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ひまわりから更に南下すると木崎湖トンネルがあって、その中を小石が歩くカットも撮らなきゃならなかったんですが、時間的都合とトンネルの外のカットの方が重要だとの政治的判断がなされて交通量の少ない湖岸をテクシーで。

16:56 アニメ画像

おねツイOPの「出だしの出だし」であるこの風景は随分変な所にあった。誰もこんなとこ来ないんじゃないかと言うぐらい何も無いところなんだけど、アニヲタの俺らにとっては実に馴染みの深い風景なんだから不思議だ。

更に南下すると木崎湖入り口の分かれ道、スタート時に通った地点まで戻ってきていた。戻ってきたと言う事は━━━

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♪てんしの

17:14 アニメ画像

ほんの

17:15 アニメ画像

きまぐれだよ

17:14 アニメ画像

さんぽみちでふいた

17:18 アニメ画像

すなかぜ

17:19 アニメ画像

こころがはやってく〜

17:21 アニメ画像

と、こうなる訳ですな。ベンチに三人ならんだカットも撮影したんですがくどくなりそうなので割愛。

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星湖亭まで戻ってきたので随分遅くなったけど昼食に「まりえカレー」を食おうと店内へ入ると、店のおばちゃんが世間話をしてる最中で店内には客の姿も無い。そんなに寂れてんのかなーと思ったら単に閉店間際だっただけ(18時に閉まる)だった。

17:30 17:35

「まりえカレー」は当然まりえ入りカレーではなく、生卵がUFOに見えるからそう名づけてあるだけ。恐らくアニメで使われてから作ったメニューなんだろうけど、「ここで食った!」と言う実感を湧かすには十分なネーミングなのでやり口としては非常に良いと思う。カレー嫌いのK・奈良君が頑張って食ってたのが涙を誘った。そこまで・・・

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店内に入った時、俺らを見るなりすぐ「あぁ、そこの青いかごがある席に座ってねー」と言われ、最初はなんの事か分からなかったんだけど、かごの中を見てなるほど納得。

17:36

アニメ製作スタッフが打ち上げで来た時の写真をはじめ、ファンノート、VFBや漫画に小説、個人製作の案内図などなど、木崎湖巡礼の前に見ておくべき情報が目白押し(俺らは俺らで巡礼後のお楽しみにできたけど)だった。飾ってある色紙も普通に声優やら作監の人のサインだったりで何気に聖地まるだしだったり。晴子の色紙下さい。

生卵入りカレー1杯で700円はどうかと思ったけども、あれだけ色々見せてもらえたならその辺は拝観料として納得行くなぁーとか思いつつ店を出ようとして慌てて連れに呼び止められる。「あれだけ見せてもらって食い逃げかよ!」会計忘れてた。

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二日目の締めは星湖亭の横にあるこの滑り台。

17:57 アニメ画像

うーむ、我ながら完璧な再現だ!

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この後やまきた荘へ戻って全員揃ってぶっ倒れ。計算してみたら結局、朝の10時半に民宿を出てから帰ってくる6時半頃までの8時間がほぼ歩き/立ちっぱなしだった事になるのか。誰だよ「木崎湖は徒歩一時間で回れる」とか言ったやつは!(民宿のおばちゃんです)

夜9時ぐらいまでテレビ(駅のエスカレーターはどっち並びか?と言うのをやってて、「京都は右」とか言ってたのを否定したら誰も信じてくれなかった)を見て、そっから例のローソンに晩飯買出し(この日は流石に誰も酒を飲もうとは言わなかった)に行く事になったが、俺は脚が限界だったのでみんなに頼んでbonkura君と二人で民宿残って世界陸上をボーっと眺める。で、晩飯はコンビニ弁当とまたリポD。日付変わったぐらいに風呂に入り、昨日の教訓を生かして宿の浴衣はやめて各自持ってきた寝間着を着て布団に入る。暖かい。


2003/08/27 Wed
おねがい☆クインテット その3

三日目の朝。前日を暖かい格好で寝たからか体調が若干回復。それでも鼻水と頭痛が取れないのでやっぱり朝からリポDを飲む。

08:02 アニメ画像

この日は電車時刻の都合から朝7時起き(信濃木崎8時21分発の松本行きに乗らなきゃ時間通りに家に帰って来れない)でかなり体は参ってたんだけども、ある意味今日が本番のような物なので気合を入れなおして帰途へと向かう。荷物を持つ肩が日焼けで痛かったのと、昨日履いてた靴下が穴あいてて靴擦れおこしてたのが追い討ちをかけて辛い。

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そうそう、民宿には前日に宿代を払っておいたので朝は誰とも挨拶せずに出てこれたんだけど、夜中の間にコッソリ出て行ったら無賃宿泊が可能なんじゃないかと思った。夜中でもジュース買いに行けたりするのは確かに便利だけど、あれはのんびりし過ぎじゃないのかなぁ。

08:04

ローソン前から信濃木崎駅までの道。交通量は流石に少ない。帰りの信濃木崎駅ではちゃんと全員でノートに一言書いて行く事にしたが、俺らが昨日みた最後の書き込みから増えてなくてしょんぼり。海ノ口なんかは分単位で人が書いていくのに、やっぱりこっちはまだ来る人が少ないのかなぁ。

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電車の中でチョコチップスナックパンとリモーネ飲みながら揺られる事1時間半、ようやっと松本駅に到着。

09:25

写真は「快速みすず」。英語表記だと「Rapid MISUZU」。やっぱり電車の発着音が「にははははは」なんだろうか、とかバカな事を言いながら駅の前にあるコインロッカーに荷物を預け、バスで「松商高校前」(松商高校前から200mの所に旧制松本高校がある)へ。短い区間でバス代が100円なのは良心的だ。

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長野県立木崎高校旧制松本高校キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!

09:56 アニメ画像

松本土建ジャマ━━━━(つД`)σ)Д`)━━━━━!!!

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工事予定に「改修工事が全て終わるのは平成17年」とか書いてあったのを見て一瞬テンションが下がるが、やはり舞台になった高校へ来たと言う事で疲れは吹き飛びテンションも最高潮に。これを「みずほ効果」と言ったり言わなかったり。正味の話、涙が出そうになるほど感動したのは内緒だ。

10:03

改修工事中だから見学もできないんじゃないかと危惧してたんだけど、普通に公民館部分は(受付さえ通れば)開放されていて中庭も工事区域を除けば自由にうろつけて一安心。晴子と跨が昼飯を食っていたベンチは丁度工事区域圏内で撮影できなかった。写真は「アニメに出てきた気がするベンチ」。

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校舎の正面入り口が工事のため封鎖されていて、利用者や見学者は中庭に面した入り口から入る事になっていた。入って左手にすぐ受付の部屋があって見学と撮影の許可をもらいつつ、昔は職員室に使われていたのかなぁと思いながら撮影。

10:09

中庭の写真はどれも要領を得ないのばかり、廊下の写真は光量不足でブレた写真ばっかでしょんぼり。

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受付の部屋を出てすぐの所で「おねツイ」1話のクシャミシーンで出てきた階段があったので撮影。基本的に校舎内の階段は全部同じデザインだったので実はどこでとってもよかったと言う話が。

10:11 「旦那さんに悪いですから」

写真からも分かる通り結構狭い所で、撮影のためにポージングしてる間に職員の人が頭下げながらカメラの前を通り過ぎるとか普通。ここの職員さんは流石におねてぃの事とかヲタがみんな同じカットの写真撮って行くのを見慣れてはいるんだろうけど、バカヲタでごめんなさいと謝らずにはいられない・・・

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受付で話を聞いた時に「他の方が使用してる部屋以外だったら自由に入って良い」といわれたので、パンピーが使ってる部屋には絶対入らないよう注意しながら空き部屋を見つけて色々と撮影。事前情報で知ってたけどもやっぱり残念だったのは、各部屋が防音壁で2つか3つに区切られていて(大抵は音楽教室などで利用されているようだ)机が無いのはまだ良いにしても、大きな黒板が無かった(防音壁の裏にあった)事だ。一応、キャスターで移動できる小さい黒板はあったのでそれで我慢。

10:28 アニメ画像

写真は「おねてぃ」OPのラストなんだけど、普通に「VISUAL」抜けてた上に上下反対でしょんぼり。

10:38 アニメ画像

今回の旅行で一番、撮影中に人が入ってこない事を祈ったカット(それでも光の具合なんかを再現しようとしてる辺りがヲタ魂)

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校舎の真横に「松本高校記念館」なる建物(松本高校は旧制高校で、今で言う「大学」。因みに旧松本高校は現在の信州大学でもある。)があって、そこでは記念絵葉書が売られていたので全員揃って工事中で撮影できなかった校舎の葉書を購入(一枚50円)。残念ながら正面玄関のものは売っていなかった。

10:50

写真は松本高校の校門まで戻った所にある講堂。ここも、受付で講堂の話を聞いた時に「開いてたらどうぞ入って下さい。開いてなかったら言って下されば開けますので」とまで言って貰えたんだけど、鍵が掛かって無かったのでそのまま入らせてもらう事に。

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講堂は割とこじんまりした所で100人か130人ぐらいが収容限界の大きさだったんだけど、内装にしろシャンデリアにしろ綺麗に手入れされてて一時期は式場として使われてたのも十分頷ける。頷けるけど、撮影はする。

11:00 アニメ画像

五話で麻郁がホモ疑惑かけられた時に呼び出されたのがここ。なんだけど、この写真はどっからどうみても上級生にカツアゲされてる一年坊二人にしか見えないのは気のせいか・・・。写真は講堂後ろの二階部分で、一階を見下ろせるようになってます。逆サイドにはグランドピアノが置いてある舞台があります。

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講堂の正面入口の写真を撮ってなかったので撮りに行ったら、そういえばここでは小石のカットがあった事を思い出してcgbspender君(この時はもう名前じゃなくてADと呼んでた)を連れてきてポーズ取ってもらう。

11:11 小石たん萌え

流石に顔面ドアップでバランス保つのは大変だ。と言うか今思えば、普通に俺の方が身長高いから撮影角度に無理があっただけじゃないのかと。そしてこのカットを撮影してる時に「あからさまに同属」な方々が校門を通ってきたので、逃げるように次の場所へ。

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講堂から校舎を挟んで反対側へ出ると大きな公園に出た。ここが「あがたの森公園(その敷地内に旧松本高校の校舎がある)」で、アニメ中ではここが校庭として扱われていたので当然いくつも撮影スポットがある。

11:17

写真は丁度講堂-校舎-校庭が一直線になる位置から。

この直ぐ近くに水飲み場があって、「おねツイ」OPで麻郁が爽やかに顔を上げるカットを動画で撮る予定だったんだけど、麻郁役のbonkura君が飲んだ水を即吐き出すと言うアクロバティックな技をやってくれたおかげで笑いのため撮影続行不可能に。ちくしょう、あの動画は消すべきじゃなかったなぁ。

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「あがたの森公園」は結構広い公園で、小さな池ありーの子供が遊ぶような遊具場や頑張れば草野球ぐらいできそうなグランドありーので、一応公園としての機能は十二分に持ってた感じ。だが俺らがやる事はもっぱらアニメ画像の再現で、何かが激しく間違ってる気が・・・

11:33 アニメ画像

間違ってる気がしても撮影し始めればやはりプロの血が騒いで(アマだけど)、演技指導にも思わず熱が入ります。「みずほ先生は女の子なんだからそんな座り方はしないだろが!」「肩をすくめて申し訳なさそうな感じで!」までは分かったんだが、「好きだと言う気持ちに上手く向き合えない女の子になりきるんだ!」は、言ってて自分で無茶だと思った。

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母子連れで公園に来てた幼女にヲチされながら辛くも無茶な撮影を終え、次は少し離れた所にある川へ土手のシーンを撮影しに行く事に。

11:41

公園から外へでて道を歩いていると「ここは県」と言う字が目に入って、そりゃここは長野県だろうよと思ったら直ぐ横にある番地案内には「県三丁目」の文字。なるほど、地名が「県(あがた)」と言う事だったのか。それで「あがたの森公園」だったのかと納得。

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松本高校前の道を南へ行くと「薄川(すすきがわ)」があって川の北側を東(上流)に向かって歩いて行ったんだけど、ここが物凄く風景の綺麗な所だった。

11:47

周囲全部がこんな感じに山に囲まれてて、川沿いは殆ど車も通らずまさしく「保養地」。途中左側に小学校だか幼稚園だかがあってプールの授業中だったんだけど勿論それは撮影せずにスルー。ここで捕まってはネタにもならん。

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数分歩いて「小松橋」と言う橋を横断すると直ぐ右手に例の階段が。

11:56 アニメ画像

ここは合ってるかどうか定かじゃないんだけども、とりあえずこの川べりでロケーションあってる所がここぐらいしか無いと言う事で撮影。よく見ると階段幅や地面の高さなんかが違うかな?この後川まで降りてって水を触ると物凄く冷たかった、らしい。(俺はデジカメ首からぶら下げて水辺に行く度胸は無かった)。写真左は15君がやった唯一の役。

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帰りは川の南側をブラブラと歩いて松本高校まで戻る。撮影はもう一通り終わったので、じゃあ我らが心の母校前で記念写真でも撮ろうじゃないか(ある意味三日間全部記念写真なんだけど)と言う事で、デジカメを車止めポールの上に置いてセルフタイマー使って撮影。

12:27

今回の旅行中、最初で最後の全員集合写真。何でかと言うと、このデジカメのカメラマンが俺だから必然的に俺は入らないと言うとても単純な理由。役をやらなくて良い唯一のポジションなんで終始これを通したんだけど、流石にカメラマンはカメラマンで疲れる役回りなんだなぁと痛感。左から、cgbspender君、K・奈良君、15君、bonkura君、そしてレアキャラの俺。因みに全員指を曲げたピースサイン(苺たんがやってるやつ)です。

帰りのバスが20分後とか半端な時間だったので最後の気力を振り絞って松本駅まで歩くも、途中でバスに追い抜かれたりとやっぱり散々。松本駅ビル(初日に晩飯食った所の隣)でこの日の昼食を取って、土産を買い込んでロッカーから荷物を出し帰りの電車へ。

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松本駅からはいきなり「中津川経由の名古屋行き3時間半」が待ってて、席に座れる事は座れたけども流石にグロッキー。話してる途中でも寝たり起きたりの危険な状態が続く。途中、岐阜の山のど真ん中で下りる女子高生とか見て人間がどこにでも住める事を再認識した。

18:05

松本を出たのが13時過ぎだったのに、JR名古屋駅についてみればもう18時。この辺まで来ると疲れよりむしろ逆にナチュラルハイになって徹夜明けのごときテンションでバカ話に華を咲かせ、残り少なくなった旅に名残を惜しみつつ恐怖の大垣・米原方面の電車に乗る。来がけもそうだったけど、帰りがけまでしっかりギュウギュウ詰めの満員なのは勘弁してくれ。

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大垣を越えた辺りからは普通に席に座れるようになり、四人がけを二つ陣取ってバカ話の続き。ここでcgbspender君が「"雷鳥の里"と"白い恋人"は同じ商品を別名で売ってるんだ!」と中々高度な電波を飛ばし始めたりして大変だった。そんな旅もいよいよお終い。京都駅の近鉄-JR間のエスカレーターは左並びなのを確認し、ポルタ(京都駅前の地下食堂街)のKYKでとんかつ食って「おねてぃ聖地巡礼の旅」はお開き。

21:54

bonkura君、cgbspender君、K・奈良君はそのままJRで大阪駅まで行くのでここで別れ、俺は15君と近鉄で帰る。最後の写真は15君が向こうで買ってきたお土産紹介で。

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皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてこんな旅行記を長々と読んで下さったあなたも、お疲れ様でした。

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三省堂提供「EXCEED 英和辞典」より
クインテット
quin・tet(te)

━━ n. 【楽】五重奏団; 【楽】五重奏[唱]曲; 五人[五つ]組.