初秋南東北点描
初秋南東北点描 36 終葉
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京都へ帰る

広狭繰り返す県道18を行く。だが、これから県道を途中で外れるのである。

県道を降りれば国道を経て、たちまち中央自動車道の人である。ツーリングはオワリとなり、日常が混み合う京都へと帰るのである。

走行地図はこちら


ちょっと感傷的な気分も疲れと暑さで濁り、首の後ろがまた熱くなってきた。

あとがき

まずは読了に多謝・感謝。

今回のツーリングレポートは読むのも作るのも「しんどかった」。ご覧になった貴殿にも「お疲れ様」と申し上げよう。

今回の旅は「お話」としてもあまり面白くないし、撮った写真もどれもこれもが「もう一つ」なのである。昔、使い捨てカメラを持って、あちこちでワクワクしながら「カチャン」とプラスチックな音を立てて撮った写真。

限られた枚数を慎重に慎重に撮ったはずなのに、どうしようもないフレーミング・色・手ぶれ。これならフィルムがなくなってから見たあの景色の方が「マシ」だった、という「残尿感を“くじ”で引いた」ような後味。

今回もそんな感じである。たくさんの画像を捨てたが、普通捨てるような画像も多用してしまったのは、良かったからというより「しんどかった」からである。なお、長野県県道18号線はつまらない道ではないのだが、これ以上掲載するのが辛いような写真ばかりなので、断念した。是非、対向車に十分注意して実走されたい。

一番感動したのは「霊山」であったが、撮影できた写真は展望スポットが狭いこともあり、どれも似たような写真ばかりであった。だが一番のお薦めである。

 

見ればそこに行って見たい写真、読めばそこに行ってみたいツーレポは、残念ながら目にする機会は少なくなってしまった。(だから拙HPのリンク衆の方々のツーレポや写真はスゴイ)

弊レポを閲覧されて、一ヶ所でも「行って見たい」と思っていただくことができれば、文字通り「幸甚」である。

自在漂泊/白くらげ