初秋南東北点描

初秋南東北点描 3

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霊山を目指す

霊山と書いて「りょうぜん」と読むらしい。検索サイトで調べればそれなりにヒットする人気 があってお手軽な山であるらしい。拙者のお薦めは霊 山登山ルート案内。初めて行く人にはイメージがつかみやすいだろう。なお、霊山という名 前の由来などは下記参照。霊山の場所はここ

 自然の造形、霊山は2500〜3000万年前の火山活動から生まれました。
 貞観元年(859年)に、京都比叡山延暦寺の座主円仁(慈覚大師)が開山し、インドの霊鷲山(りょうじ ゅせん)になぞられて「霊山」と名付けたと伝えられています。その後、霊山は3600の僧坊を数える 東北山岳仏教の一大中心地として栄えました。しかし、南北朝の動乱ですべてが焼失(1347年)し、 今は礎石が残るのみ。山だけが変わらずに、時の移り変わりを見つめてきました。

      霊山町ホームページ霊山より。


「最上川」を渡り、勇んで東を目指す

さて、郡山駅から阿武隈川を渡り、国道288号線を東進する。郡山というところが交通の要所であ るがために栄えているということであるが、郡山への通勤や物資等の通路になっているためか、延々 と住宅や商店、つまり町が道の両側に続く。交通量も少なくない。道が広くなってるのに人の気配が なくファーストフードとサラ金の看板だけが視界を埋めるような「フ ァスト風土」というわけではないが、バイクツアラーとしてはあまり面白くない道である。た だシャッター通りというわけでもなくそれなりに活気はある道である。通勤の車とバス、高校生の自 転車の行き交う埃っぽい二車線道路を東進する。