初秋南東北点描

初秋南東北点描

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小郡駅前のビジネスホテルから西を望む

睡眠不足の1日目

移動日──テントとシュラフを担ぐも、のっけからビジネスホテル泊

東北に行くのは前から決めていた。幸い台風が東北方面を通過して2日以上経つ。 フェリーも検討したが、一日おきにしか出航していないので高速に乗る。 朝5時過ぎには家を出る。いつものように鯖街道国道367号線を北上する。 有料「途中トンネル」と一般道への分岐地点にさしかかるも、真っ黒い巨大なトレーラーが小 さな頭部を一般道に突っ込んだままもがいて全ての道を塞いでいる。黒くて胴の長い甲虫が土 の中にもぐろうとしているようである。虫で言えばハンミョウのような我がバイク、トランザ ルプは甲虫の尻尾の外を通って有料トンネル料金所へ向かう。
    「有料なんは6時からや」
料金所のおじいが叫ぶ。
    「ほーでっか!」
そういえば、昔もっと早い時間に通過したときは誰もいなくて得した気分だったが、時間 外だったのか。

いつものように、そしていつもより長く助走をして福井北ICより北陸自動車道の上の人とな る。

さあ、先は長いものの単調なコースだ。走りなれたためか、相次ぐトンネルも苦にならな い。淡々と行く北陸道である。

淡々と走るが、「三条燕」あたりにくると激しい眠気に襲われた。目の焦点がきちんと 合わないのだ。ボーッとしてしまい、気が付くとセンターラインを割ってしまいそうだ。

これはたまらないと、黒崎PAで30分仮眠を取る。

今回のツーリングは装備の準備がなかなか進まず、ようやく荷物をパッキングできたのが 午前2時、起床は午前4時だったから眠たいはずだ。

画面、CSSの動作はインターネット・エクスプローラーで確認しています。 FireFoxだと、位置やテーブルが拙者の意図と異なるようです。

また、画面は1 024×768で、インターネット・エクスプローラーでは全画面表示でごらん頂くと拙者が見ているものと近く なります。バナー広告のため同一にはなりませんが。

なお、キーボードで[Alt]+[V ]、[F]でインターネット・エクスプローラーの全画面表示とツールバー表示の切り替えが可能です。


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