扇ノ山
2008/09/15(月、祭日) しみけんさん、カズちゃん、わーさん
天気 曇り時々小雨
9月14日(十五夜)に扇ノ山の避難小屋での飲み会にOAPさんに
招待されていて、非常に楽しみにしていましたが、急に仕事ができて
14日にはいけませんでした。ので翌日の朝1番ならひょっとして
山で会えるかも?と思い、朝6:00にカズちゃんを拾って出かけた。
前夜にシミケンさんを誘っていたので道の駅山崎7:00に待ち合わせた。
丁度7時頃に電話が鳴った。誰かな?電話の主は山あそさんでした。
「わーさん、103号線から扇は無理やでぇ、それとふるさとの森公園には
 落石のため通行止になってるでぇ!」
「えっ?それやったらどないしたらええの?」
「ふるさとの森公園の手前から姫路にいって、姫路登山口からや!」
皆様姫路ゆうても姫路城の姫路と違いまっせ!鳥取県の姫路でっせ!
有難う山あそさん。最初道路地図を観て103号線から行こうとしていたので、
非常にたすかりました。戸倉峠を過ぎるとそこは鳥取県。
道の駅はっとう手前の37号線で姫路に向かいますが、
なんともいえない道です。日本の山奥のその又山奥の雰囲気です。
当然に生まれてはじめての道です。しかし道は完全に舗装されています。
こんな田舎に公園がありました。姫路公園です。
一体誰が利用するんでしょうかね?
道中ところどころに安徳天皇の案内板があります。たしか安徳天皇は壇ノ浦で・・
まさかここまで落ち延びて・・平家落ち武者伝説やろか?
インテリのしみけんさんに安徳天皇って知ってる?と聞いたら
歴史は知らんとの事です。しかし運転疲れました。家から3時間も運転しました。
姫路登山口手前の駐車場に駐車し歩き出しは9時です。小雨が降っています。
わーさんと、しみけんさんは傘をさしました。かずちゃんは合羽は持っていますが
傘を持っていないので傘なしです。
わーさんいわく「カズちゃん、山の中ではそう雨にあたらんから、傘なしでもええよ!」
と言ってる本人が傘をさしています。道は沢沿いで渓流を何回も渡ります。
いつもは2本のストックを持っての歩きですが、今日は傘を差しているので
ストックなしで、おまけに足元が滑るので気を抜けません。
カズちゃん「づーと急勾配の登りが続くので、結構しんどいなぁ!」
途中でしみけんさんにOAPさんを無線で呼び出してとお願いした。
幸い無線が通じて、OAPさんはふるさとの森コースで下山中だが、
すぐにMXFさん、GTRさん、LWZさんと登山道で出合いますよ!との会話。
そのとうりすぐに3名と出合いました。そのときMXFさんとの立ち話で
昨夜の十五夜お月様を写真に撮ったとか、その後で姫路登山口からの車での帰り道は
ふるさとの森登山口まえの林道を東方向に行って
29号線に合流できるとか(わーさんが勝手に思いこんだのです)の話をして別れた。
10:15山頂。所要時間1時間15分。
今にも雨が降りそうだったので当然に避難小屋の2階に落ち着いた。
大変に清潔で、綺麗な小屋です。4方向にガラス窓があり360度の展望です。
天気は雨模様ですが氷ノ山ははっきり見えます。
避難小屋2階からの氷ノ山
1時間15分の休憩で11:30下山開始。
駐車場には12:10、所要時間は40分でした。帰りは当然にMXFさんの道にしました。
しかし・・・ふるさとの森登山口前から直ぐに地面をススキが覆っています。
かろうじて轍だけは草がはえていません。
道の両脇から潅木が道の中央に向かって枝を伸ばしています。
直ぐにサイドミラーをタタミ込みました。
所々に水溜りがあってどの位の深さか解かりません。
フロントガラスに潅木の枝が被さってきます。なんか悪い夢みているようです。
道幅狭く、Uターンする場所ありません。前から車がきたら、よける場所ありませんが
絶対にそれはない!誰がこの道通るか、いや通れんわ!車壊れる!!誰か助けて!!!
助手席のカズちゃんが車内で頭打ち付けて痛い痛いと言っています。シミケンさは賢いわ!
後ろの席でシートベルトしてはります。
運転手のわーさんは神経使い過ぎて胃がシクシクします。いつまで続くこの苦難。
自転車より遅いスピードなのでたまらなく時間がかかります。
このまま29号線に出られる保障は全くありません。3人にとってはじめての道ですから!
途中に大きな石1つ、または大きな穴が開いていたら、それっきりです。
しかし周囲の環境はすごいわ!ブナ、ブナ、ブナの原生林。何とか無事に29号線に合流しました。
本日は扇ノ山登山よりも帰りの林道走行が強烈な印象となりました。


朱線はGPSの軌跡
本日の歩行距離3.91Km 累積標高454M


青で囲い部分がとんでもない林道