行者堂(道仙寺別院)
2008/08/15(日) 晴れ 単独
いつものことながら暑い、標高の高い所でどこかいい場所?
今日はお盆、とっておきのいい場所がありました。
先週に山あそさん、OAPさん、TQFさんが登られた道仙寺別院です。
3人はここから後山山頂へ行かれましたが、軟弱者のわーさんは別院までです。
「エ-ガイヤちくさ」の信号を左折し国道429号を西に・・
日名倉山登山口をすこし過ぎた所から後山がクッキリ見える。車を止めてパチリ!
 後山
志引峠を越して下り坂になり、林道に右折して入り込み、目的の後山キャンプ場駐車場に到着。
未だ誰も駐車していない。用意を済ませての歩き出しは8:30.
標高は728Mで気温24度で暑くはない。1段登ったらテントが一杯で若者がリーダーの説明を受けている。
丁度我々の年代ではボーイスカウトの教育実習といったところか。
山あそさんのレポートに載っていた目印の標識は? あった、ありました。
 標識
使われなくなったトイレの北側を行くとそこからはハッキリした道です。
両サイドがモミジの並木道となっていて、こりゃ秋が楽しみだわ!
お堂と小さな滝にでました。薄暗くジメジメしています。早足で通りぬける、
やがて行者川沿いの道に出会います。川の左岸を逆のぼっていきます。
自然林の中のガレ場の道です。天気は晴れで朝なのに薄暗いです。
わーさんははっきり言って今の時期には絶対に歩きたくない道なんです。
唯救いはここは修行の場所なんです。
マムシなんか絶対にいない、もし居てもわーさんが通るときには隠れて出てこん
と堅く信じながら、づーと足元を注意しながら登り続けたんです。
やがて女人禁制の結界門に、
ここにはお堂があって中には4、5体の仏像が居られるが、
うす暗くて良く見えない。勝手に入り込んで観察しても仏像の知識は全くないし
山あそさんが詳しく説明しているんで、入って観る事はないでしょう!

この「女人禁制」現在では色々意見が分かれると思いますが
わーさんの意見としては宝塚とか女性専属車両とかがありますんで
そんな大した事ないと思いますが・・・しかし入ったらイカンと言われたら
どうしても入りたいでしょうね!
せせらぎの音と一緒にガレ場を登る、勾配は緩く、周囲自然林の雰囲気は良い
唯何処までもうす暗い。ほとんど日が差さないんだろう、足元の小岩は苔むしている。
ちいさな橋を渡って右岸歩きとなる、お日様がスポット的に当たる場所にくると
ホットする。この暑い時に日に当たるとホットするとは不思議な話ですが・・・
ふと気がつくと水の音がしない!源流地点を過ぎたんかしら?
おっ! 岩とブナが現れた。おまけに明るい。あそこで休憩しようと思ったらその先が白い!
前もって知識があったのでそれが巨大石積みである事は直ぐに判った。
着きました本日の目的地である堂仙寺別院!!

10:00。歩き出しから1時間30分。標高1030M、気温24度
岩にへばりつくように建っている。階段に腰を下ろして休憩していたが
どうも落ち着かない。時々音がする。
建物の周囲を観察したらこのお堂と裏の石がくっついている、
気温の上昇で木か岩が伸びるので、その影響で音がするんでしょうか?
そのくっついた大岩とその後ろの岩盤にははっきり亀裂があるんです。
もしここで地震が起こって大岩が前に倒れてきたら?
と全くありえない妄想をしてしまうんです。
これはやっぱり普段の行いの結果、物事を信じられないからなんです。
やっぱりどこかで修行せなあかん!
後山には最初から行くつもりはありませんが、やっぱり気になります。
行きたい気持ちが沸いてきましたが、なんせ1人歩きです。それと藪漕ぎがありますので
やっぱり断念しました。
帰り道、結界門とその先の休憩所の前の川の中に丁度水浴びにぴったりの深みがあります
今日は余り汗を掻かなかったのでタオルをぬらして体を拭きましたが
行水にはピッタリの場所でした。
今考えるのに参拝前にここで裸になって体を清めるのが作法なんでしょうか?
時間不明(GPSの何故かの不具合・・・やっぱり霊的な場所?)駐車場着。
今から気になる場所に車で行きましょ!5ケ所あります。
1、今の場所から林道を西に突き当たったあたりの駒ノ尾への登山口
2、道仙寺本院
3、駒ノ旺山荘付近からの駒の尾登山口
4、道仙寺女人堂
5、女人堂からの参拝道の車での終点
全てに良い結果を得ました。
1、林道終点に登山口あって、その林道はその先工事中で多分ダルガ峰西側の林道と合流か!
2、カヤ葺きのお堂がある。本院と別院と後山とは一直線上にあり!
3、駒ノ旺山荘までの自然林の見事さ、思わずため息が!登山口ありました。
  積雪時に駒の尾に登る下見に!
4、女人堂と字のごとくカラフルで美しい。利用はしていないが近代的なトイレあり!
5、大分先にいけますが運転に注意!(ローギアでトロトロ運転)

朱線は歩き、青線は車
写真集