激安ツアー?台北

旅行準備編

新聞の1ページ全面広告に3月4月のHIS 格安ツアーが載っている。
4月になれば仕事を辞めるので、曜日に関係なくいつでも行ける!
その中で私の心を捉えたのが、「ノースウエスト航空・台北3日間29800円」だった。
(はじめこれを4日間29800円と勘違いしていたのだが…)


−ツアー申し込み−

確か広告掲載は2月末だったと思うが、申し込み開始が3/3(月)11時からとなっている。
誰と行く?前から台湾に行きたがっていた長女?そしたらと次女も誘う。
夫も息子も行くと言うが結局行くのは女3人
3/3申し込み開始に備えて、117で時計を合わせ、家の電話、携帯のメモリーにHIS大津支店の電話番号を入れてリダイヤル待ち
11時に電話が殺到してかからないことを想定して。
今までに、ミュージカル、ワールドカップ、夏のHotelなど何度かけてもかからず、そのうちに受付終了!なんて何回も経験している。
格安ツアーきっと殺到すると気合を入れて、一度10時にHISにかけてみる。
そしたら、そしたら、11時からですがお聞きしておきますって、いとも簡単。
このときに4日間じゃなく3日間と気づく。

延泊も6000円で出来る。HotelはDグレードだがアップも出来ると。
アップグレード、延泊ももちろんアップ代がかかる。
これじゃあ、自分で飛行機とって、いいHotelを取ったほうが良いかな?
と思うが、空港からHotelの送迎付2日目一日観光お昼に飲茶付だからこの方が安いと言われる。
しかも航空会社に問い合わせても4月からの運賃は分からないと言う。
延泊分を自分でいいホテルを取ったらいいかということでツアーを申し込む。
一回申し込んだからと言ってそれで満足する私じゃないので、それからもいろいろ台北に限って探してみる。

−どこの旅行社?!−

本屋でABロードを立ち読みして、「N.W 圓山大飯店に泊まる3泊4日台北46800円」を見つけて電話番号のみ携帯にメモって帰る。
早速、「ABロードを見たんですが詳しいことを教えてください」と電話してみる。
HIS と同じ日程で上記値段。延泊、アップグレードを考えるとこちらのほうが安い。
何しろノースウエストにこだわっているから、N・W指定はなかなかいい。

次の日もう一度この旅行社、“レッドカーペット”に電話して、日程と料金を知りたいのでパンフレットをFaxで送ってくれと頼むと
パンフレットはない。ABロードの紙面をコピーして送りますと言う。
送ってもらった日程から、当初予定の9(水)〜12(土)より、
11(金)〜14(月)の方が仕事を休む日が少なくていいというのでこの日を申し込むべく次の日電話する。
その前に、HISに断らなければいけない。限定商品なのでキャンセルは困ると言われていたので、早く断らねばと。
キャンセルしたあとレッドカーペットに電話して申し込み。
二人分の名前もすべて言った後で、申込書を送るからコピーして送れというので郵送ですよね。というと
Faxで送るから、もう一人分はコピーしてくださいと言う。
三回電話を掛けたけど、三回とも同じ人が出るし、コピーしろと言うし、クレジットカードは使えない(HISも使えない)
レッドカーペットって聞いたことない名前だからちょっと「大丈夫ですよね」って言ってしまった。
「何がですか?お客さんのようにはっきりいってもらった方が良いんです。一人でやっているわけでもなく、
長年この業界でやっているんですから、JTBだけが旅行社と思っているような人は他所へ行ってください。
よくいるんですよね。何も知らんとABロード見て申し込んでくるお客さん。」と勝手なことを並べ立てて一方的に切ってしまう。
パック旅行しか知らんおばさんがーって感じ。

−HIS 様・様−

娘の手前、旅行いけなくなったらどうしよう!と思ったけど、それこそ厚かましいおばさん。
今度は、さっき断ったHISにキャンセルちょっと待ってくれと電話を入れる。
何しろこちらは、前にもお世話になった方で、私の名前を覚えてくださっていたので、断るときも丁重に理由を行きたがっていた娘が行けなくなったので、今回は止めます。
そしてキャンセルのキャンセルはもう一人の娘が何で止めたん?て怒られたのでと元に戻してもらいました。
HISの重政さん、ありがとう。

ところがこのツアー明細が届いたらNWではなく(確約ではなかったので)エアーニッポン(EL)なる航空便に決定。
NWなら夜遅くに着くところだったけど、ELは3時過ぎには着く。到着日も少しはうろうろ出来る。
もちろん夜市も行ける。おいしいものが食べられるからいいか。

−なんでNWにこだわるか?−

もちろんマイレージ今までためたマイレージで、スペイン旅行2人分(12万マイル)、イギリス1人分(6万マイル)の特典旅行に使わせてもらった。
ゴールデンウィークの最中跳ね上がる航空運賃が無料なんてこんなおいしい話はない。
勿論それまでせっせと飛行機に乗ってあちこち行ったり、ポイント移行できるクレジットカードでせっせとお買い物をしたお陰だけどー。
NWなら少しでもマイルがたまるんだけど、今回は、少しのマイルより向こうでの滞在時間を重視してELでよかったかな?

あとは、延泊のHotel。
延泊代を出す料金(1人1泊Dグレードで6000円、2人で12000円)で、1ルーム結構いいホテルがとれちゃう。
ここでまた大失敗!
インターネットで台北デラックスホテルを検索
25000円の豪華金箔バスルーム付のEver Green Hotelがキャンペーンで1万円と言うのですぐに申し込み。
ちょっと街中から外れているみたいだけどそんなことはお構いなし。もう豪華ホテル気分!
でも5月末まで満室と返事がかえってくる。
そこで検索再開。あったあった。1万円とまでいかないけれど、11900円で同じHotelがありました。
すぐに申し込むと取れると言うので、、どうせツアー離脱するのだから、2日目から豪華ホテルにしようと2泊申し込み。(ツアーの2泊目を無駄にほる)
これもOKでお金を振り込むときになって間違いに気づく
空港までの時間や、街からHotelまではタクシーでと言うのがどうも違う。おかしいなとよくよく見れば台北じゃなく台中になっている。
再度問い合わせ。台中で台北のHotelだとやはり2〜3万するって。とんでもない!
そこでまたべつのホテルを申し込む。The Landis Hotel買った「まっぷる台北」に大きく1ページを使って紹介されていて、 モノトーンのインテリアにフルーツサービスは全室にと言うのに惹かれて決めた。

これまたお金を振り込む前に、ちょっと待てよ。念のためにStarwood Preferred Guestに電話して料金を聞いてみる。
Starwood Preferred Guest とはSheraton,Westin,Four Pointsなど高級Hotelの会員で会員価格で宿泊でき、しかもポイントがつきポイント数によって無料宿泊などの特典が受けられる。
何しろ特典だの、無料と言うことばに弱いので聞くだけ聞いてみる。
でもそこは、高級Hotel、いくら会員価格と言えども私の泊まれる金額に上限がある。
そうそう泊まれるものではない。でもこのStarwood Preferred Guestの特典でバリ島でずいぶんいい思いをした。
フリーダイヤルで聞いてみると、“Sheraton Taipei”が予定していたThe Landis Hotelとそんなに大差なく泊まれる。
NT$7800がNT$4500(+10%service charge)
Starwood Preferred Guestの部屋でデラックスルーム、香港のツアーのようにいいホテルだけど窓の外は高い壁ってことはないはず。
こちらもフルーツバスケットがつく(per night)これで思い残すことはない。
台北駅やMTR(新交通システム)の駅に近く個人で動くには便利、
しかもクレジット支払いでマイルがたまる。Starwoodのポイントも貯まる。
そこで The Landis Hotelはキャンセル。

−延泊の延泊−

ツアーも決まり、Hotelも決まった!やれやれと思ったらまた問題発生!
帰り12日は土曜日もう一日余裕がある。2泊目、ツアーのホテルと、Sheratonとだぶっている。
予定通りツアーで2泊、あとSheraton2泊の4泊5日にしても値段は同じ。
いっぱい食べる回数が増える!とHISに帰国日変更のお願いをしてみたら、30日前を切っているので変更料20%かかるという。
しかも帰国日は日曜で満席と言われ諦める。あーあもう少し早く気がついていたらよかったのにー。
ところがところが、TVを見ていると申込書と申込金両方がそろったところで正式契約になるので、
どちらか一方だけの場合はキャンセル料を払わなくてもいいと弁護士が言っていた。
これは、いい事を聞いたと次の日早速HISに電話をする。
振込みと申込書の送付と同じ日なので私が日程変更を申し出た時はまだ申込書は届いていなかった筈だと言うと
特別に今回だけと変更を認めてくれた。
でも飛行機満席なのでキャンセル待ちだとか。
どうせキャンセルなかったって言うんだよなーって思っていたら、2日後ぐらいに電話。「取れました。」
ちょうどイラク戦争が始まったころでした。
それでキャンセルいっぱい出たのかな?
何しろその時はそんなこととは気づかず、思い通りになり“重政さんありがとう!”

−HOTELの再予約−

SARSが怪しくなってきた。
香港と中国広東省には渡航禁止命令が出たが台湾は大丈夫ですと言うので
みなさんの心配をよそに、予定通り出発の運びに。
そこでまた「待てよ」と私の最後の仕事。
Sheratonは予約状況によって値段が変わってくるというので、このご時世、
きっとお部屋も空いてて下がっているはずと予約センターに電話で聞いてみる。
やはりNT$ 450だったのがNT$ 415に下がっている。
変更をお願いするとただ前に付いていたFruit BascketとTurndown Serviceは付いていないと言う。
Fruit Bascketは毎日果物を買って帰って盛っておけばいい。
Turndown Serviceは夕方にベッドカバーをはずして、カーテンを閉めておいてくれるらしいがこれは娘の役。
これできまり!安いほうがいい。予約確認書を再、再度送ってもらって終了。

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