【ナ行】

−超スゴイ −スゴイ −人間並 −ニガテ −超ニガテ


ノトーリアス・B・I・G本体:カルネ

破壊力− スピード− 射程距離−
持続力− 精密動作性− 成長性−

ディアボロ親衛隊の1人であるカルネのスタンド。ただし、カルネ自身は
ヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港にてミスタに射殺されており、その際のカルネの怨念が
スタンドエネルギーとして具現化し、意志を持ったという極めて珍しいタイプのスタンドである。
既に本体が死んでいるため、独自の意志で活動する"自動追尾型"とでもいった風な性質を持ち、
"自分の周りで動く最速のもの"を攻撃する。逆に言えば、動かないものには攻撃を行わない。
攻撃したものは、自分のエネルギーとして喰らい尽くし、自分の成長の糧とする。
飛行機やスタンドでさえも例外では無く、喰えば喰う程巨大化していく。
どんなものでも喰らい成長する事が、ノトーリアス・B・I・Gなりの本能であり、目的なのだろう。
基本的に本能で動いている様だが、ボールペンでイタズラ書きを行う程度の知能は備えている。
また、ノトーリアス・B・I・Gに攻撃を加えても、どんな小さな破片からも復活するため、
完全に消し去る事は不可能だと言われている。
最終的にはティレニアの海に突き落とされ、今も永遠に波を追いかけ、
時には波より速く動く船などを襲いながら存在し続けている。

怨念や恨みといった人間の負の感情をエネルギーとする点では、デーボのエボニーデビルと
共通するところがあるが、本体が死亡してから発動するという点が基本的に異なる。
この事を、生前のカルネやディアボロが知っていたかは定かでは無いが、
ああも易々とミスタに射殺されに行ったカルネは、何かしら感じるものがあったに違いない。
とは言え、死んだ後に発動するスタンドなど予見出来るはずも無く、
単にディアボロの手近に居た親衛隊の残りが、当時たまたまカルネだけであり、
死後のスタンドの発現も偶然の産物であるという意見もある。(57巻)


【戻ります】