【マ行】

−超スゴイ −スゴイ −人間並 −ニガテ −超ニガテ


マンハッタン・トランスファー本体:ジョンガリ・A

破壊力− スピード− 射程距離−
持続力− 精密動作性− 成長性−

空中に漂うイソギンチャクの様な不思議な形をしたスタンド。下部には二つの鍵が付いている。
気流の流れを感知する事ができ、それを本体であるジョンガリ・Aが読みとり、
ライフル弾を発射。マンハッタン・トランスファーは、それをボディで受け止めた後、
反射し、標的に命中させる"狙撃衛星"の役割を果たす。
このスタンド自体には、攻撃能力等は全く無く、ふわふわ空中を漂っているだけであるが、
空気の動きに反応して攻撃を避けるため、直接ダメージを与える事は難しい。
風を読むという点では、第2部に登場したワムウの触角を思い浮かばせる。(65巻)


メタリカ本体:リゾット・ネエロ

破壊力− スピード− 射程距離−C(5〜10m)
持続力− 精密動作性− 成長性−

本体であるリゾットの体内に無数に群生しており、磁力の様な力で空気中や地表、
そして生物の体内に存在する"鉄分"を自在に操作し、変化させられるスタンド。
主な攻撃法は、標的の血液中に含まれている鉄分を操作し、カミソリや針、
ハサミなどといった鋭い刃物に変化させ、体の内側から相手を切り裂くというもの。
同時に、標的の体内からは鉄分が奪われていくので、血液が酸素を運べなくなり死に至る。
また、砂鉄などをリゾットの体に付着させ、そこに周りの景色を描き潜伏する事も出来る。
鉄分を刃物などに変化させる際は、本体であるリゾットから近いものから変化していくため、
リゾットの位置を悟られてしまう恐れもあるが、このスタンドの攻撃法を見破っていないと、それも難しい。
暗殺チームのリーダーらしい、まさに暗殺のためのスタンド能力と言える。

人間の体内にある鉄分とは、血液中の赤血球の90%を構成するヘモグロビンという物質である。
このヘモグロビンが主に鉄分で構成されており、体全体に酸素を運ぶ役割をしているため、
これが足りなくなると貧血状態となる。人間の血液が赤いのも、このヘモグロビンの影響で、
例えば軟体動物などの青い血を持っている生物は、酸素を運ぶ役割を"銅"が担っているため、
血の色が青くなっている。余談ながら、鉄分は茶やコーヒー、あるいは柿などに含まれる渋みの元である
タンニンという成分と結びつきやすく、そうなった鉄分は体内に留まる事が出来ず失われてしまうため、
貧血気味の方は、コーヒーやお茶の多飲は控えた方が良いとの事だ。(58巻)


【戻ります】