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対馬バードウォッチングの旅
1999年 5月 1日 から 4日

 5月1日 曇

師匠と箕面の鳥仲間と対馬に鳥見に行きました。諸般の事情で、私だけ、飛行機で福岡に出て、フェリーで対馬に渡りました。連休なので対馬に帰省されるかでしょうかフェリーは混んでいました。その為か、タクシーの順番がなかなか回ってきません。タクシーの台数が少ないこともありますが。やっと乗れて行き先(宿)を告げると、分からないなあ。探してみます、とのこと。やっと、宿に着くと、皆さんは出発した後。宿のご主人は、家を知らないなんて、誰だ、とおかんむり。
荷物を預けて、バスでうろうろ。案内所に立ち寄って、お話を聞いていると、案内所の方が、「家の車を使ってください」とのこと。見ず知らずの旅行者に自家用車の提供を申し出てくれました。これが対馬の人柄です。お言葉に甘えて、車をお貸ししました。お陰さまで、自在に鳥見ができました。ありがとうございました。
車をお返しして、宿に戻り、皆さんと合流。

 5月2日 晴

皆さんと一緒に鳥見。
観光バスツアーで、たくさんの方が鳥見に来ておられるようです。

 5月3日 晴

皆さんと一緒に鳥見。
のんびり鳥見をしていると、地の方が、「どこから来たね」「大阪です」「ほう、御苦労さんだね。これでも食べなさい」とぬくぬく(産みたて)の卵をいただきました。時間的にも頃合いだったので、早速、それでお昼を摂りました。実においしかった。ありがとうございました。

 5月4日 曇・雨

仕事の関係で、私のバードウォッチングはここまで。
バスで空港に行き、飛行機で福岡に渡り、新幹線で戻りました。

今回の旅行でも、プラスチックのごみを見つけました。何気なく捨てたのでしょうが、プラスチックは大変厄介な代物です。もし、プラスチックが海に出て、それを魚や鳥が食べると、食べた魚や鳥の胃の中に残ります。プラスチックは、自然に無くなるということはありません。いついつまでも、食べた生き物の胃の中に残り続けます。
プラスチックが直接それを食べた生き物を死なせるということはありません。しかし、胃の中にプラスチックが溜まると、食事をしなくても、満腹感を覚えます。それで、食事を摂らなくなると思われます。すると、結果的に、プラスチックがそれを食べた生き物を死に至らしめることになります。
プラスチックを食べた魚を、今度は人が食べるわけです。
私の鳥の師匠が「人がおいしく頂けるものしか、残していってはいけない」とおっしゃっていました。一般的には「残していいのは足跡だけ。持って帰っていいのは思い出だけ」と言われています。すべてのごみは持ち帰りましょう。

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