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伊良湖岬のサシバ・バードウォッチングの旅
2012年10月 7日 から 8日

 10月7日 曇・晴

箕面の鳥仲間とサシバの渡を見に伊良湖岬に行きました。車で行く予定でしたが、主に幼児が罹ると云う感染症になり、薬の関係で車の運転は自粛しました。少しでも運転に懸念がある場合は車の運転は避けた方が賢明です。
始発の特急で鳥羽に出て、一番のフェリーで伊良湖岬に渡りました。そこで、合流。駐車場は車で一杯・満車状態。ナンバープレイとから判断すると、全国各地から来られているようです。キャンピングカーも数台ありました。
皆さん、自由な出立で、双眼鏡片手に椅子に掛けたり、散策したりしながら、観察しておられました。何処からともなく声が上がると、全員その方向に双眼鏡を向けます。兵(強者、つわもの)は、サシバの数を数えます。記録する人、どこかに報告する人等あり、静かになります。「来た」との声が掛かると、同じ行動が始まります。
サシバの渡は早朝から始まるので、この場で野宿・車泊される方も大勢おられますが、我々はホテルに向かいました。

 10月8日 曇

早朝から伊良湖岬の駐車場に行き、サシバの渡の観察。昼過ぎからは、帰途に着きながら、別の高台等に移動しながら観察。京都近くまで送っていただいて、別れました。
この日の夕暮には、川の流れのような渡があったそうです。

今回の旅行でも、プラスチックのごみを見つけました。何気なく捨てたのでしょうが、プラスチックは大変厄介な代物です。もし、プラスチックが海に出て、それを魚や鳥が食べると、食べた魚や鳥の胃の中に残ります。プラスチックは、自然に無くなるということはありません。いついつまでも、食べた生き物の胃の中に残り続けます。
プラスチックが直接それを食べた生き物を死なせるということはありません。しかし、胃の中にプラスチックが溜まると、食事をしなくても、満腹感を覚えます。それで、食事を摂らなくなると思われます。すると、結果的に、プラスチックがそれを食べた生き物を死に至らしめることになります。
プラスチックを食べた魚を、今度は人が食べるわけです。
私の鳥の師匠が「人がおいしく頂けるものしか、残していってはいけない」とおっしゃっていました。一般的には「残していいのは足跡だけ。持って帰っていいのは思い出だけ」と言われています。すべてのごみは持ち帰りましょう。

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