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雲仙・長崎の旅
2009年 8月 1日 ~ 5日

 天災と人災

 今回の旅行で感じたことは、自然の破壊力には抗することはできませんが、愚かな人の手による破壊には人類の英知によって防ぐことは十分に可能だということです。そして、何としても防がねばなりません。

被害住宅

雲仙普賢岳噴火の被害

原子爆弾の被害

大浦天主堂、原子爆弾の被害

 雲仙 雲仙温泉地獄谷

奈良から車で、雲仙に向かいました。土日は千円で高速道路を利用できるので、混雑を避けて早朝に出発しました。難関の宝塚東トンネルを過ぎると、中国道は貸切の高速道路でした。昼過ぎには、関門海峡を渡り、4時に雲仙休暇村雲仙に着きました。

雲仙温泉地獄谷 2日(日)、早朝から休暇村内でバードウォッチング。朝食後、雲仙温泉地獄谷を見学。温泉卵をいただいて、雲仙普賢岳の噴火による土石流被害家屋保存公園に行きました。

自然の力を、その大きさをまざまざと見せつけられました。
地球は生きています。
そこで、感じることは、

・自然の力は、ありがたくもあり、ありがたくもなし です。
・人智、人力では抗することができない部分がどうしてもあるようです。

島原市内・島原城・武家屋敷跡を見学。
ここでも、宗教という名を使った、愚かな破壊を見せつけられました。雲仙温泉地獄谷にも、その愚かな破壊の碑がありました。

 長崎 山王神社二の鳥居

山王神社二の鳥居

山王神社二の鳥居

3日(月)、早朝から休暇村内でバードウォッチング。朝食後、長崎ペンギン水族館を見学。ここは、ペンギンが自然の海で自由に泳いでいることで有名な水族館です。自然の海は心地いいのでしょうね。遠くの方で泳いでいるので、なかなか写真は撮れませんでした。この時だけは、心地いい時間でした。

午後からは、宿に荷物を預けて、浦上天主堂付近を見学しました。
被爆お地蔵様、山王神社二の鳥居(左半分が爆風で吹き飛ばされ、右半分だけになりました。左の写真は後ろから写したものです)、山王神社の大楠、長崎医科大学正門、浦上天主堂。

人類はここまで愚かなのだろうか。
未知の扉を開き英知を得て、それにより無限の扉を開いていこうとする英知が、この愚かさに対応できないとは信じがたいのだが

 長崎 原爆資料館・原爆公園・原爆投下地点以和爲貴無忤爲宗

原爆公園以和爲貴無忤爲宗 4日(火) 午前中は、坂本竜馬の足跡を訪ねる。亀山社中跡、竜馬坂、風頭公園等。

おやつに松翁軒のカステラをいただく(さわださんちのお父さんがここのカステラが大好きなようです)。

原爆資料館、原爆公園、原爆投下地点

水を求めて彷徨う情景が未だに目に焼きついているという告白。焼け野原の街で、虚ろな視線をあらぬ方に向けて呆然とたたずむ少女、その足元には焼け焦げた骸が…

暑さで体が疲れることもさりながら、精神が滅入ります。

 長崎 バイオパーク

カピバラさん

カピバラさん

5日(水) 8時に宿を出て、開園時間の9時にバイオパークに到着。
園内を順に巡り、お目当てのカピバラさんの処で過ごす。(癒されます)

昼食後、カピバラさんのスイカタイムを見て、お土産はカピバラのぬいぐるみ(カピカピ)。

3時にバイオパークを出発して、翌日午前3時に帰宅しました。

このようは拙速なお話でも、皆様の旅行の何かのお役に立てば幸いです。
ありがとうございました。

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以和爲貴無忤爲宗以和爲貴無忤爲宗
塔
今回の旅行で想ったこと
・すべての人が自由に訪れることができるように、原爆関係施設を巡るバスを走らせ、バス代・入場料等を無料にし、維持費を含む経費のすべてを国が負担する。
・国際会議は、すべて広島か長崎で開き、参加者は原爆関係施設を見学する。(地球温暖化阻止も大切ですが、洞爺湖でサミットをするよりも広島・長崎でサミットを開く方が、人類には急務ではないでしょうか)
・小中学校の平和教育で広島・長崎を訪れていますが、すべての小中学校が平和教育で広島・長崎を訪問するようにし、その費用はすべて国が負担する。
・オバマ大統領、一度来て見てください。あなたの言葉が更に強くなります。

64年前のきょう、その日が二度と繰り返されないことを祈って

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