蒜山・大山旅行

前日までの１週間ほどは素晴らしい天候でした。晴れていて、暖かく申し分ない天気でした。…が、出発の日は朝からどんよりとした曇り空。

道路情報板を見ると、近畿道宝塚トンネル手前は早朝から例によって５Kmの停滞。路面補修のため、車線規制をしているとラジオの道路情報がありましたので、朝早く出たのですが、もう停滞していました。予定変更して、阪神高速池田線から中国道に入りましたので、ほとんど停滞に巻き込まれずにすみました。

そこで、注意事項
・事前にいろいろな情報を仕入れておこう

湯原ICで降りて、３１３号線を北上。津黒高原に着く頃には、今にも降りそうな天気になっていました。一応、周辺を散策しましたが、成果なし。山の方に入ると、ヤマセミを見ることができるとのことでしたが、雨が降りそうなのと、寒くなってきたので、今回は断念しました。

四ツ塚史跡公園に行きました。四ツ塚古墳のビデオを見ていると、集団で鳥がやってきました。残念ながら、同定できません。
道の駅風の家の前の蕎麦屋さんで遅めの昼食を摂りました。（蕎麦は、白川郷に行く手前の「源流そば」、松本城近くの「真田そば」が最高でした）

蒜山ジャージー牧場に入るところで、「タヌキ」さんがひょこっと、道路に出てきました。車を端に止めて、見ていると、どうも反対側の雑木林から親タヌキの声が聞えます。想像するに、親の後をついて道路を渡ろうとしたとき、傍若無人（狸）にも突然車が来たので、道路を渡れずに引き返したものと思われます。
子ダヌキは無邪気にも歩道で座り込んでいました。そこで、車が来ないことを確認してから、遠巻きに後ろに回り、子ダヌキを追い出しました。「キョトン」とした顔をしていましたが、前からの親の声と、後ろからの人の接近で、重い腰を上げて、道路を無事に渡りました。

やれやれ、無事に責任を果たしてから、牧場でおいしい牛乳とヨーグルトとレアチーズケーキを頂きました。牧場内は、ヒマワリとコスモスが咲き乱れていました。お天気さえ良ければのんびりと散策するのですが、今にも泣き出しそうな空模様だったので、馬さんに餌をあげてから出発しました。
車で移動中に、同定できなかった鳥が団体で飛んでいくのを、よく見かけましたので、「団体さん」と名付けました。雨も降り出し、辺りが暗いので、宿舎に向かいました。
しかし、車内からのBW（Bird-Watching）は続けました。すると、刈り込まれた田んぼに「団体さん」がいました。そこに、また、「団体さん」が団体でやってきました。よく見ると、近くの木々にも「団体さん」がいるようです。
思わず「止めて」（雨の所為か、車はほとんど走っていませんでした。お気をつけください、さわださんちのお父さんは、ことりのこととなると周りのことは気にならないようです）。車から飛び降りて、そ～っと近づいていくと、一斉に飛び上がりました。

「アトリ」だ。

　大山

期待した翌朝は雨。仕方なくゆくりと朝食を摂って、蒜山ハーブ園に行きました。ここは高台にあるため、眺めは素晴らしいと思われます（残念ながら、雨で眺望は諦めました）。
大山に登るため、大山寺に向かいました。途中で、日本最大の石の鳥居（茅部神社）に寄って、更に道の駅で野菜をたくさん仕入れてから、蒜山大山道路に入りました。ところが、雨は激しくなり、風も強くなりだしました。おまけに濃霧です。視界はせいぜい４０ｍ。車のライトの先端が見えません。最徐行、曲り角では警笛を鳴らしながらの運転です。

やっとこさ、大山寺に着きましたが、山登りという天候ではありません。直ぐに登山中止を決めました。強い雨・風のため、大山寺への参拝も諦めて、自然史資料館を見学してから、鳥取に向かいました。
東条湖温泉で一泊です。

　白兎神社・鳥取砂丘

２４日は雨はあがりましたが、相変わらず風の強い天気でした。東条湖を１週して、道の駅でいろいろなものを仕入れて、白兎神社に着きました。
大国様と白兎・素兎（しろうさぎ）の伝説で有名なところです。不増不滅の池、ガマの穂を見て、参拝しました。因幡の白兎のお話から、皮膚病に良いという土鈴を求めました。ここは、白兎がお礼として、大黒様に奥様を紹介したと云う伝説により、縁結びの神様としても有名です。大国主神と稲羽の白兎（素兎）のお話はこちらです。

鳥取砂丘は、風が強くて、砂が皮膚に当り痛いくらいでしたので、１時間くらい居て、帰路に着きました。

このようは拙速なお話でも､皆様の旅行の何かのお役に立てば幸いです。
ありがとうございました。

この蒜山・大山・鳥取砂丘の旅の写真集は、外部サイトの さわださんちのホームページの写真集 をご覧ください（別画面になります）。

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