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オーストラリアの旅
モートン島タンガルーマ・ワイルド・ドルフィン・リゾートとシドニー
2005年 8月6~15日

モートン島  Moreton Island
タンガルーマ・ワイルド・ドルフィン・リゾート  TANGALOOMA wild dolphin resort

 モートン島  Moreton Island
 タンガルーマ・ワイルド・ドルフィン・リゾート  TANGALOOMA wild dolphin resort

船

6日、関西国際空港(KIX) 午後9時30分発のカンタス便(QF374)で、ブリスベンに向かいました。

翌7日の7時(現地(東部地域の冬)の時間は日本より1時間進んでいます)に着きました。空港で軽い朝食を摂り、タンガルーマ・ワイルド・ドルフィン・リゾートのバスでタンガルーマ桟橋に行きました(15分)。桟橋には左の船が待っていました。バスや自家用車で人々が桟橋に集まって来られました。ブリスベンから船で1時間半のリゾートなので、利便性がいいのでしょうね、たくさんの方が行かれるようです。日本の方もたくさんおられました。ブランプトン島とは大違いです。

TANGALOOMA wild dolphin resort
船は10時に出港し、揺られること1時間半で、モートン島(Moreton Island)のタンガルーマ・ワイルド・ドルフィン・リゾート(TANGALOOMA wild dolphin resort)に着きました(左の写真)。モートン島は世界で3番目に大きい砂の島です。

早速、チェックインを済ませて部屋に入り、荷物を解いて、整理。いつものような、「買出し」はありません。昼食を摂ってから、午後6時(日没後30分前後)から始まる、野生のイルカに餌を直接手からあげることができる Dolphin feeding の予約に行きました。その後は、日が暮れるまで、浜辺でゆっくりしました。

TANGALOOMA wild dolphin resort
リゾートの浜辺の砂はさらさらで、裸足で歩くととても気持ちがいいです。こちらは冬ですから、水は少し冷たい感じでした。しかし、泳いでいる人もいました。
浜辺で、さやさやと吹く風・寄せては返す波の音を聞きながらグラスを傾けて(盃ならもっといいのですが)なにもしないのは、いいものです。3時間ほどそのように海を眺めてから、Dolphin feeding に出かけました。

ここのイルカさんは、日没後30分前後で桟橋の浅瀬(右の写真のような浅瀬)に集まってきます。正に野生のイルカです。そのイルカさんに手ずから餌をあげるわけです。
餌付け前、イルカたちが仲間を追いかけっこして遊んだりしている姿が見られます。見ているだけでとてもかわいいです。

イルカに触れる

Dolphin feeding

まず、イルカさんに餌をあげるときの注意が10分ほどありました。(英語)
・海に入る直前に、手を消毒すること。
・餌を勝手にあげないこと。ドルフィンケアラー(イルカの研究員、左の写真の女性)の指示に従うこと。
・餌(魚)は、尾の方から掴み、ぶら下げるのではなく、手を海につけてイルカさんに平行にしてあげること。(喉につかえないように)
・餌は出し惜しみしないように、すぐにあげること。
・あまりのかわいさになでてあげたくなるが、絶対に触ってはいけない。等々

日が暮れると気温もぐっと下がり、ウェットスーツを借りて参加しました。順番を待っている間は寒かったのですが、海の水はそれほど冷たくなかったです。
終わった感想は、「か・わ・い・い」の一言です。このために、はるばるやって来たのです。「もう一回やりたい!」となるのですが、この島に訪れたとき、何泊しても1人1回だけと決まっていました。(でも、もう1度やりたい!!)
イルカさんのご飯の後、我々もビュッフェスタイルの食堂でご飯にしました。

 8日 クジラウォッティングクルーズ  Whale watching cruise

Whale watching cruise 8日(月)は、正午出港の Whale watching cruise に参加しました。
午前中は、浜辺で遊んで、11時45分に桟橋に行き、船に乗り込みました。乗船後すぐに軽い昼食がでました。30~40分走ってからクジラを探しました。
ザトウクジラが出ました。長い手を振って(ペクトラルスラップと云うそうです)、何度も歓迎してくれました。ジャンプ(ブリーチと云うそうです)も見せてくれました。イルカさんも船と平行に泳ぎ、ジャンプしてくれたり、近くまで来てくれました。
あっという間に1時間ほどが過ぎ、「これで帰ります」というアナウンスの直後、2頭の鯨が出現しました。

鯨のジャンプ
船はその二頭の鯨を暫く追いかけてくれました。再度帰航しますとのアナウンスの後、その鯨はお別れのジャンプを見せてくれました。「Luck」のアナウンスとともに船は港に向かい、3時に港に戻りました。

ここでの食事はすべて外食です。今日はBeach cafe でいただきました。アナウンスで、「今から30分間ドリンク半額」と流れましたので、30分間でビールを2杯も飲んでしまいました。3杯目は急いで飲む必要がなかったので、ゆっくり飲めました。

夜、8時過ぎからダンスパーティやクイズ、カラオケなど何やらとイベントがあり、夜も十分楽しめます。外は満天の星空。浜辺で寝っ転がって星をながめるのもいいのですが、寒かったので、我々は部屋に戻りました。

 9日 砂丘すべり  Desert Safari  Sand board

Sand board 9日(火)は、午前中に難破船がある海岸までの散歩、午後は3時からの4WD Desert Safari (Sand board)です。

浜辺を歩くこと30分で難破船が横たわる場所に着きました。漁礁になっているらしく、釣り人が竿を出していました。海上からもツアーがあるというので、最終日に参加することにしました。ヘリコプターで空から見るツアーもあります(高い!!)。

午後3時からは砂丘滑り(sand board)に挑戦しました。4WDのバスで凸凹道を15分ほど進むと砂丘が現れます(ここは、砂の島です)。その砂丘の頂上から1m程の板にうつ伏せになり、滑り落ちるのです。パースでもやりましたが、こちらの方がスピードとスリルがありました。

私が感じた注意事項です。
・ゴーグルがありますので、必ず着けること。
・何があっても、口を開けないこと。
・終了後にお風呂に入れる余裕を持つこと。
・ポケットのない服が望ましい

全身砂まみれになりましたので、まず、お風呂に入り、さっぱりしてから、夕食に出ました。今日はお肉です。450gのヒレ肉と300gのサーロインを注文しました。3人でしたので、もう1人の方はと尋ねられました。「We share.」で了解してくれました。これでも3人でお肉だけで750gあります。お肉以外のものはビュッフェスタイルです。実に食べごたえるある夕食でした。(ま ん ぷ く ~)

 10日 魚釣りと何もしないことをした日

魚釣り 浜辺 浜辺 10日(水)は、桟橋で魚釣りをしました。1時間ほどで、チヌ(黒鯛)のような魚(25cm)とベラの大きいの(20cm)とこちらでは有名な魚(25cm)(名前を教えていただいたのですが忘れました)の3匹を釣り上げました。
その釣果を使って、Perican feeding をしました。何かというと、早い話が、釣った魚をペリカンにあげるのですが、砂浜に置くのではなく、ペリカンに近づいて魚を放り投げます。すると、ペリカンさんが飛び跳ねて食べます。もたもたしていると、ウミウに横取りされますが。なかなか気持ちの良いものですよ。

昼からはすることがありませんので、”何もしないことをしました”
ベランダからグラス片手に海を見る。砂浜に寝そべって、ただ寝そべっているだけ。のたり・のたりの海をのたくらと見ているだけ。時々イルカさんが海面に姿を現すので、「かわいいなぁ」と溜息をついて、ながめているだけ。ペリカンが来ればペリカンを見、ワライカワセミが来ればワライカワセミを見、ウミウが来ればウミウを見る。夕日が沈む頃は水平線の茜色の夕日を見ている。桟橋のほうへ行って、イルカたちの遊んでいる姿をながめる。 そして、………

夕食は、勿論 Beach cafe で夜の海を見ながらいただきました。

このようにして、”なにもしないことをした”日は過ぎていきました。

☆☆ 月の満ち欠けについて ☆☆
日本では右下から満ちていきますが、オーストラリアでは左下から満ちていきます。

 11日 最終日 シドニーへ移動

砂のお城 11日(木)は、シドニーに移動する日。でも、船は午後4時出港です。そこで、午前中は、昨日で味を占めた魚釣りをしました。釣果は2匹でした。今日も Perican feeding をしてから、昼食を摂りました。

午後2時15分の難破船クルーズに参加して、海側からの難破船の様子を見ました。難破船のところで、船長さんが皆に食パンをくれました。これを、海に投げると、魚がうようよと集まってきます。魚が集まると、難破船の上にいたウミウが海上に舞い降りてきて、魚を狙います。魚はパンを食べようとして、近づいてきますが、ウミウが来るとクルリと逃げます。ウミウはそれを追いかけます。水中のウミウの泳ぎ方を見るのは初めてでしたが、すばやいです。びっくりしました。海の中をよく見ていると、ウミガメが泳いでいました。ジュゴンもいるそうです。(今回はお目にかかれませんでした。残念!)

このようにして、出港の時間になりました。ブリスベンのタンガルーマ桟橋に着いたのが、午後5時半。バスの運転手さんが船の荷物運びもしておられたので、バスが出発したのは、午後6時でした。運転手さんに、予約便があるので、カンタスのチェックインカウンターに最初に寄って欲しいと事情を説明して、カンタス・カウンターのターミナルに最初に着けてもらいました。
午後7時10分発のQF553便でシドニーに向かい、ホテルに着いたのは午後9時40分でした。この間は強行軍でした。 (T T) 余裕を持って行動しましょう。

補 足
ゴールドコーストから1泊2日のツアーで来られている方もたくさんおられました。午前10時の船に乗り、正午の Whale watching をして、午後6時からの Dolphine feeding に参加して、翌日は Sand board を楽しんで午後4時の船で帰る、という日程だそうです。
日帰りのツワモノもおられました。午前10時の船できて、正午の Whale watching をして、午後6時からの Dolphine feeding に参加して、午後9時の船で帰る、という日程だそうです。
ブリスベンからいろいろなツアーが出ているそうです。

 

シドニー  SYDNEY

 12日 ブルーマウンテンズ

ブルーマウンテンズ 12日(金)朝食後、午前7時15分にホテルロビーで、Wild Blue Gum Pty. Limited の喜谷さんと待ち合わせていました。喜谷さんはブルーマウンテンズ観光のツアーをしている方です。勿論、日本の方です。日本に居るときに、インターネットで「ブルーマウンテンズ」を検索したら最初にヒットしたのが、喜谷さんの会社でした。いろいろと調べましたが、日本語ツアーでは格安のツアーでしたので、メールで予約をして(勿論日本語で)から、オーストラリアに行きました。予約料も要りませんでした。余計な話ですが、インターネットだけでお客さんはたくさんあるのですか?とお尋ねしたところ、「地球の歩き方」にも記事が出ているので、そこそこあります、とのことでした。

今日のお客さんはお若いカップルと我々3人の計5人でした。OKAという14人乗りの4WDバスに乗り込み、ブルーマウンテンズに向けて出発しました。途中、シドニーのことや沿道の町の解説などを聞きながら(勿論、日本語です)、野生のカンガルーがいるグレンブロック地区(大型バスでは入られない処にありました)に立ち寄り、Billy Tea (ビリーティー)とビスケットでモーニングティーをいただきました。Billy と云うのは空き缶のことで、開拓時代に缶詰の空き缶を利用して Tea を飲んだ名残のようです。

それから、お目当ての奇岩 the Three Systers 展望所(エコー・ポイント)に行き、見学後、シーニック・ワールドの世界最高勾配(標高差650m、最大傾斜52度)のトロッコ列車とロープウェイに乗り(自費)、午後1時前にブルーマウンテンズ最大の街カトンバ(Katoomba)に着き、昼食を摂りました(自費)。
昼食後は、街の中を散策しました。おいしいチョコレート屋さんとパン屋さんを見つけました。勿論、買って帰りました。
帰りは音楽を聞きながらシドニーに戻り、ホテルに午後4時ごろに着きました。

それから、さわださんち恒例の「買出し」に出ました。ウールワースで食料品等を買い込み、シドニーの夜からは、さわださんちのお父さんが喜ぶ夕食(次の段落の上の写真です)になりました。

 13日 パディス・マーケット

夕食 夕食 13日(土)いつもの様に部屋でゆっくりと朝食を摂った後、パディス・マーケットに出かけました。感じとしては、メルボルンのクイーン・ビクトリア・マーケットと同じようなマーケットです。衣類・おもちゃ・食料品等いろいろなものが売っていました。マッサージ(足裏・肩・全身と部位によりお値段が記載されていました(全身でA$15))のお店も2軒ありました。衣料品とおもちゃ(値切って、買いましょう。時計は交渉が成立せず、断念。(TT) )を買ってから、食料品売り場に移りました。

ウールワースよりもお安いです。お目当ての牡蛎12個A$9.95、名前不明のワタリガニのような蟹2匹A$4、Freshえび(大きさは、右上の写真を見てください)500gA$5.50(いつものように200g注文したのですが、特価品だから最低 harf Kg と云われたので)、どれもFresh だけあって、おいしかったよ。!!(下の写真)
お昼は、マーケットを出たところに有ったアジアン・フードセンターで摂りました。
午後からは、シドニー水族館へ行きました(さわださんちのお父さんは、やたらと水族館が好きなのです)。ここで、75cmのイルカのシドたんが我が家の仲間に加わりました。

 14日 ハイドパークと王立植物園

オオコウモリ

オオコウモリ

14日(日)午前中、ハイドパークと王立植物園に鳥を見に行きました。 が、ハイドパークで「2005 SYDNEY CITY TO SURF」というのをしていましたので、人・ひと・ヒトです。大人ばかりではなく、小学生からお年よりの方も走っておられました。6万人以上の人々が参加しているのでしょうか?仮設トイレの前は長蛇の列でした。(写真集をご覧ください。別画面になります)鳥どころではありません。

轟音とともにスタートしましたが、思うように走れないようでした。先頭の方はいいのですが、あとになる程もたもたしたスタートになります。それだけ前がつかえているのです。グループ分けして、時間差スタートをしているようで、最後まで見ていると、いつ終わるのか判らないので、我々は王立植物園に行きました。

最初に目についたのが、オオコウモリです。96年8月にここに来たときは、オオコウモリの姿を見た記憶がありません。見ていたとしても、これほど多くのオオコウモリだと記憶に残るはずです。それぐらい、こちらの木、あちらの木とオオコウモリのねぐらがあちこちに在り、騒々しい声が聞こえます(このコウモリは昼も起きているようです)。

ここで、買い物組はロックスへ行き、鳥組はバードウォッチングを楽しみました。と云いたいところなのですが、今年はどうした訳か鳥の姿が見えません。オオコウモリばかりです。そこで、バードウォッチングは諦めて、合流し(ロックス組は、さわださんちの恒例として、くまのぬいぐるみをゲットしていました)、シドニータワー(AMPタワー)に上りました。タワーの展望所に南半球で一番高い処にあるポストがありました。(展望台からの写真は、写真集をご覧ください。別画面になります。)
イルカのシドたんとこのくまさんの為の旅行かばんと、冬物のバーゲン商品とを買ってから、ホテルに戻りました。

 15日 最終日

15日(月)朝食後、午前8時半にホテルをチェックアウトして、タクシーで空港に行き、午前11時半発QF373便で関西国際空港に戻りました。

今回の旅行は、実にのんびりした旅行でした。タンガルーマでは、実にのんびり過ごせましたが、個人的には2001年に行ったブランプトン島の方が好きです。人が少ないほうが好きな所為でしょうね。
皆様も、自分に会った旅スタイルで、好きなところを選んで、楽しんでください。

今回の旅行では、知人に鳥以外の写真も撮ればと勧められたので、撮ってみました。少しですが、こちらから、オーストラリア(モートン島とシドニー)の旅の写真集を見てください。別画面になります。

このようは拙速なお話でも、皆様の旅行の何かのお役に立てば幸いです。ありがとうございました。

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