週末恒例・大人の五体投地

2002年3月10日(日) 「アソコのカタチ」


人はみな顔や背格好に差があるように、

大事な持ち物も千差万別。

それはもちろん男もそう、女もそうです。

確かに男の場合はわかりやすい。露出してますからね。

大きさ、角度、傘の張り具合、色、かぶり具合、などなど。

パッと見ただけでも一目瞭然です。

特に中学時代は「比べっこ」や「飛ばしっこ」なんかにも興じたものです。


反面、女性の場合はわかりにくい。

まさに「比べっこ」でもすれば別でしょうが、

なかなか普段からそういうことをする人もいらっしゃらないでしょうし。

「他人のカタチ」にはそれほど興味を持つ要因も土壌もないのかもしれません。


ところが男のほうは、と申しますと。

女性のカタチには物心ついたときから興味があるわけです。

両手を合わせて心持ち指を開き、

友人の同様にした手と90度にあわせて覗き込む。
(コレについてはまた後日書きましょうね)

そんなことばっかりしているほど、興味津々だったのですよ。


大学時代に親しくなった女性が、非常に綺麗な形をしていました。

もう、本当に絵に描いたようなアソコでした。

それほど経験数は多くはなかったのですがホテルの薄明かりで見ただけでも

中学生以来、それまで思い描いていたソレとまったく同じ形。

ほたら、今までのは何やったん?

って聞きたくなるくらいの完璧なプロポーションのソレでした。

思わず彼女の足の間から言っちゃいました。

「キミのアソコ、きれいやね!」

そしたら彼女は突如として動きをやめ、ベッドの上へ座りなおします。

一瞬にして冷め冷めとした雰囲気に変わるホテルの一室。

「な、なに?ナンカ、悪いこと言うたかなぁ?あは、あははは」

「…ううん。聞いて欲しいことがあるねん」

「え?なになに?僕でよかったら、聞くけど…」

思わず座りなおすワタクシ。

「あんね、ワタシ、…整形してるの」

「え?なんでいきなりそんな。それに、そんなことどっちでもかまへんで」

「ううん、ちゃうねん…整形してるのは…アソコ、やねん」

「…え?え?えええ?整形って?まさか…元・男?」

バシッ!

鼻血が出るほどの突っ込みのあと、さらに彼女は続けます。

「子どもの頃、いきなりお母さんに病院に連れて行かれて、ね…」

…どうやら彼女の話によると母によっていきなり病院(産婦人科らしい)に

連れて行かれた小学校低学年の彼女は、

ベッドに乗せられ…

パンツを下ろされ…

麻酔を打たれて…

ごくごく簡単ではあったが手術を受けさせられたらしいのです。

とにかくとても怖くてその場では何にも言えなかったそうですが、

後で母に聞いたところによると

「あんたのな、ビラビラを切ったんよ。これでもう、大きくなったらモテモテよぉ」

と言われたとか。

そう、その手術はいわゆる大陰唇の余ってた部分を切除するものだったのです。

母の予言どおり彼女がその効果に気づくのは10数年後になったわけですが、

出会う男がみないちいち同様に感嘆の声を上げるので

彼女の内面では、知らず知らず罪悪感が募ってきていた、

と、彼女はベッドの上で正座したまま話します。


そんなことを気にする(ほどの)ことではない、と一生懸命話してなだめて。

「今のキミの価値には少しの傷もないよ」とか何とか言うたんでしょうなぁ。

まあ、要するに。続きをいたしたかったわけですが。


男がホーケイ手術を、というのはよく聞く、と言うか、

それ自体が日向の存在になりつつあるのは感じられます。

しかし、世の中に女性向けのこういう「整形」があるということは、

「女性のアソコの形」というものも、実は重視されているのかもしれません。


でもそれ以来、アソコの形の千差万別さには、ひそかに瞠目を繰り返しています。


最近?

最近は、もう、新規開拓はしてませんよ。はい。

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