足の指の間が痒くなる心意気
2004年1月7日(水)「気に入ったッ!」 |
娘がもうすぐ産まれます。娘が産まれたら、言ってみたいというか、やってみたいことがあるのです。 宴会などで酒を飲んで、ええ加減に酔っぱらったら周囲にいる独身男性をひっつかまえて、できるだけ大きな声で 「気に入ったッ! 俺の娘をお前にやる!」 と肩などたたきながら言ってやるのです。 「ええっ!? でも、娘さんって確かまだ赤ちゃん……」 「なんやとぉ? ……お前、まさか俺の娘が気にいらんっちゅうんかい? あぁ?」 「いえ、決してそんなわけでは……」 「よし。ほたら呑め。今日はめでたいのぉ、あぁ?」 「は、はい」 「ほしたらお前、ええか? 今日から俺のこと『パパ』っちゅうねんぞ」 「いいいいっ? パパですか?」 「呼べ。ええから。ほれ。呼んでみぃ」 「こ、ここでですか? ……パ、パパ」 「ぼけぇっ! 男なんぞに『パパ』っちゅわれとうないんじゃぁっ!」 ……まったくどうしようもない酔っぱらいぶりです。でもやってみたい。 このギャグ、長所は今後十数年は割と何度でも使えるところなのです。反面、問題は娘が妙齢になればなるほど、段々とシャレにならない場合が出てくる危険性が高まってくることでしょうか? いや、昨今のことですから、いきなりシャレにならなくなったりするかもしれません。 まあ、娘が年頃になったとき、いつの間にかどこからともなく許嫁がぞろぞろ這い出してくる、というのもなんだか「かぐや姫」を彷彿とさせて風情があるのでは、と思ったりもするのであります。 |