足の指の間が痒くなる心意気
2003年9月5日(金)「妻の腹痛」 |
帰宅途中、妻・わんこから「お腹痛い」とメールが。妊娠5ヶ月の身重の妻。心配だ。電車のなかでも走って(気持ちだけは)マッハで家に帰り着く。 ドアを開けても妻の姿はなかった。妻の名を呼びながらそう広くもない家をうろうろする。もしかして堪えきれなくなって病院に行ったのかも。と、とりあえず病院に行ってみようか、どうしようか。うわー。 と、動物園の熊のように部屋の中を右往左往しているとどこからともなく、妻の声がする。妙にくぐもって遠くから聞こえるようだ。ど、どこかで倒れてるのか? もう一度、妻の名を呼びながら行きつ戻りつしていると、とあるドアの中から声が聞こえる。そう、トイレの中だ。 「わ、わんこ。だいじょうぶ?」 「だいじょうぶだいじょうぶ」 豪快な水音と共にジャージをたくし上げながらわんこが出てくる。 「トイレ行ったら治った」 「……そ、そう。よかったね、あははのは」 ウチの妻は便意如きでいちいちメールを送って寄越す、実に可愛いヤツです。今はとにかく赤ん坊が予定位置よりも後ろから出てこないことを祈るのみであります。 |