足の指の間が痒くなる心意気

2003年5月30日(金)「家事を分担する秘訣」 

 共働きの夫婦にとって、一番大切なことは「家事を分担する」ということに尽きるのではないか、と思う。

 分担する、と言っても「しなきゃならない」では不満がじわじわと鬱積していくだけである。家事分担は義務、じゃない。

 今はカネさえ出せば、家事でも何でも他の誰かがしてくれるじゃないか。ハウスクリーニングだってあるし、外食できるところなんて何時でも開いてるし、下着でも何でもまとめてクリーニングへ出してしまえばいい。

 そう。カネさえ出せれば。見て見ぬふりの部屋の隅のホコリからも、毎日の献立を考える自問自答からも、あの洗濯機から溢れてる、汚れた下着の山からも、一気に解放される。

 しかしそれでは一向に生活は良くならない。要するにカネがいくらあっても足りない。

 と言うことで必然的に家事を分担しなければならないのだが、さあ、それを「しなきゃならない」状態に陥らないようにするには、つまり「義務でなく家事を分担する」には、いったいどうすればいいか。

 単純にいえば「無理するな」の一語に尽きる。料理を作るのがイヤなら、出来合いのお総菜で充分。洗濯物だってお天気のせいにしてちょっとくらい溜めておいたらいい。部屋にホコリが溜まってるのが気になると言われるなら、「目をつぶれ」とでも言い返しておあげなさい。なにもあなた一人が犠牲になる必要など、全くどこにもないのだ。

 そして次の休みの日に、夫婦二人で並んで台所に立てばいい。二人で洗濯物を干してみたらいい。二人で掃除機と雑巾を持って床のホコリや窓のくもりと格闘すればいい。

 「分担」と言う名でそれぞれに課せられた家事労働を、めいめいそれぞれでやろう、とするから不公平感が生まれるのであって、せめて生活の共有部分の作業だけでも一緒にやってみれば、不公平感はまず生じないだろう。

 そうすることすら出来ないのなら、少し立ち止まって考えてみる必要があるのではないだろうか?

 そもそも結婚だって、義務ではない、のだから。

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「妻、身重 夫が家事する 肩も揉む」
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乳を揉むのは しばしおあずけ
3太郎


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