足の指の間が痒くなる心意気
2003年3月29日(土)「身分詐称」 |
「今日はわたしの同期生との飲み会に来てね」 「酒の肴は……」 「同期生には保母さんもいてるよ」 「イクイク! もう絶対イク!」 そんなわけでわんこの同期生(保母さんに重心90%)たちの酒の肴になってきました。もちろんわんこも一緒です。 保母さんと言えば付き物なのがやはり「合コン」であります。保母さんはいったいどんな合コンをしてるのか、飽くまでも今後のお勉強のために、インタビューをしてきました。ええ、ええ。下心なんておくびにも出しませんともさ。 Q.保母だって言うと、男はどんな反応をする? A.「『ボクちゃんのお世話して欲しいでチュー』」 「いきなり『あーん』って口開けるヤツとか。もちろん熱いジャガ芋を放りこんでやりました」 Q.合コンで保母さんだと告白することに抵抗ある? A.「わたしは言いますよ」 「メンドクサイからOLとか言います」 Q.メンドクサイの? 盛り上がると思うけど? A.「うーん、言ったその時は『うぉーっ』ってなって、さっき答えたような反応をするけど、そんなんって5分と保たないでしょ? そしたら逆に保母さんであることで、会話の幅を狭めてるような気がするんです」 「そういや保育士だって言ったときに限って酔っ払ったアホの看病とかすぐ回って来ますし」 Q.で、OLだって言うんや? A.「その方が色んな話できますよ」 「以前、保育士だと言ったら真剣に福祉行政がどうだとか固い話になったこともありました」 Q.なるほど。どうもありがとうございました そのほかにも自衛官と合コンして匍匐前進5パターンを見せてもらって引きまくった話とか、どこそこの会社の男はチャライとか、色んな話を聞かせてもらいましたが…… 男には確かに萌える職業ってありますが、それが逆に女性の心に垣根を作ってしまってる場合もある、と言うことです。もっとも普通(決して普通、なんて人はいないと思うのですが)の「合コン好きOLさん」から見れば、「保母さんなのにそれを使わないなんてもったいない」なんて思われてるかも知れません。 我々男子一同は、少なくとも合コンの場に於いては、どんな職業の方でも心おきなく胸を張って、堂々とその職業を名乗るコトの出来る社会を、女性のためにも作っていくのがつとめである、とココに宣言して筆を措きたいと思います。 |