足の指の間が痒くなる心意気

2003年1月23日(木)「東京の味」

 食べ物、特に和食は京・大阪を中心とした関西のほうが美味いとされるが、うなぎだけは違う。うなぎは東京に限る。焼き方が違うのだ。

大阪のうなぎは焼くのみ。タレにつけては焼き、つけては焼くをひたすら繰り返す。焼き上がるのにも時間はかかるしその上固い。少しでも小骨が残っていたら気になってしまう。

東京のそれは蒸しを効かせてある。箸で触ると、ほろほろ。口に入れると、とろとろ。小骨が多少残っていても全く気にならない。
が、値段はやはり高い。だから一人で来た時だけ頂くようにしている。わんこには内緒ですよ。



2003年1月24日(金)「喫煙者の檻」

 今泊まっている某公立の施設は、分煙化が非常に進んでいる。煙草は決められたスペースでしか吸ってはいけない。

ある一角は完全に格子のガラス窓で仕切られており、まるで喫煙者が檻に入ってしまっているかのようだ。試しに入ってみたが、何だか悪いことをしている気にさせられてしまう。

そういえば昨日朝、上野駅で人だかりを見た。なんかオモロイことでもありまんのんか?と人だかりに紛れ込むと、その真ん中にはでかい灰皿がデン、と置かれていた。

東京で商売するには元手は灰皿一個あればいい。たったそれだけで人は集まってくる。



2003年1月25日(土)「東京の夜」

 いやー。呑んだ騒いだ驚いた。こういう時、ネットにはまっていて良かったと思える。

ネットで知り合った仲間とほぼ初対面にもかかわらずあんなにも打ち解けて楽しく過ごせるなんて。驚きとともに喜びを禁じ得ない。また会おう!出来るだけ早くその日が来ることを望んでやまない。

しかし歌舞伎町を徘徊した時は、もう少しで風俗店に入ってしまうところだった。いや別にかまわないと言やぁかまわないのだが

わんこがワタクシに期待してるうちはヤめておこう、と。期待されなくなったならその時こそ。横目でネオンを見つつ拳を固めた。

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