足の指の間が痒くなる心意気
2002年12月9日(月)「USJ見聞録」〜キリ番プレゼント付き | |||||
大阪に住んでおきながらUSJに行ったこと無い、と言う人は意外と多い。かく申すワタクシもその一人であった。新しモン好きのミーハー母は開園後すぐに出かけており、幾度となく「ホンマにオモロイからいっといで。特にクリスマスは」と何度も聞かされていた。 ご存じの方はご存じだと思うが、ワタクシは雨男である。 …そしてこの日も雨だった。パレードも中止。アレも中止コレも中止。お目当ての「クリスマスマジック(花火ショー)」も中止だった。それでも土曜日だけあってかなりの人出。まだ空いている方なのだろう。きっと他にも雨男や雨女がいて、その数は晴れ男、晴れ女よりもほんの少しだけ多かったのだろう。そうだそうだ。そうにキまった。
それでも場内はクリスマス一色。サンタクロースがアチコチにいる。絶え間なく流れるクリスマスソングに嫌が上でも盛り上がる。恋人達にとっては最高のシュチュエーションだ。わんこの足取りもスキップがかっている。 「3太郎さん、今度はアレ乗ろう!」 「3太郎さん、次はあっちへ行こう!」 楽しくてしょうがないらしい。なんだかいいなぁ。40分待ち、60分待ちのアトラクションも少なくないが、それでも来てヨカッタ。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなので、映画に関するアトラクション中心。ターミネーター、E.T.、バックトゥザフューチャー、ジュラシックパークにウオーターワールド、ジョーズ、ブルースブラザース…映画を観ていれば何倍にも、しかし観ていなくてもそれなりに楽しめる。主に80年代の映画にまつわるアトラクションが目立ち、恐らく客層の年代からすると観ていない人たちの方が多いんじゃないか?
それにしてもスタッフが親切だ。ちょっと道ばたでマップをのぞき込んでいるとすぐ声をかけてくれる。 「どちらへ行かれますか?」 「それでしたらコチラでございます」 なぜ。なぜ関西弁じゃない? 場内のスタッフで唯一関西弁を喋っていたのは大道芸人の外国人だった。 「ナンデヤネン!」 「ナニスンネン!」 異国情緒もたっぷり味わえる。 アチコチで雨でアトラクションが中止になる中、わんこが最も楽しんでいたのが「変身スタジオ」である。はっきり言ってUSJでなくても、ちょっとした観光地ならこんなのはあるのだが。
クリスマスまであと2週間あまり。一足早く存分にクリスマスムードを堪能してきた。次回はぜひ、てるてる坊主をぶら下げて出かけてみたいと思う。
さてさて、おかげさまで当「隔靴掻痒」もそろそろキリ番「44444」となります。恒例のキリ番プレゼント、今回はUSJにちなんでお届けしましょう。
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