足の指の間が痒くなる心意気
2002年12月5日(木)「ガラクタ」 |
まもなく結婚するというのに、新妻を迎える準備が全然整っていない。 以前は二人で住んでいたため、独り身には不似合いなほど広い部屋に住んでいるのだが、いつの間にか脱ぎ散らかした服やら、本やら雑誌やらガラクタやらでのあらゆる部屋が埋まってしまった。まったくガラクタ達の繁殖力は驚異的と言うほかない。 片づけなければ、片づけなければ、と思ってはいるのだが、一向に体は言うこと聞かない。今日こそチャンスだ、と言う休みの日でさえも、昼過ぎまで寝てごそごそ起き出してはネット三昧。なぁにまだ三ヶ月ある、まだ二ヶ月ある、と言ってるウチにわんこの荷物がやってくる1月末までそろそろ一ヶ月になんなんとする。 「わんこ、荷物どれくらいあるの?」 「う〜ん…たくさん!」 キミは数を数えるのに「1,2,3…たくさんたくさんたくさん」てな具合の未開の部族か。もっと具体的に言って欲しいモノだ。タンス何棹とか、本何十冊とか、服何着とか。 「まあ、とにかくそろそろ部屋片づけなあかんなぁ」 「そぉ? 充分片づいてるよ?」 「え? コレのどこが?」 「ワタシの部屋はすごいよ。毎日寝るのにガラクタ掻き分けて場所作ってるモン」 「じゃあまさか、持ってくる荷物も」 「うん! 当然ガラクタ」 重ねて言うがガラクタの繁殖力はすごい。…えげつない新居になりそうな予感がしてならないのである。 |