足の指の間が痒くなる心意気

2002年7月29日(月) 「人生においてのトイレに要する時間の過ごし方について」


一部にご存じの方はいらっしゃるかと思われるが

我が家のトイレには本棚がしつらえてある。

座って正面の壁一面、本棚。

中身はほぼ全域にわたって漫画本。

その数軽く100を越えよう。


トイレの時間がもったいないから、と思ったわけで本棚を置いたのであるが、

そのせいかどうも近頃トイレの時間が長くなって仕方ない。

今し方、トイレから出てきたのであるが、30分は座り込んでいたようだ。


当初は文庫本を並べていたのだが、

トイレには日にせいぜい一度か二度行くか行かぬか。

そうなると文庫本の場合、前読んだところを忘れているコトが多く、

却って時間が無駄だというコトに気付いたのだ。

これが漫画本だと、

前回のトイレタイムで読んだところから読み返しても、そう時間は費やさない。

かくなる次第で今やすっかり我が家のトイレは漫画喫茶ならぬ漫画トイレと化したのである。



ところが、軽く読めるモノだからついつい読みふけって長トイレに陥り、

仕事には遅れるわ、

デートには遅れるわ、

見たいテレビは見逃すわ、

夏だからやたら暑いわ、

足はしびれるわ、

ケツは乾くわ。

全くロクなコトがない。


かといって本棚を撤去しようとは思わないわけであるが、

これ以上人生におけるトイレの時間を増やすのもどうか、という軽いジレンマを感じてはいる。



こう言うときは逆転の発想である。

トイレで暮らせばよいのである。

トイレに冷蔵庫を置く。

電子レンジも置いてみよう。

タンクの上には蛇口もついてるから、歯磨きや歯ブラシ、石けんなども置いてみる。

ガスを引くのは大変だから、IHヒーターを設置しよう。

着替えもトイレですればいい。

テレビもパソコンも電話もトイレに。

お次はトイレ用のクーラーでもつけてみようか。

いつの間にかトイレのドアに表札がついてたりして。

問題はベッドだが…

これはわんこに、トイレでする、という趣味を植え付ければ解決することであり、

そう大きな問題にはならないであろう。


……武田信玄ばりの広いトイレが欲しいなぁ。

わんことの会話に似せた日記才人の投票ボタンです

登録は簡単! 押すと「オチ」が見れます!
できれば! 登録いただけると励みになります!
片言隻句

トイレこそ 唯一一人の 時空かな

住めばトイレも 都となるかな
伝助さま


一人じゃさびしい 二人じゃ出来ない  3太郎
下の句日々ハゲシク募集中です

戻る     次へ     前へ