足の指の間が痒くなる心意気

2002年7月1日(月) 「わんことわんこ


わんことぼちらぼちら将来のことを話し合っている。

両親の老いのこと、自分たちの老いのこと、将来の子どものこと、

お金の出し入れ、保険のこと、家のローンのこと…

決して軽い話だけではないが、結婚とはそういうものだ。


一つだけピッタリ一致したことは「犬を飼いたいね」ということ。

今のマンションはペットを飼うことは出来ないが、

大きくなってお金持ちになったら犬を飼える家に引っ越そう、と。


ワタクシも昔犬を飼っていた。

ミニコリー(シェトランドシープドッグ)で気の小さいビビリのわんこだった。

中学生の頃もらわれてきて、大学生の頃まで生きていた。

11年生きたことになるから、まあまあ天寿を全うした、といってもいいだろう。

最期は歯槽膿漏になって、モノも食べられず、心臓が弱くなって。

ある朝目が覚めたら死んでいた、そうだ。


そうだ、というのはそのときワタクシは家を出て一人暮らしをしていたため、

その死に目には立ち会っていないためだ。


最初家に来たときは毎日毎日散歩に連れて行き、

時折シャンプーもしてやり、寒そうに震えていればタオルでこすってやったり…

高校生になり、大学生になるとだんだんとかまってやれなくなって、

いつしかほったらかしに。

広くはないが庭があったため、ほとんど放し飼いで散歩もそれほど必要なかったし。

弟と二人、自分たちが「欲しい欲しい」と半ば駄々をこねて飼ってもらったのに、

最期は親に任せっぱなしだった。


今度犬を飼うときは…

その命を預かる気持ちで。

最期の最期まで看取ってやりたいと思う。

その覚悟が出来て初めて、犬を飼おうと、わんこと話した。

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片言隻句

わんこちゃん 嗅覚だけは 犬並みです

うそをついても ニオイでばれる
伝助さま


オナラもできない でもしてるけど。  3太郎
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