足の指の間が痒くなる心意気

2002年2月4日(月) 「新年明けましておめでとうございます(旧)」

昨日2月3日は節分

節分とは、立春の前日であり、暦の上ではいよいよ今日から春

つまり今日は、太陰暦の正月です!

あけましておめでとうございます!!


昨日の節分は京都はまさに新年さながらの大賑わい

あちこちの神社仏閣で「節分会」が行われています

3太郎もご多分に漏れず行って参りました

全国の神社の総本山、「吉田神社」です
京都大学の東隣「吉田山」の山腹に位置する。
当神社に仕えた吉田家は、近世まで神社界の総家と仰がれ、全国の神主に宗源宣旨、裁許状を授けた。
「徒然草」の吉田兼好もその一門である。


最寄のバス停を降りると、参道は人で埋め尽くされています

露店と人でごった返す参道

さすが京都大学のお隣。さまざまな団体の立て看板が…

その立て看板の前に店を出すとこうなります。

この靴屋さん、誰に責任をとって欲しいでしょうか?

道の両脇に所狭しと立ち並ぶ露店

さっそく彼女と二人で買い食いです



揚げ餅、巻きチヂミ、五平餅、たこ焼き、タイヤキ、焼き鳥

…年越しそばまで平らげてやっと鳥居前へ

すると怪しげな一団が…われらの行く手を阻むではないか!

どうやら仮装で参詣でもしているのだろうか…京大の隣だし…きっと毒電波が…あわわわ


なんとか鳥居をくぐりぬけ社殿へ上がる階段も人・人・人…


さすが、節分。あちこちで福豆を売っています。

またその売り子のおねぇさんが美人ぞろいで…

彼女に遠慮して撮ってますのでちょっと画像が悪いですね…

この福豆には抽選券がついていて、4日の昼から豪華景品の当たる抽選会が行われます

自転車、タンス、酒、八つ橋…周辺企業の寄贈品。

エライモンがあたったらどないしょうか…皮算用しばし

ご参詣をしているといきなりお神楽の音色。

なんや、なんやと振り返ると、そこには…


巫女さんによる厄払いのお神楽…3,000円ヨリ

なるほど、当節は何事もお金ですなぁ

とにかくお祭り気分はますますヒートアップ!

さらに奥へと進みます

節分らしく豆茶の振る舞いを受け

(写っているのは彼女の手です)

日が落ちてもどんどん人が増えてきます


吉田神社では2日の夕方に仮装の鬼が出て「追儺式」が行われており、

そして3日の深夜には集まった古札やお飾りを一気に燃やす「火炉祭」が行われるので

どうやらそれを目当てにたくさんの人がまだまだ出てくるようです


我々は健全なカップルですのでそれぞれ巻き寿司を買い早々に帰りました

関西から東海の方々はご存知でしょうが、この巻き寿司、どう使うかというと、

3日の夜に、家族全員でその年々の福の神(歳徳神)の

いらっしゃると言われる方角(恵方)へ向かって

無言でまるかぶり、すると福を授かるという民間信仰があるのです

そのため、この時期関西地方の寿司屋さんは掻き入れ時

どこへ行っても普段は影の薄い太巻き寿司がこの日の主役です


さて、彼女を送り、家に帰って太巻き寿司を

一人で黙々と今年の恵方(北北西)に向かって食べ

デザート代わりに先ほど買った福豆をポリポリ…


…え〜と、年の数だけ食べるんやったな

ひとつ(ぽりぽり)、ふたつ(こりこり)、みっつ(ぼりぼり)…

三十一(ぽりぽり)、三十二(ぽり…)………………………………

…あ、足らへん…あと一つ、あと一つだけ、足らへんンンン!


…どうやら3太郎の今年一年は、

こんな具合にあと一歩が足りない「隔靴掻痒」状態が続くようです…

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片言隻句

福は内 豆をまきつつ 願うかな

実ってほしいと 小さな幸せ
ラキさま

3ちゃんたのむ 鬼になるなよ
やすしさま

今年ヤパーリ 無病息災
まうまうさま

夜はベッドで マメいじるかな 3太郎
下の句日々ハゲシク募集中です

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