足の指の間が痒くなる日記

10月29日(月)
ハレーの誕生日
 75〜76年に一度見られるハレー彗星を発見したのは、
 1656年の今日生まれたイギリスの天文学者E・ハレー(ハリー)
 彗星は昔から戦争や疫病などが起こる前触れとされ、
 災害を意味する英語のdisasterは、dis(凶)とastro(星)からきている
 1986年のハレー彗星接近のときは南半球に見物客が殺到したが、
 その前の1910年のときは、彗星が地球に有毒ガスをもたらすとか、
 地球が大爆発するという噂が流れて大変な騒ぎになった
 日本では息を止める練習をしたり、空気を溜めるためのチューブを買いに走る人も現れ、自殺者すら出る始末だった


星の世界 BGMにはドリカムの「7月7日、晴れ」を推奨

酔って帰ってきて東の空をふと振り返ると

大きな大きなオリオン座が

今シーズン初めて見るオリオンは、昨冬と同じく威厳を放ち続けています

オリオンの北隣には大きく明るく輝く木星が見えます

木星の上には鈍く輝く土星も…

さらに土星の上(西側)にはボヤっとした昴も姿を見せています

南にはシリウスが明るい光を放ち、

プロキオン、ベテルギウスとともに見事な正三角形を冴えた夜空に描き出します


そういえばそろそろしし座流星群がやってきます

ある天文学者によると今年は東アジア地域で11月18日未明を中心に

時間当たり5千〜数万個の流れ星が観測できる可能性がある、といわれています

3年程前にFM局があおりたてた割には、今ひとつだったしし座流星群

そのときあなたは何をしていたのでしょう?

愛する人たちと星を眺めていましたか?

独りさびしく星を数えていましたか?

飲んだくれての帰り道、空を横切る流星に酔いを醒まされてしまったのでしょうか…

そして今年の流星群を迎えるあなたは、いったいどこで何をしているのでしょうか?


毎年毎年星は同じように見えて、実は少しずつ変わっていきます

惑星、流星、ときには彗星・・・

あと数千年経てば星座の形も今とはずいぶん違っていると言います

今この瞬間に命の終焉を迎えたはるか彼方の星の光が

我々の眼に届くのは、何千年、何万年、あるいは数十万年も先の話…

宇宙の底に、這いつくばって、我々は生きているのだ…

星空を見上げるたびに、そんな気がしてなりません

人の存在はちっぽけです。

でもきっと、星にも負けない輝きを放てる瞬間がきっと来ます

明日は今日よりも少しだけ、上を向いて歩いてみましょう

ひょっとしたら、星が微笑んでくれるかもしれません…


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