足の指の間が痒くなる日記

10月18日(水)
冷凍食品の日
 冷凍のトウ「10」と、冷凍食品の貯蔵温度の国際基準、
 氷点下18度以下(日本では氷点下15度以下)の「18」を組み合わせて、日本冷凍食品協会が制定した日
統計の日
 1870年の今日(旧暦9月24日)、日本で最初の近代的統計に関する
 太政官布告が公布されたことを記念し、国民に統計の重要性を知ってもらおうと政府が制定した日


先輩の引越しのお手伝いの日

久しぶりに満員電車に乗って大阪市内へ

屋根付きトラックをレンタルし先輩のマンションへ向かう

「オハヨーっす」仲間数名とともに先輩の部屋へ

先輩は独身暦47年、それほど荷物も多くあるまい

とタカをくくっていた我々の前にあのような悲惨な運命が待ち受けていようとは…

フツウ引越しって段ボール箱を運んで、タンスを運んで…ってイメージじゃないですか?

先輩の部屋の中には…ダンボールならぬ色とりどりの紙袋

「荷物は…これですか?」

「そう、タンスないから楽やろ、なはははは」

非常に細かく小分けされた

100を越えようかと言う数の紙袋

…いったい何往復しなければいけないのか…

タンスがないとは言えゲンナリ感が我々を包み込む

こんなことなら荷造りから手伝っておいたほうがよかった…

あきらめ顔でため息をひとつつきそれぞれが持てるだけの紙袋を両手イッパイ提げて

エレベーター、階段を使って運ぶ運ぶ…

ガサガサ、ゴソゴソ、バサバサ…こうして書くとゴキブリの移動音のようだ

「うぎゃぁ〜っ!」

突如あがる仲間の叫び声!

「どうした?!」「大丈夫か?!」

叫び声のほうに両腕イッパイの紙袋を揺らしながら駆け寄る

「ヤブレたぁ・・・!」

そこには取っ手の部分からボロボロに破れた紙袋と

階段の上から下まで散乱しきった書類の中で呆然とする仲間の姿が…

ゴクッ…明日はわが身だ…恐ろしさに身を強張らせながら書類集めを手伝う

その後も紙袋の底抜け破れ内容物の飛散という数々のアクシデントを乗り越え

なんとか引越しも完了!

「いやーお疲れさん。次も頼むわ」

「先輩、次ってなんですか?」はらはらしながら次の言葉を待つ

「いや、貸し倉庫にな、まだあんねん。この2倍の・・・」

「紙袋か〜っ!」

Oh,my GOD…


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