私の挑戦記クイズオープン編(うそくさいオープン  '03.12.15)

既に第2回開催をやるかのようなタイトル。


 OP大会としては比較的早い10時半開始予定だった「うそくさいOP」。ところがよりによって私は諸事情
あって会場入りがギリギリ。こんな日に限って新快速が遅れるときたものです。ダッシュは堪えました。
ところが、新快速以上に新幹線が遅れていたことが発覚。この大会に遠征組などというものが普通に存在
しているのにビックリでしたが。そんなこんなで、結局開始が遅れました。


紛らわしいけど、これはQBCの宣伝をしています。


ということで「うそくさいトリオ」が登場。正面右から長男・三男・後ろに次男(笑)。

 

まずは50問ペーパークイズ。一見すると4択クイズに見えるこのクイズ、正解が一つだったり
複数だったり、下手すると選択肢の中に正解が無かったり・・・とやりたい放題?な形式。
でも、よ〜く問題文見ると結構実力問われてました。
(複数正解が合ってもマークできるのは1つ。つまり後半の選択肢まで見極めた上で解答をしなければいけない。
そして最後の選択肢までチェックしないと「正解なし」をマークすることが出来ません。)

そして休憩をはさんで結果発表。


真ん中にいるのが筆記1位の方。めでたくshu-taページ(現:一心精進)に実名吊るされました。
ま、1位だからといってシードなどというものはこの大会では無縁ですけどねぇ。

次のラウンドは順位ごとに4つのカテゴリー作っての「n○1×クイズ」。1位から12位までは「1○1×」
で済むんですが、以下はこんな感じでノルマ及び通過人数が減ります。12位までに入れば1○で済むし、
誰か一人でも1×失格になればその瞬間に残りも次のラウンドに進出が決定となります。
・・・と思ったら第1組は誰も失格せずに決まってしまうし。

 第2組は12人の中から9人が次ラウンドに進出。形式は2○1×です。私もここに入りました。
多分18位かそこら。 50人近くも参加して普通のペーパークイズでは絶対取れない順位ですな。
問題数50のうち、10点入る『3択の中に該当なし』という選択肢を20近く選んだらそりゃダメです(爆)。
で、第1問目で「オセロの駒は何種類?」という問題を押し負けて・・・助かりました(爆)。
その後もじりじりする展開。何とか1○はゲットするもののその後は押し負けの連続。勝ち抜け、
トビ(=誤答失格)がチラホラ飛び出してるうちに・・・
気がついたら3人失格してました。  ラッキー♪ 最後も押し負けて助かったのは公然の秘密(爆)。
ということでめでたく次のラウンドへ進出、コース選択をすることに。といってもこの時点では『7○3×』としか
言ってくれない。「千里式」「じゃすみい式」「さしょ式」としか教えてくれません(泣)。私の見立てでは
「千里式」・・・中庸というか普通の形式で、問題は僕の傾向に合いそう。
「じゃすみい式」・・・魔球ばっかりで戸惑ってそのまま負けそう。
「さしょ式」・・・ガチ好みだしなぁ。間違いなくガチの7○3×だろうなぁ。

 念のため、MC(司会者)に「さしょ式に参加するメンツは?」と聞く私。聞いた瞬間、『はい消えた!』
ということで安全策で千里式へ。その後の第3組、第4組ではオープン参加の常連どころがトビかまして
消えていくという波乱含みの展開。

 さてコース別(?)の7○3×です。私は千里式なので早速登場。ルールは
○×クイズ。7つの○と3つの×(もちろん正解)を早く集めた3人が勝ち抜け
早押しクイズじゃないのかよ・・・_| ̄|○ 俺とかyamasyu(山口修吾)さんとかは120%早押しだと思ってるし。
  私の作戦は「とっとと×を3つ集めて、あとは○ばっかり上げる」というもの。「7○3×」というだけあって
○を正解にする問題が多いと予想。「最初のうちは×基調、3×集まればあとは○基調」作戦で。
結果的に2抜けという望外な成績を収めることが出来ましたが、そのときの私の成績が
7○5×
というのがまあ何とも。生まれてこの方、真面目な7○3×で一度も勝ち抜けをしたことが無いので形式に助けられた感が。

 2つ目の7○3×は『じゃすみい式・どっちの7○3×ショー』。
・5問の早押しクイズと1問のアンケートクイズを1セット。
・早押し正解は1○でなおかつその後のアンケートクイズで×がつかない。誤答は1×
・アンケートクイズではごく簡単なアンケートを出題。解答者はどっちかを選ぶ。
・解答者は2択の中から「選択されるのが多そうな」解答を選ぶ。多数派を選べば1○、少数派なら1×。
・同点の時のみ「うそくさい兄弟三男」が解答者に加わる
・アンケートの解答発表時点で同時勝ち抜けが出たときはアンケートクイズでの正解数が多いほうが優先

 形式が魔球でした

 3つ目は『さしょ式7○3×』。早押しクイズオンリーで、7問正解勝ち抜け・3問不正解失格・・・、やっとまともな企画。
内容も結構真剣勝負を楽しめましたが、6○2×が2人いる段階で三田さんが勝ち抜け!いや〜、めでたいと
思ったら この段階で筑波の梅野君が失格。
 その後が大変。2人目が決まった瞬間、その時点で2×だった4人が全員失格。と同時に残りに4○がついて
一気に3人目が決まるという展開。そんな様子を黒板でスコア付けする様子に思わず爆笑。うまいルール
設定だと感心。企画が終わってからツボを知るととはなんともお恥ずかしい限り。
 

 そういえばこの大会はあまり真剣勝負っぽいく書いていませんが、人数の絞りは結構厳しいものでした。
「46人→30人→9人」ですからね。全員参加コース別なんてものは微塵もありませんでしたし。よくあっさり
抜けたようなぁと思う私。

 準々決勝兼敗者復活は『下克上対決クイズ』。
・勝ち抜けている9人を3人ずつ3チームに分けます。(分け方は後述)
・一方で敗者たちは「この3人相手なら勝てるだろう」と思うチームの前に座り対決クイズとなる。
・「対決クイズ」といっても早押し機につけるのは勝ち抜け組のみ。
・各組10問限定。誰かがボタンを押した時点で問題文が止まり、ボタンを押した一人と負け組全員が各ボードに答えを書く。
・勝ち抜け組が誤答すればマイナス1ポイント。
・勝ち抜け組が正解しても、負け組のうち過半数が正解していればポイントは入らない。
・問題文を読みきっても勝ち組みがボタンをつけなければスルー扱いとなりポイント変動はなし。
・勝ち抜け組3チーム中準決勝へいけるのは2チーム(6人)
・負け組からは最下位チームと対決した人たちのみが敗者復活1回戦に進出。更に2回戦も行い、一人が敗者復活→準決勝へ。
・勝ち組み、負け組ともに相談は一切不可。

 ちなみに勝ち組みのチーム分けは以下のような3つ。
A【千里式1位・じゃすみい式2位・さしょ式3位】 ここにはw-redさん、クラッチさん、togo@OUQS君
B【千里式2位・じゃすみい式3位・さしょ式1位】
C【千里式3位・じゃすみい式1位・さしょ式2位】 ここにはUNO君など。
 ちなみに私はB組。ルールを聞けば聞くほど、醒めた客観的な目で見て勝ち目は薄いと感じた私。

「正直どうしよ・・・。」
 

オープンなどでの場慣れ度、実力的なものから言えばBチームは劣るなぁと思ったのが正直なところ。
漫然とやっていては勝ち目は無い、ということで無い智恵を絞って作戦を考える私。そこで思いついたのが
8問目まで俺は押さないというもの。でもこれには但し書きがあって、押す気がないことを他の二人に勘付かれないこと
に気をつけました。

 で、重要な順番決め・・・じゃんけんで決めてる!結局我がBチームは2番手です。

 そして敗者による席移動。やっぱり私のいるチームが多い(泣)。あまりに多いのでyamasyuさんが
Aチームに移動。これが後に奇跡を起こすことに。

まずはUNO君率いるCチームが挑戦。普通に5ポイント獲得。こうなるとつらいよなぁ。Aチーム次第ではあるものの
3ポイント以下では正直絶望。とりあえず私は盛り上げ役に徹することに。どう盛り上げるか?正解したらひたすら
ハイタッチ!
残りの二人がオープン初参加とかなんでいかに正解できたら喜べるかを感じてもらえれば幸い・・・
って思いっきり偽善者的コメントですな。 そして私が全く押す気が無いことを他の二人に悟られないようにする。
(当時の)他の二人からしたら私でさえ「お強い人」だったらしく私が押せないとなると他の二人がビビる可能性もあったと思うのですよ。

 そんなこんなでしたが、5問終えたところでわずか1ポイント。それでも我慢のさんきち、一度はチャンスあるはず。
そして10問目。「無理なダイエットで起こるリバウンド現象の別名を/」凄げぇところで押してますなw でも察しは
ついたんですよ。「ヨーヨー現象」しか無いなって。そうしたら後ろの負け組が13人中6人正解。あと一人負け組が
B組に来ていてそいつが正解出していたら・・・。ぞっとしますな。これでなんとか3ポイントは確保。あとはA組が
自滅してもらうのを待つ・・・よりもA組の後ろにいた負け組に頑張ってもらうだけ♪ その負け組みなんですが・・・

敗者組のプレッシャーに負けたのか、5問目終えたところでA組の敗退が決定・・・。まあメンツが橙武者さんとか
元学連会長さんとかzukaさんとかいたらそら勝てない罠。つか、
この人たちで準々決勝以降をしてもらった方がオープン大会らしくなるとか言わないでください(´Д⊂)

で、A組に勝った負け組で敗者復活。それが1○1×。この中から一人が敗者復活。そして出た問題が

「問題。スエズ運河とパナマ運河、/」 「スエズ運河!

正解キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!
正解したのはyamasyuさんでした・・・。

 準決勝は「クイズヘキサゴン」。もうヘキサゴン(※)かよ。てっきり決勝でやる形式だおもって たのに。
正確に言うと、7人でやっているから・・・何ゴン?
メンツはこのように多士済々(13)。どこのオープンの準決勝か想像もつかない よ。準決勝がこれだとすると
決勝はどうなるのか、ぞっとしましたが・・・。

(※)当然ですが、当時のヘキサゴンルールが基本です。違うのは「ボーナス3が無い」のと「Saveが通ればその瞬間、コールした人は決勝進出」。

 最初はniwさんの登場。普通の問題を引いたはずなのに選んだ相手が正解を書いたのでもう1×。カワイソス・・・。
次の指名者は私。出た問題が「(曲を聞かせといて)クリスマスソングの定番、『ホワイトクリスマス』を歌うこの人は誰?」
よかった、全く分からない問題を引き当てて。ということで一人だけ確実にこういう問題はサッパリなyamasyuさんに
×をつけてやり過ごしました。いや、ここまでは思い通りだったんですよ。最初の2周ぐらいまではやり過ごして
その後に勝負する予定でした。

が、「独楽」が読めなくてシナリオが崩れましたorz しかもUNO君に見破られたのよねぇ。
もっと恥ずかしいのは私以外の全員がちゃんと正解書いていたんですよね・・・(汗

 さらには序盤では出ないだろうと思っていた「Saveコールが通って即決勝進出!」が出て残り枠2つ。
そして2周目の私。ここは確実に他者に×をつけまくって乱戦にもっていこうと作戦変更。
当時のヘキサゴンって問題の選択肢に「ジャンル」と「パーセント」があって、例えば「サラリーマン90%」だと
『拝啓で始まる文、最後は漢字2字で何としめる?』などといった社会人にとって常識といえる問題を出す、
などというようにどういう問題が出るのかのめやすになるのです。
 そこで私は考えた。クイズ屋ばかりだから料理とか服とかは苦手でしょ。だったら女子高生の99%だよな。
他の選択肢が○○の90%だし、これは女子高生なら間違いなく答えられてクイズ屋には答えられない問題でしょ。

現在の日本の総理大臣は誰?

ふ・ざ・け(ry

ということで誰がSave崩しをするのか全く読めないので実質7分の1しか当たりが無い・・・(´Д⊂) 
結局Save崩しをされて実質的に終了ですよ・・・_| ̄|○

そうそう、この「何ゴン」では番組とは違うオリジナル問題もありました。

今日のうそくさいオープン。早押しクイズ1問目の正解は何だったでしょう?

よりによって生き残った数少ない中にUNO君がまだいたんだよねぇ。それを忘れてしまって
UNO君にヘキサゴンしちゃあ、ねぇ・・・。

独創力テストです。解答が他の人とかぶらなければ正解になります。
【お題】歴代SMAPのメンバーを1人挙げて下さい。 なお、題意に反する解答はできません。

かぶらなければSAVE。かぶっていたら両方にヘキサゴンできます

いや、たった3人の状態でなんでI垣吾郎メンバーで被るかなぁ・・・w

 そんなこんなで決勝進出者3人が決定。決勝ではさらに5人分の椅子が用意されまして。

クイズダービーかよ

ルールはまんまクイズダービー。決勝進出者が上の写真の右側に座っている5人の中から
「こいつは正解しそうだな〜」という人に持ち点をかけていき、その賭けた対象が正解すればその
倍率分だけ点数がゲットされるというもの。

まあぶっちゃけ、決勝進出者は1問も正解しなくても優勝できます。 ええんか?

出されるクイズは至ってまとも。いくつか問題を出してみましょう。(正解はドラックすれば出てきます)

マヨネーズの容器の口の部分は星型の穴が付いています。これは絞り出した時にキレイだからですが、
ケチャップの容器の口には単に丸い穴が空いているだけです。それはなぜ?

(→ケチャップは柔らかいので、搾り出した形を保っていられないから)

南太平洋の島国、パラオの国旗は日の丸を元にして、地を青に、丸を黄色に変えてデザインされてますが、
このほかにも丸の位置が若干左に寄っているという違いがあります。これはある実用的な意味が
あるのですがそれはどういうこと?

(→白黒で表示しても、日の丸と区別が付くようにするため)

かつて、インド南部の部族の風習に「木婚」がありました。この風習は男性が便宜的に樹木と結婚するもの
なのですが、これはある部族内の掟に違反しないように、という目的があったそうです。その掟とは何?

(→弟は、兄よりも先に結婚してはならない)

 

そんなこんなで最終問題。最終問題が「今回エントリー時、皆さんに選んでいただいたじゃんけんの手で、最も多かったのはどれ?」

これがクイズかどうか耳を疑う方々もしかも最終問題の解答発表時に流れた音楽が、みのもんたが司会した
番組のうち、数少ない短命番組「サムズアップ」・・・。

そして優勝したのが、オープン大会初参加の方ですよ・・・。


この写真だけでは梅野君が勝って優勝したかのようにも見えます。

ということで大会も無事終了。こんな普通じゃないオープン大会に第2回があるんですねぇ。

第2回に参加しようとされる方、参考になったでしょうか?よーく考えた上で5月5日の来阪をお待ちしております。

私は指折り数えて5月5日を待っておりますんで。

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