私のテレビ番組出場体験記
(ウルトラクイズinてんえい編)

 

 「ウルトラクイズinてんえい」って言われてもそんな番組知らない・・・、とおっしゃる方、
ごもっともです!

 これは、今年で第5回を迎えるれっきとしたクイズ番組です。ただし放送範囲が福島県内のみというのがネックか?(笑)
しかし放送が福島中央テレビという日テレ系列であるため器材その他は日本テレビの協力が得られるのが魅力でしょうか?

一、出場までのいきさつ

 ということで福島県内でのイベントをなぜ僕が知ったのか?それはやっぱしインターネットの威力ですね。
前年にウルトラクイズが再開されたものの、99年については開催されませんでした。つまり、「ウルトラクイズ」という
言葉に飢えていた頃に「ウルトラクイズ掲示板」で話題になったもんだから・・・。開催場所が福島県天栄村という
お世辞にも都会といえない、「どこにあるんだ?」という場所での開催ながら、速効でネット登録を済ませました。
(この番組専用のHPがありましたんで。今も第6回に向けて残ってます。(ここ

 

二、出場まで(なんかこれ、一とダブっている気がするんですけど・・・)

 しかし福島県天栄村ってどこにあるんだろう・・・ということでHPその他で調べるとまたこれが山の中。一人で行っても
良かったんですが、夜行バスで行ってもギリギリ(だって開始時間に間に合うバスが1本しかない^^;)、飛行場からも
遠いし新幹線の駅からは勿論、在来線の駅からも離れている、という事で車で行きたいが、僕はペーパードライバー・・・。
 で、結局ウルトラクイズサポーターズクラブ(略して「ウルサポ」)のメンバー3人で行く事に。それに合わせて僕も実家に
帰って交通費を浮かしました(^^;)。そして埼玉集合で宇都宮で夕食をごちそうになって夜中に移動して早朝到着する事に。
そして新白河駅で更に一人を拾って天栄村へ。

 

三、いざ出場してみて

 天栄村では東北から来た方々や近くの町で泊まった人と合流。中には前夜から会場横の駐車場で車をホテル
代わりにした人も・・・。
 会場は村役場のすぐ近くの駐車場・・・という名の空き地、いや、総合グラウンド。そしてそこには数え切れないくらいの
のぼり。そして本格的なセットの数々、大きなクレーン車が2〜3台、アドバルーンも2本・・・。スタッフも大勢いました。
 受付開始の8時にとっとと済ませておく。するとテレビカメラが・・・。これはチャ〜ンス!

 早速取材を受ける事に。問題は僕も含めた集団をどう説明するかでしたが、クイズ研ともクイズサークルとも違うし、
だからといって陸上同好会とするには余りにも無理があるし・・・、そこで、
インターネットで今日のイベントを知ったウルトラクイズ大好き集団
これで大丈夫・・・なのか?意味が通じればいいけど。
 続々と受け付けがされていったけど、どうやら
僕が最も西の参加者らしかった。ああ、「岡山のますたあ」もったいない。
せっかく最西の参加者、になれる所だったのにぃ(^^;)。
 様子を見ているとホント、のんびりしたイベントですねぇ。
期待通りで家族連れが多い。異彩を放ったのが全身タイツの3人組み。あ、あれはオイシイと思ったんだけど・・・。

 結構な人数(1262)が集まり軽く説明があった所でいよいよ開始! 司会は男と女の組み合わせ、という典型的なノリ。
でも男のアナウンサーは徳光アナといって僕でも知っている人(ズームインでも見かけます)。それにしても最初っから
シュプレヒコール延々とするとは・・・
 まあ「地元イベント」という事で村長さんが出てきたのはいいとして、その後は選手宣誓。そこで、
「最も遠くから来てくれた・・・」 ん!?俺か?そんな話は聞いていないけど・・・、と思ったら、
「札幌からの家族連れ」と言っているじゃないですか・・・。ど〜考えても福島-札幌よりも福島-神戸の方が遠いんだけど。
でもまあいいや。家族連れの方が絵になるし。

 そしていよいよ第1問目が発表された。第1問は
「野口英世がアメリカに入国したのはニューヨーク港からである」

という問題。確かにヨーロッパからはよく聞くルートではあるけどアジアからは使うかなぁ。シアトル港あたりから
横断鉄道を使ってるんじゃぁ・・・と思って×に。僕の知り合いの方はほぼ半々に分かれたが一般的には7:3で
×の方が多い。いい感じである。というよりも僕が理論的に○×クイズ第1問を考えたのは'98ウルトラ以来じゃ・・・
 そして正解発表の前に前年の優勝者が登場。その登場の仕方がハンパじゃない。なんと
高級オープンカーで登場。その周りを取り囲む様に大型バイク・ハーレーが何とも異様だ・・・。そしてディフェンディング
チャンピオンは×へ。さんざん司会者が煽った挙げ句、正解は・・・、

×

フィラデルフィア港かららしいですね。かつて「ダウトを探せ!」にて野口英世の特集をした時に「横浜港から出港」と
出ていたので「まさか香港回りではないよなぁ」と思ったんで。

 息つく間もなく第2問は「自由の女神、最初に完成したのは自由を象徴するトーチを掲げた右腕部分だった」
 なーんか、過去問で聞いた事があるような・・・。でも惰性で×に。で、結局いつもの台詞、

しゅ〜りょ〜 

 どうやらアメリカに行く前にできていたようですね。ショックで解説はほとんど聞けませんでした。終わった後で去年、
ウルトラクイズ再開を記念して発売された過去問集を青森のゆうさんに見せてもらったんですが・・・、遅すぎる、
っつうねん(大泣)。俺はそんな過去問ベタなんか知らないんじゃ〜!(負け惜しみ)

 結局たった2問でごっそりと人数が減ってしまう(これだから群集心理は恐い。僕もそれは分かっていたのだが
「勝負はもう少してから賭けるつもりだったのにぃ)。ここでお年寄り部門は決勝進出決定、子供部門は縄跳びで5人を
決定、そのあと一般部門も「○×走りクイズ」(名前がなんとも…。)で50人を決めました。

 でもこの番組(もうテレビ番組だという事、忘れてました・・・)、
敗者復活の数がやたらと多い! これについては後述。

 まず最初の○×クイズの後に行われた大ジャンケン大会。僕は・・・2つ目で負けました。やっぱしなぁ。

 

四、出場後(まだ終わってないって^^;)

 60人に絞られた所で休憩タイム。それにしてもこの運動場、日陰がない。ここまで晴天になるとは思って
なかった。数少ないテントも売店代わりにされるかお年寄りの為のスペースになっており僕らがそうそう入り込む
わけにもいかない。ということはこのクイズ番組、まさか体力勝負!? 僕にはうってつけなのにぃ。

 第2ラウンドは「紅白対抗スイカ割り早押しクイズ合戦」というもの、これは文字通り紅白2チーム対抗戦。
そして早押しボタンの代わりに各チーム3ヶ所ずつスイカが置かれており、早く全て割った方が解答権を取れる、
というもの。ここでは5ポイント先取だったんだけど見事に

 

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そういえば、そのときに60名は一生懸命にやっているところで敗者の方々は横で割ったスイカを食べているではないですか! 思わず「クレ!」っと叫んでしまいましたよ! あれは本当に欲しかった!! っというのも参加者は原則的に飲食禁止なんですね。(それをしっていながら私は飲み物飲んでいたり欲しくて頼んでいたりしていましたが・・・)

さてこの2CPの立役者となったのが、新潟県出身の平沢さんです。 終了後に知ったのですが彼は新潟県では有名なクイズの方だったんです。 私はせいぜい「つながんねぇ」といった一人の男。 クイズにはまったくではないけど無知です。

さて、残った30名を6チームに分けて次の第3CPはムカデ競争の早押しクイズです。 われわれのチームは4番目のチームの「平岡ドラゴンズ」という名前のチームです。 ちなみにこの名前は他の4名が知らない間に平岡さんが勝手につけた名前です。 そしていよいよ開始。

このクイズが一番の時間と体力を使ったと思います。 時間として30分ぐらいですか? 途中あと一歩というぐらいまで進んだり、平沢さんは怪我をするし、ムカデのゴムを2本壊すわ、早押し機を壊すわと対面でした。 スタッフかたらは「すいません。 壊さないようにして」とか「突っ込ん

 

いよいよ第4チェックポイント。 参加者総数1123名の中から、ここまで勝ち残ったのはなんと15名。 その中には正々堂々と勝ち残ってきたPUKU妻@PUKU夫以上の実力か?さん。 第1CPでの敗者復活者であるひかるちゃん@つながんねぇ管理人、そしてなんと第3CPでの敗者復活者であるRAI@第1回優勝者の実力もちであります。 ここでいよいよ私にとっては憧れの突撃○×泥んこクイズの天栄版『○×白粉クイズ』であります。

恒例ではあるが、もちろんここで正解をするとマットが待っていて、間違えると全身真っ白の粉にまみれるというお約束のクイズ形式であります。 私にとってはこのクイズを行うことが、子供の頃からの夢であるのには間違いなく、まさかここで実現できるとは思ってもいませんでした。 なんて運がいいんだ私は! (その逆運も強いけど、実はこの文書を書いているのは病院のベッドの上です。) しかも、粉にまみれたらそのまま東京直行いう残酷卑劣の内容でもあるという私のとっては「泥と白粉」・「グアムと天栄」・「福留さんと某アナウンサー」が違うだけでそれ以外は同じであるからなんだからうれしいのには変わりない。

まずはじめに行ったのはあのRAIさんであります。