シオドメ横断ウルトラクイズ・本選編

※このページではMDテープに残っている部分で、決勝進出者が(当時)知りえなかった部分は青色で表示します。

赤の方は数学の先生で能勢さんが優勝したウルトラで機内ペーパークイズまで行った方。

緑の方はウルトラと同じ年齢の男性。前回の「今世紀最後!」では予選落ち。

青の方は62歳。このメンツで決勝進出するのは凄いと思います。もし『今世紀最後』でこの方参加できたら
いい所まで行ったのでは?

黄色の方・・・俺。ここでは特段触れることは無いサラリーマン。

ゼロスタに移動させられる決勝進出者。言われるままに移動です。荷物・写真は友人に預けました。
ゼッケンの紐もまともに結んでいない状態です。だらしがないったらありゃしない。
しかもこれがシオドメタワーのオーロラビジョンに生中継されてました(爆)。
 移動した先のゼロスタは広さそれなりのところ。スタッフが一生懸命機材のチェックをしていました。
その中で企画説明を始めました。

そのころ、敗者復活の方も始められるようでした。

これがその説明。各クイズごとに地面4つのエリアに動かされました。

その頃敗者にもクイズに挑戦。今出た4人がトップで勝ち抜ける方を予想します。要するに外馬予想。
当たった方には順位に応じて星印がつけられます。最も多い人が敗者復活となります。さらには優勝者予想もある。

私たちが向こうで準備している間に敗者がいるスタジオではトークタイム。小倉アナと能勢さんが
トークしていました。貰った賞品「温泉」でのトーク。デンバーから来るまで5時間かかるところだったらしい。
小倉さんも一緒に行っている事。小倉さんはこの日のために日程を空けたのでしょうか?

そんなことを言っているうちに高橋ユウイチアナが登場! (颯爽と出てますが私たちには事前に説明済み。)
その名も、30秒間を当てるゲーム!

タイムウォッチで30秒ちょうどになった時点でスイッチを押すという簡単なもの。座席の後ろには大型
デジタル時計が置かれており、敗者(外馬挑戦者)には何秒の時点で押されたか分かるようになっていますが、
挑戦者は自分の自分の結果はもちろん、他の人の結果も最後まで知らされないようになってました。

 勝ち抜け時にたまたま並んでいた順番の都合で私は最後の挑戦に。それまでは横の椅子でじっと待つことに。
先ほど書いたように、他の人がどれくらいの成績だったかは知る由はありませんでした。そして外馬予想が
されてることも・・・。

外馬予想タイムの間、小倉さんは各選手を軽く紹介。数十秒かかっても、能勢さんは動きが遅いと
ダメ出し食ってました(爆)。結果、青は少ない模様。まあやむを得ないか?

まずは赤の方の挑戦。しかしこのクイズ、実況泣かせですなぁ。訓練にはもってこい。脈を数えていました。
その結果、1秒も誤差が無かった模様。観客も大歓声。

緑の田代さんは首を微妙に動かしてました。肩を揉んだらとか茶々入れる高橋アナと小倉さん・・・。
タイムはまあまあのようです。

青の方が登場。小倉さんもこの方に肩を入れてましたが・・・、ここでも茶々を入れるアナ2人。成績は今ひとつ。

そして私が登場。「サカター!」と声援も飛んでいた様子。
←髪の毛ちゃんとセットしておけばよかった・・・(´Д⊂)
←目をつむってます。普通にクイズするより真面目なんてツッコミは不要。

黄色の私。どうやら呪文唱えているように聞こえたようですが、数字を数えてました。私は正確に数えるために、
「ひゃくいち、ひゃくに・・・」と100番台で数えます。アナウンサーから数字がずれてるとか指摘を受けていたし。
そして終了。
 集計に手間取ったこともあり、こっちはドキドキ。かなり微妙な結果といわれました。そして発表。小倉さんが
「赤の方が1位通過でした〜」と言うと、高橋アナも「1位は赤の方でした〜」と応じました。私は諦めたのですが、
この直後からメイン会場やゼロスタで騒然となりました。どうやら「内輪のほうが有利」という部分を忘れてた
らしく、スタッフに再確認したところ「あ、黄色のさかたさんが1位だ」ってことで私が1位。舞い上がるスタッフ。
スタッフも大変です。ということでルールに救われた私は見事に1位。

 第1チェックポイントが終わっても息つく暇も無く次のラウンドの準備をするゼロスタ。椅子が4つ長机が2つ。
第2チェックポイントは50問ペーパークイズ。3分間で解かないといけない。まさかここでやるとは・・・。_| ̄|○
 予想タイムも早々に終了し、ペーパークイズがスタート。最初っから勘プレーに頼ることに・・・。

一方、メイン会場では問題公開が行われてました。以下に紹介された問題を。

「アイスホッケー、サッカー、水球。元々女性のスポーツだったのは?」 正解はアイスホッケー。

「とんち話の一休さんは何宗の和尚?」 正解は臨済宗。

「日本の野球で史上初めて始球式をしたのは誰?」 正解は大隈重信。

「ジグソーの意味は?」 正解は糸の子。

上で問題を紹介していた頃の私、「こんなはずじゃなかったのだが・・・」と大焦り。途中の実況でも
『緑の田代さんは終わったそうです。』なんて言ってるし、一方の私は適当にマークしてました(汗
 しかしなんでこんなに私は焦ってしまったんでしょう?私みたいに知識量がそれほど無い人間が時間不足になる、
なんてことはめったにありません。数多くのオープン大会でペーパー受けている人間ならなおのことです。まして
択一式のペーパーでは「ほとんどのクイズ屋が時間不足にもかかわらず私は1分前に終わっていた」なんてことも
あるぐらいです。なのに、なぜ?
 理由はペーパークイズを始める時の説明。ここで高橋アナの『1問当たりわずか5秒で解かなければいけません』
と解説してくれましたが、計算してみると
5秒×50問=250秒4分10秒
全然足りないっすよ・・・。 
本当に3分で50問を解こうとすれば1問当たり3.6秒で解かないとダメなんですけどね。

 決勝戦のウルトラハットを前にして舞い上がっていた私は今のように冷静にツッコミ入れられるわけも無く、
『ちなみに私は17点でした』なんていう高橋アナのグダグダトークをBGMに3分が終了。見ているほうは絵にならないと
思いますが、こっちはすごく辛かったです。
 そして結果発表だったのですが、『まずは第3位から発表』って・・・。3位は20点で赤の女性でした。
次は『第2位の発表!』って(^^;。21点で緑の男性でした。私はここでニヤリとしました。そりゃあ失礼ですが
残った相手がお爺さんでは、ねぇ・・・。26点で何とかトップに。しかし、冷や汗モノでした。つか、ふがいないわ
(注:後日、同じルールで行われたペーパーでは40点超が続出したそうです。)

 

さて、敗者復活組のほうですが、ここまで両方とも私に賭けていた人、つまり2ラウンドとも1位を当てた人
が4人いらっしゃいました。能勢さんは3p。どうやら私には1回もかけてくれなかったんですね(´Д⊂)

 

 第3ラウンドはバラマケないクイズ、こと「おみくじクイズ」。おみくじボックス内にある封筒を引き、
3問正解した人が勝ち抜け。もちろんハズレもあります。おみくじ引く順番は糸を引くことで決められました。
その結果、赤緑黄青の順番。つまり私は3番目。なんかハズレ引きそうな予感が。敗者たちはこれを見た上で
外馬予想をするわけです。結構バラけたようですね。
 そして第1順目。3番目ではなくて2番目がハズレくじでした(ラッキー♪)。そして私の出番です。

「24時間テレビ、サライの歌い出しは?」

(うわー困ったなぁ、カラオケ苦手だしサライもあまり知らないし。この歌詞しか知らんぞ。)

 

「遠い夢捨てきれずふるさとを捨てた〜」が正解のようです。そして4番目のお爺さん。「千と千尋の 神隠しで
姿を変えられた動物は?」
で、なんと「豚」と答えて正解この時点で単独トップに立つ。スタッフもそして会場も
「おいおい」の雰囲気。やはりこの方、決して只者ではないと思いました。

 一巡したところで、これ以降は25枚のボックスから選ぶ形式に。1人勝ちぬけが出るのに14問+最初の4問
かかったために、「3人抜けるまでクイズ」から「1人抜けた時点で終了」にルール変更されました。
 私は結局2ポイント獲得で2位タイでした。「マリナーズ・イチローの出身高校→愛工大名電」と
「山手線で五十音順で最後にくる駅→代々木駅」の2問をゲット。まあハズレも引いたのですが_| ̄|○
最初あっといわせた青のお爺さんはその後伸び悩みここでも最下位でした。
 このラウンドでは日テレに関する番組の合間に普通のクイズ問題が出る、という感じでした。

【日テレに関する問題】

「金曜映画ロードショーでナビゲーターを務めるのは?」 →坂上みき

「千と千尋の神隠しで姿を変えられた動物は?」 →

「24時間テレビ、サライの歌い出しは?」 →「遠い夢捨てきれずふるさとを捨てた〜 」

「鉄腕ダッシュ!」内で、奪取村で取れる稲の種類は? →オトコマイ

24時間テレビといえばTシャツ 。では今年(2003年)のプロデューサーは誰? →TOKIO

明石屋さんま司会の人気番組、「踊るさんま御殿」と何? →「恋のから騒ぎ」

「松本人志と中居正弘の競演ドラマ」は? →???

【普通のクイズ問題。時事含む】

「ゲッツ!」のギャグで受けたのは? →「ダンディ坂野」

マリナーズのイチローの出身高校は? →愛工大名電。

アメリカニューヨーク「自由の女神」を英語で何という? →スタチューオブリバティー

サッカー・ベッカム選手の背番号。現在は7番ではなく、新しい背番号は? →23番。

山手線で五十音順で最後に来る駅は? →代々木駅

ナイナイの岡村が中退した大学は? →立命館大学

北海道についで面積が大きい都府県は? →岩手県

イタリアセリエAに所属する中村シュンスケ選手の所属チームは? →レッジーナ

 

 ここで3つのチェックポイントが終了。私たちは後片付けをのんびり見てました。このあとあの早押しハットを
装着できるのになんかマターリとした雰囲気でした。

一方敗者による復活戦8ポイント持ってる人が敗者復活戦本選のじゃんけん参加権をゲット。小倉アナとの
じゃんけんに挑戦者13人。勝ち残り制で行われ、4人→2人→1人とトーナメントをして男性が紫の席へ。

 そうこうしているうちに私たちはここで再入場です。観客・敗者の皆さんの拍手に囲まれて中央のステージへ。
ここであの早押しハット装着を許されるのです。スタッフ2人がかりで5人分つけてもらったのですが、装着
されるだけで「お〜!」という歓声が上がる。そりゃこっちは嬉しいですよ。ボタンを押せば「?」マークが
上がるんです。それは10年以上前、毎秋楽しみに5週間見続けた「あれ」と同じ奴でした。実物を生で
見たのは「ウルトラクイズinてんえい」でもありました。でもあの時は目の前1メートルで「見るだけ」でした。
装着することは許されなかったのです。しかし今、装着してクイズが出来る。最高のひと時でした。
ぴょこっと上がる様をTV画像で見れないのは残念だけど・・・(´Д⊂)
 そして自己紹介も早押しボタンを押してから、です。いい絵が取れたんだろうなー。

 決勝戦は10ポイント制早押しクイズ。誤答は2問休み。セカンドチャンス付です。ただし3つのゲームに
参加した4人には持ち点がプラスされる。総合1位の私(黄色)には4ポイント、2位には3ポイント、3位には
2ポイント、4位には1ポイント。敗者復活の方は0ポイントです。

 早速第1問目は「裏技でお馴染みの伊東家の食卓。家族は何人?」という日テレ問題。「6人 」が正解で、
見事に取られました。しかし、『アドバンテージがあるんだ』ということを忘れず、落ち込むことなくその後の
6問のうち4問を正解して8ポイントまで積みました。特に「ズームインスーパーで見事優勝した/ 」
「シオドメラーメン!」は会心の一答でした。やはり観光はしておくものですよ。


これがその瞬間。この問題を正解して8ポイント。

 あまりのセーフティぶりに司会の小倉アナも『まだ追いつけるジャイアンツ』なんて当時の絶望的な巨人と他の3人を
ダブらせてました。そう、私はここまでは凄く順調だったんです。2位とは2ポイント差。楽勝のはず・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところがこのあとがアレアレの展開に。私が思い出したかのように誤答癖を出してしまいました(爆)。その間に
他の方もじりじり追い上げる・・・のですが、そんな方々も肝心なところで誤答してしまいます。そんな中印象的なものを。

『ゆでたまご原作のキン肉マン、彼の大好物は?』

この問題、早い段階で一人が誤答しセカンドチャンスで私が回答権をゲット!ところがその瞬間、頭が真っ白に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肉まん!

 

観客大爆笑・・・。今になってみれば、何でああいう答えをいったのやら。(正解はもちろん牛丼。)

普通であればこんなに参加者(客)を笑わせてしまった時はクイズはさっぱりだったんですが、この日だけは
違いました。4回ぐらい誤答を続けた後で一つ正解。そしてついに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優勝の瞬間です。

 残念ながらウイニングアンサーは忘れてしまいました(もったいない)。観客の皆さん、拍手ありがとう。
『ほっとした』というのが本音です。ウルトラハットが意外と重かったので派手なリアクションは出来ませんでした。
上の写真が精一杯でした。それを考えると、過去のウルトラ挑戦者の派手なリアクションも価値ありますよねぇ。

 後ろから女性スタッフが任天堂「ゲームキューブ」を貰い、大会は終了です。終了と言ってもいまだに余韻に
浸っていた私にスタッフの方が「写真撮らせてもらえますか〜」と。どうやら「歴代チャンピオン」の写真を
飾るスペースを作っているそうで、あなたは第2回のチャンピオンという設定みたいです。もちろん快諾、
写真撮影に応じました。
 そしてちょっと落ち着いてきたところで私の荷物を預かってくれたご友人が私の元に。みんな喜んでくれてました。
私の快挙に・・・というのもあったんでしょうが(ここからですが感謝いたします。ありがとうございます!)、それより
もっとはっきりした理由が。かなりの人が、優勝者予想を的中させて手に賞品を持っていたんです。つまり、
私が優勝すると予想してくれたんです! もう感謝感謝です。
 そんな皆さんとウルトラハット、そしてウルトラ椅子を目の前にして記念撮影です。結構長い時間居たはずですが、
スタッフさんも許してくれました。別名「優勝者の特権」と言うのでしょうか?そして会場を離れようとした時、
先ほどまで司会をされていた小倉アナを発見。無理を承知で2ショットしてもらいました。ありがとうございます!

 本当は友人みんなと余韻に浸りかったのですが、家が神戸なので新幹線で帰路につくことに。
そんな私が持っていた帰りの新幹線の切符、品川発が16時25分。記念撮影が終わったのが16時30分
見事に乗り遅れです。これを見て、私が優勝するなんて夢にも思っていなかったことが分かろうものです。
結局帰りは自由席。新幹線で帰るときはどっかで1時間以上は寝るのですが今回は興奮して寝れませんでした。

 

 

 でもあの日は帰りの新幹線の時間なんて全く気にしていなかったし忘れていました。それも良かったのかも。
あと、観光気分で参加したのがあえて言える勝因でしょうか?でも、あの日のことは今でも忘れません。

フォーエバー、ウルトラ。

そしてお願いです。能勢さんもおっしゃっていたけど

ウルトラクイズ、復活してくれ・・・。

 


記念撮影の一コマです。手にもっているゲームキューブは弟にあげました。

 

(完)

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