私のテレビ番組出場体験記
(プロジェクトQ編)

【恥ずかし限り:予選会1回目】

 ・・・、さて、こういう文章を書く場合、何から触れようかと考えることが多いです。今回はいくつか
お礼
を言わせてください

 実はこの番組もご多分に漏れず予選会があります。こんな期間限定番組の予選会の存在を 知ることができるのも
インターネットのおかげです。
えむケイRule掲示板においてひろおかさんが 応募アドレスを貼り付けて頂いたのが12月
それを見て早速応募したら、予選会開催を知らせる 葉書が来てました。それが1度目予選会で1月6日の午後3時から。
とあるクイズサークルの例会を キャンセルして臨んだら、見事にクイズ界の新年会の様相。ああいう光景を見て、初めて
予選会に参加された方はどう見えたんでしょうか?
 そこではプロQがどういう姿勢で番組作りを作るつもりなのか、などを話していました。僕としては 『バラエティと考えれば
何とか、純粋なクイズ番組と考えればノーチャンス』というつもりでした。 ちょうど1時からの予選の方も面接終えた直後
だったようで、どうやらクイズ関係者だと確実に 筆記試験は突破できるらしいと聞かされました。確かに知っている方ばかり
見かけてる・・・。 (斜字のようなアドバイスを頂いた方も後に五目並べの回に出ています。)
ということで淡い夢を乗せて入った会議室での結果は・・・

 まったく歯が立ちませんでした。それがアタック25と全く同じスタッフでプロフィール書かせるフォームとか
問題が筆記30問とかがアタック25の予選会と全く同じだということは近くににいたやまもと。君 (彼はその後、トライアングルの
回に出場
。)から聞きました。
 ほとんどの知り合いの方(というよりクイズ番組に複数回出ているような方々)が会議室に残る中、私など少数の
クイズ関係者とほとんどの一般人とされる方がすごすごと放送局を後にするのでした。さすがアタック25のスタッフ。
僕にとっては『見る番組だな』と思ったものです。

 予選会の翌日から始まった『プロQ』放送。案の定、ほとんど「名前だけでも聞いたことがある」ばかりがご出場。
しかも第1回から30万円出るし・・・。僕にとっては縁遠い番組で終わるはずでした。

 

【まさか、まさかねぇ・・・:予選会2回目】

 とりあえず私が筆記で落ちたあと、この番組に対してすることと言えばビデオを撮るだけ。放送が
平日の深夜になるので生で見る回数はそれほど多くありませんでした。しかし、捨てる神あれば
拾うあり。どこぞの掲示板」こと一心精進管理人のニシダさんから『またチャレンジして出場して下さい!』
なんて言われる
ものだからそれじゃあ・・・のということでまたプロQのHPを見つめてました。
 2度目の予選会が2月3日らしいという情報は得ていましたが私の元に葉書は来ず、やはり
2度目のチャンスは無いのか・・・と思った矢先、葉書が来ました。第3回予選会の案内でした。
日付は2月17日(日)、会場は前回と同じABC。時間も同じ3時から。とあるクイズサークルの
例会と見事に被ったのも同じ。収録が木曜日だという知識はあったのでもし21日なら諦める積りで
いましたがとあるプロQ出場者から収録日は早くて28日という確認を取れたのでしゃれのつもりで
またABCに行くことに。よりによって2回ともクイズの例会と被ってしまい直前回避になった ことに
申し訳なく思い、例会の集合場所に行って皆さんに謝って
から予選会場のABCに向かいました。
 会場では1時からの予選で面接試験まで行った(であろう)方々をチラッと見て、急遽約束した
方(後述)と、ある大会の問題集(優勝者はレヴァリアースさん)を頂いて集合場所へ。
  会場には関シローのSSKさんとかみつさん(その友人がパートナー)とか詐称やさん(とカルタ仲間)
などが。前回行った時みたいなクイズ屋さんの新年会といった雰囲気にならなくてなにより(ヲイ)。

 予選会そのものは第1回目の予選会と全く同じ。で、今回はセールスポイントを書く部分に
前回TVに出たときにクイズの面白さが分かって、それ以来新婚さんいらっしゃい→アタック25→ゴルフ・競馬などスポーツ番組という日曜日を過ごしています
なんという文章を書きました。今考えるとこんなことすらすら書ける自分って・・・。
 案内の構成作家さんが『過去にこの番組の予選会に来られた方は?』と挙手を求めても数人しか
手が挙がらないというわりあいフレッシュと思わせる面子で30問ペーパーがスタート。出来は前回より
2〜3問出来るぐらいで今回も望み薄。となりにいたSSKさんには『面接がんばってくださいね〜』
なんて茶化す始末(スイマセン)。落ちると分かっていながらドキドキ待つ自分。なぜ?

 そのうち、採点を終えたスタッフが戻ってきて合格者発表です。一人目は誰だろう・・・って思ってたら、
スタッフ『11番、阪田○裕さん』

『へ?』

ということで、一人目で呼ばれてしまいました(爆)。そんなこんなで筆記予選に通ったのが、
個人が22人中7人、カップルが11のうち4カップル。筆記トップが予想された福田さんと橋本さんは
最初、てっきりカップルゾーンにいたので安心していたら「ただ座るところ間違えただけ」ということで
個人の部で面接に挑むことになりました。面接は個人、カップルの部ともズラッと一列に並んで面接。
私は一番向かって左で、そこから
・SSKさん(関シローでおなじみの方。)
・アタック25の筆記予選を2回通った(でも出場できずじまい)の普通のおばさん
・アタック25高校生大会に出た(「あの」全編取り直しをした会に出場)、現在大学生(非クイズ研)の男性
・第13回ウルトラクイズ優勝者の奥様(お分かりですよね?)
・福田敬史くん(京大クイズ研の実力者。今年1月放送の「t」でもチーム優勝、2度も椅子に座った人)
・橋本隆弘さん(まだクイズ研があった頃の神戸大OB。むちゃくちゃ強いお方。)
・堀さん夫婦(京都にお住まいのクイズ屋さん・・・らしいbySSKさん談)
・関シロー所属「詐称や」くんカップル(でも相方はカルタつながりみたいです。)
・みつさんとその友人(関シローではないクイズサークルの仲間)
・男女カップル(男性は京都学園大?でRUQS所属らしく、彼もクイズ屋さんという情報)

 まー、最初の時ほどクイズ屋さんオールスターズではなかったが、やはりクイズをかじっている(以上)の
方だけが通ったことには変わりがない。まずは私に面接官が振ってきましたがわずか30秒ほどで終了。
本当に約束どおりに終わってる・・・(泣)。ここで誤算だったのが、僕が自信を持って言った発言、
『勇気を持ってどんどん押していきたいと思います!』がスタッフからダメだしを食らったことでした。
トホホ・・・。
 面接のほうは、最初の数人はさくさく進んだものの、福田くんのあたりから話が盛り上がっていく。
他の方もポンポンと話題が出て一通り終了。その後の質疑応答も僕は盛んに手を上げていたのに
当てられるのは真ん中あたりの人ばかり。ということで僕は『司会の後藤さんがいい味出してますねぇ』
という発言だけして終了・・・。

【えっ、まさか!?】

 予選が終わってからは「できれば28日の収録に呼んでくれればなあ」なんて思っていたんですが、
参加者の面子を考慮すると、「いつ落選のはがきが来るか気になっていた」頃に電話がかかって
きました。(年度末の平日に休みはなかなか・・・)
 会社の中にいるときに携帯が震えたのであわてて外に出て取ったところ、「朝日放送の〜」で
確信しました。早速28日出場の件になり私はその場で快諾、詳細を聞くことができました。
以下、主な注意点。

・夕方4時にABCの玄関に集合。最大7時ぐらいまでかかる。
・その回の収録は9人が参加、3人ずつのブロックに分かれた1回戦を勝った3人で決勝。
・そこで勝った一人が最後の賞金獲得クイズに挑戦、最大30万円の賞金獲得を目指す。
・番組は青のCGを使うのでブルーの服はNG。明るい目の服を着るように。
・優勝しない限り賞金は出せません。交通費代わりとして一律4000円は支給いたします。

 どうりで僕でも予選突破できたわけだ。4人じゃなくて9人とは助かりました。ま、優勝確率は減りますが。
あと肝心のクイズの形式については、「口で説明するのが難しいので・・・」ということで紙に書いたものを
郵送していただくことになりました。どうやら五目並べみたいな感じかな、と思いました。

 好印象を持ったのは『何せ今回は9人参加する上に放送時間が短いため、一回戦で負けるとほとんど
TVに映らない可能性がありますのでその点はご了承ください』
という断りを丁寧に入れて頂いたこと。
しかも重要項目とスタッフは考えているのか、僕が『いいですよ、おっしゃることはよく分かります』と
言っても『ありがとうございます』と腰が低かったことです。
(別にそういうことを言っていただかなくても過去に色々なことに出食わしている僕にすれば許容範囲内です。)
 で、この後私が特別に対策などを行ったか、といえば・・・、やってるわけない!
連絡来たあとも普段の生活をするのが一番だろうと思って特にクイズとか練習はしませんでした。
あいだに関シロー合宿はあったんですが、あの合宿は関シローメンバーと和気藹々と語り合って
温泉つかって、ロードレース大会に出るのが目的でしたし。でもその合宿、僕も含めて4人も
プロQの最終選考まで残っていました。迷ったけど、下手に隠すよりはと思い合宿メンバーに
出場の件は言いました。あとはこの件でお世話になった方にも報告を兼ねてメールは打ちました。

【当日】

 当日はさすがに会社を休んで参加。集合時間が4時なので会社に行ってから、というのも
考えたんですが体調がそれほどよくないので断念。朝起きたら歯も痛くなっているし(苦笑)。
三宮で今日着る服を買った後でABCへ。新快速が遅れて冷や汗をかいたものの集合4分前に
玄関を通され、 『正面突き当たり右手の廊下のC室でお待ちください。』といわれて正面突き
当たると、 アナウンサ室だった(爆)。 気を取り直して指定された控え室に入るとすでに
6人いらしていた。 思ったよりもクイズクイズ色はありませんでした。これまでの出場者、
何度TV番組に 出ているの?
というツッコミをせずにはいられない面子がほとんどでしたから。
その中でも、ょこまたさんとkimikaさんはたぶん優勝候補だろうな、と。出来れば1回戦では当たり
たくないと思いました。
 それにしてもあと一人がなかなか来ない。なんというチャレンジャーだ。程なくスタッフの
女性が現れて「今からメイクをする」と言われました。そういえば何度かTVに出ているものの、
メイクされる のは生まれて初めて。メイク担当の方が一人しかいないので半分に分かれ
てメイク室へ。 生まれて初めてのメイク、すごい照明機具の数で、1分程度で終了しました。
その様子撮影ょこやまさん ・・・ご協力ありがとうございました。)
 その後出てすぐのソファーで待ったんですがこれが長い、、長い、、長い、長い・・・。
その間出場者は「ワイドABCDE〜す」を見ることに。隣のスタジオでやっているようで声も漏れてました。
出演のアナウンサーやタレントが廊下を何度も行き来されてました。思わず握手を求めたく
なりましたが向こうが仕事中なので断念。ソファー席の目の前には予定表がこんな感じで 張られており、
僕らは2本目。どうも1本目はえげつないメンバーらしい・・・というのは聞かされていたんですが、収録も
またえげつないぐらい延びていたようで・・・。スタッフの方がしきりに謝っていたのがなんとも。

 散々待たされた挙句やっと別の控え室に入れたところで、プロQの放送作家の方が登場。
確認事項としてルールの説明や、正誤判定についても詳しく説明していただきました。少なくとも
この番組はクイズを使ったお遊びですという思想をお持ちのようでアタック25よりは甘くする、
とのことでした。そして今回で使うドミノを指し示した上で、『これで練習でもしてください』との
ことでいったん放送作家の方が出られました。その後で出場者たちはスタッフの方が
置いてくれたドミノで遊ぶことに。じゃんけんをして勝った人が置いていく、という設定でやったの
ですが、ここで新たなことが分かりました。
・思ったよりも他力本願は効かない
・勝とうと思えば最後に2連答しないと勝てない(←今ごろ気づくな!)

じゃんけんだけじゃ飽きるということで途中からは傍においてあったトランプで勝者を決める方式に。

 ここで関係の無い裏話。実はこの待合中にディレクター(?)の方が食べ物とジュースを用意
していただいたのですが、1.5リットルのジュースのふたを開ける仕草がえらい気を使っていたので
聞いてみました。すると飲みかけの物が混ざっているものを出してはいけないから、とのこと。
それを聞いた僕たちは大爆笑。今から考えればいくらかネタはあるのでしょうが始まる直前の
裏話としては最高でした。でもこのころには、食物が僕ののどが通らなくなりました。さすがに
緊張していたのでしょう。ということでTV局関係者になる方、気をつけましょう。

5時45分ごろ、やっとディレクターの方が来られて1本目が終わったということで
次のセットの用意をしている合間を使って雰囲気を確かめるためにスタジオへ。まずは
静電気を起こさないように、という理由で黒いマットで靴の裏を掃除するように言われて中へ。
見渡すと今回の収録で使うと思われるCGセットがすでに設置されてました。(拡大したもの
 そしてスタジオの周りを見渡すと普段の放送で使われているこんなものが端っこに
転がってました。何台かあるモニター画面を見ると既に完成されたものが映ってました。
どうやら会場は森林を想定しているようです。
 ということで組み合わせが発表。いの一番にkimikaさんが呼ばれてたがその二人後に僕の名前が。

勝ち目、ほとんどナシ確定・・・

 くよくよしても仕方ないので作戦を練り直すことにしました。黄色の岩本さんの実力がわかりませんが、
とりあえずkimikaさんが一番であると考えて差し支えないであろう、と。これはおそらく岩本さんも
同じことを考えているであろうから、できれば1問目は僕は取りたくないな、と。別にこの方式は
先手必勝ではないし、焦る必要は無い。スタッフの方もバカ押しはやるなって釘さしていたし。
一番いいのは岩本さんを味方につけて『2位3位連合』を組めたらいいな、と思いました。

 そんなこんな事が頭をよぎりましたが、司会者後藤ひろひとさん、そして問題読みの加藤明子アナが
スタジオに入ってきていよいよリハーサルが始まります。ここで初めて後藤さんに話をすることが
できましたが、ディレクターさんがおっしゃっていたように(この時点では)いたって普通の方でした。

 で、早押しボタンなんですが、これが癖のあるもので簡単に押せるものではなかったです。
その上、横に肘置きがあったのですが、これに据え付けた形で早押し機を押さないといけない。
しかもその肘置きが安定しない(泣)。そこでスタッフの方がすかさず分厚い紙を作って隙間を
埋めていただきました。
 ちょっとしたトラブルを解決してリハーサル1問目。まもなく3月3日を迎えますが・・・で、
押した僕。その答えを言おうとした瞬間、スタッフの方からストップが。なんだかCGの調子が悪いこと、
そしてボタンが誰についているのか分かりにくい、という点だったようです。
 おかげで数分待たされた挙句僕が答えたのが・・・桃色の節句!ま、正解できたから
いいじゃないか!(違) 第2問目でkimikaさんが間違えたのもありましたが、意外なことに
僕がリーチをかけた状態で第1組のリハーサルが終了しました。これはヤバイ・・・。

 他の組の方がリハーサルをしている間、僕がスタジオの天井にふと目をやると丸い的に
棒が突き刺さったような物体が大量にあるのが分かりました。これは真下にある物体と
CGのコンピューター部分を関連させて生身の物体とCG画面をうまいことフィットさせるための
センサー的役割を果たしているものだとか。すげー、勉強になります。しかしついでだからと、
「これ1個いくらですか?」なんて聞いた僕がバカでした。スタッフを走らせましたし・・・。
 そんなこんなで全部の組のリハーサルが終わって一旦戻されます。その間にCGの微調整
等をしていました。

 いよいよ本番。本番が始まったのが午後7時ちょうど。ほとんど心の準備が出来ずにいきなりスタート!
第1問目、ぎりぎりまで押すポイントを我慢いたしましたがやむを得ず、「2つ」と正解してしまいました・・・。
こうなってはやむを得ません。あの場面で、クイズ関係者100人が見たら同じ事をするであろう
kimikaさん外し(爆)。kimikaさんが「やっぱし」と小声で言っているのが聞こえましたが無視(笑)。
迷っている振りはしていますが勿論TV用です(爆2)。

第2問目、あまりに単刀直入ストレートな問題「ボケといえばツッコミ」をkimikaさんに取られました。
第3問目、五島列島の問題でkimikaさんに押し負ける。トホホ。

 ここでやっと後藤さんが初めてしゃべったのですが・・・、

いずれも子供が生まれたら男女関わらずクイズという名前をつけたい方が集まりました
ここで岩本さんが「そんな奴いない」と適切なツッコミをいれたところ、

すいません、ウソです。・・・思いつきで番組を進めてます。と開き直ったのには爆笑。

 クイズの方は第4問目、炭酸飲料をビールで割って・・・ってビール自体炭酸飲料やん
というツッコム間もなくkimikaさんに正解され、次の「伝家の〜」もkimikaさんに押し負けて
敗退・・・。はい、いつもの台詞。

しゅ〜りょ〜!

 えらい短いじゃないかって?だって仕方ないですよ。本番始まってから敗退が決まるまで
わずか5分じゃ・・・。

 僕の出番が終わって、あとは観戦モード。第2組は佐野さん(お父さん)と石丸さんと若い女性の
服部さん。後藤さんも触れていたが、まるで家族ドラマを見ているような錯覚を覚えました。
クイズ番組でこういう錯覚触れるケースはめっきり減りましたねぇ(^^;。
 結果は佐野さん(お父さん)の猛追をしのいで、石丸さんが勝利。クイズ研OBというのが
最後に効いたか?
 お口あんぐりだったのが第3組。というより、ょこやまさん、本気出しすぎ・・・。スルー1問
(この場面はカット)はさんで4連答、しかも押すポイントが早い早い。何事も無かったように
決勝へ。せっかく後藤さんに親子ネタで触れてもらった佐野さん(息子)、あえなく撃沈・・・。

 決勝戦を前にしたこんな様子を経ていよいよ決勝。どうやら決勝を行うだけで賞金が貰えることは
敗者席にいても分かりましたが、どういうルールで賞金が決まるか分からん・・・。向こうのほうに
カンニングペーパーみたいにルールが書かれた紙をADが見せていたようだが・・・。向こうでは
後藤さんと決勝進出者たちが盛り上がっているころ、こちらサイドでは・・・(泣)。

 仕方が無いので、横の服部さんとどういう展開になるか予想したのですが、僕が『長期戦
確実ですよねぇ』と振ったのに対して『すぐに終わると思いますよ』と返されましたが・・・。

服部さんのおっしゃる通りになってしまいました・・・

 いや、最初はkimikaさんが飛ばしてあとからょこやまさんか石丸さんが追いかける・・・という
展開が予想されたんですが、もつれる前に終わってしまいました。「あの」問題が運命の分かれ目
だったんでしょうか・・・。(
 でも今から考えれば流れを象徴的に表した場面があります。それは

ょこやまさんが「広島はディアス、西武はカブレラ→ 42! 」と誤答。
        ↓
石丸さんも間違う(この場面は放送カット)
        ↓
kimikaさんが「ケイパーは実・つぼみ・種どれを酢漬けにしたもの? → つぼみ!」と正解

てな具合にkimikaさんがいわゆる『オンリーワン』状態がこのあともう1回あったんですよ。
実はょこやまさんが「コンバーター」と間違えて、石丸さんが「とんとん拍子」も間違えたところ
なんですけどね。それにしてもよくうまいこと編集してますわ(^^;。
(一人残ったkimikaさんに出した「○○もやっているテニスプレーヤーは? →正解は伊達公子」は放送カット)
普段はじっとしていられないkimikaさんがよく我慢できたのが勝因かも。
 それにしても挑戦者に構わず深夜番組らしい、いい味を出す後藤さんサイコー!スタジオで
見ていても最高でした。

 kimikaさんの優勝が決まり、収録が終わったのが午後8時。で、お疲れ様でした〜という
スタッフの方の掛け声とともに1回戦で負けた挑戦者は三々五々帰っていき、三人の挑戦者は
スタッフと談笑・・・

ヤバイ!これでは二人のサインをもらうという
大目標が果たせないままだ!こりゃいか〜ん!

 ということで恥も外聞もなく、スタッフがごった返す中を突っ切って控え室に戻って色紙を用意。
構成作家の方に「あの〜、よろしいでしょうか?」と確認とったうえで後藤さんに話しかける。
すると後藤さん、なんのいやな顔もせずに応対される。感動です・・・、と思うまもなく
あっさりしたサイン。意外でしたが、それなら、と『プロジェクトQ万歳!とか書いてください。』と
お願いしたら更に気を利かせて『プロジェクトQフォーエバー』と書いてくれました。泣けてきた・・・。
 今回持参したサイン色紙は1枚で二人分のスペースがあるものを持参いたしました。スタッフの
方をも感心させた物を持って加藤アナの元へ行こうとすると加藤アナは一生懸命問題読みの
アフレコチェックの最中でこれは無理。ということでその間に後藤さんと先ほどまで使っていた
セットの前で『決めポーズ2ショット』とか『ドミノをお互い持った状態で撮影』など無理難題な
写真撮影・・・。後藤さん、本当にありがとうございます。
 そうこうしているうちに僕はスタッフの方の誘導で加藤アナの元へ。勝とうアナにも同じことを
お願いしたら・・・、なんのいやな顔もせずに応対される。感動です。しかしここで、
僕が持参したマジックペンのインクが出ないというアクシデントが・・・(焦)。すぐにスタッフの方が
マジックペンを持ってきてくれて事なきを得ました
。にしても加藤アナ、字だけでなく顔もきれいだ(爆)。

 一とおり感慨にふけったところで参加者はスタジオを出て、最初に通された部屋に。1回戦で負けた
(僕以外の)参加者は交通費をもらって帰られた、ということで残りの4人には交通費4000円が、
優勝したkimikaさんには賞金250000円が現ナマで贈られました。そして最後にABCの新キャラ
『キュキュ』のグッズセットが。スタッフの女性いわく『価値あるものかどうか・・・』といわれてましたが、
僕は『ま、数千円の価値はありますでしょう。』とヨイショしてスタジオを出ました。

 決勝進出者3名と駅まで談笑してそのまま帰宅。家に帰って早速キュキュグッズの中身
開けると・・・。感動モノでした。特にシチズンの時計にはびっくり!しかも保証書つき←発想がセコイ

 

【放送日】

 放送2日前まで僕はプロQに出場していることは言うつもりは(はなから)ありませんでした。
そっちのほうがびっくりするだろうと思ったんですけど、kimikaさんとこの掲示板の盛り上がりが
誤算でした。ご自分の日記でも出場前日には『私、がんばります。』と決意表明されてるし・・・。
 結局当初より1日早くカミングアウトをして放送日を迎えましたが・・・、

放送時間帯、僕は体調不良で寝ていました(汗)。

 スイマセン、人に勧めておいて・・・。でもょこやまさんやkimikaさんの活躍ぶりが見れたから
いいでしょ?いや、良くないね・・・。ごめんなさい。
 気になる放送後のリアクションですが、幸か不幸か深夜番組ということで会社サイドからの
リアクションは全くなし。平和です。クイズ関係者のリアクションは・・・、ま、それなりでしたね。
放送は一日遅れで拝見いたしましたが、それにしても編集の方、うまいこと編集されてました。
無駄な収録時間がほとんど無かったせいか、カットは多少しつつも後藤さんの味は消さずに
済ませてました。このこの時点で「t」を放送するテレビ○日よりは上ですな(爆)。

 

【最後に感謝の気持ちを。】

 今回は結構画像があってびっくりされたと思います。しかもほとんどスタジオ内。普通の番組なら
許してくれないと思います。最初この物体を撮るときから何の躊躇もなく許してくださったスタッフの方々
そしてサインをにこやかな笑顔と共に書いていただいた後藤ひろひとさん、加藤明子アナウンサー
僕が写真撮影に勤しんでいるのにいやな顔を(分かる範囲では)されなかった他の出場者の方々
(できれば9人そろって記念撮影したかった・・・)、そしてメイクシーンとか無駄な写真を撮らせて
実質的に優勝を阻止してしまったょこやまさん、プロQ出場まで僕を勇気付けていただいたニシダさん、
正確な情報をいただいたKHさんやまもと。さん(社会人生活、ガンバ!)、最初にプロQ募集の
情報をいただいたひろおかさん、そしてよりによって2度も例会を直前回避して迷惑をかけた
関西あすなろ会の皆様、そして最後に眠くなる深夜番組なのに生で見ていただいた方々
テープが擦り切れるのを省みずビデオ録画をしていただいた方々・・・。そしてそして、最後に
月末に休暇をいただいた課長様(つか、4月以降は次長ですね)

 

本当にありがとうございました。

 

この項、おしまい。

 

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