社会人が行く「まったり」沖縄旅行 【その1:石垣島・竹富島編】

 

 久しぶりに『旅行だけ』が目的に旅です。まずは伊丹空港から石垣空港までJTAのジェット機で移動。
電光掲示板によると思ったより寒そうで困ったなぁ・・・って感じ。

早朝の伊丹空港の様子。

離島行き、しかもマイナー航空会社という性か、出発スポットも離れにあるのでバスで移動です。
そしてタラップで機上の人に。(下が飛行機に乗り込む管理人)

この日は天候が悪く普段の高度より低めに飛んだため遅れも発生。 石垣空港には30分遅れで到着しました。
ほぼ3時間かけてやっと沖縄県入りです。この空港は年間150万人以上が利用するという、第三種空港
(県が管理)では最も利用者が多い空港だそうです(第2位は青森空港)。そんな空港を出て、タクシーで
市内に移動。初乗りが400円にも満たないタクシー・・・。

 なんせ石垣島で観光できるのはわずか4時間余り。石垣島は結構広いので1日で回るのはとても無理。
それを考えて私は竹富島訪問をメインにすることに。それで船着場を目指したのですが・・・、
どの会社の便も出た直後!__| ̄|○ 見事にタイミング悪すぎ
ということで、予定を変更してまずは宮良殿(みやらでん)に向かうことにしました。さすがに平日の昼下がり
だけあって、向かう道ものんびりしたものでした。

 この宮良殿は沖縄を支配していた王国の支所扱いの建物として建ったもので、戦渦に巻き込まれて
昔の建物がほとんど消失した沖縄県内では珍しく旧来の建物が残っているところとして有名だそうで。
 そしてここの「入場券」はちょっと変わってます。こういう所はもちろん拝観料(?)200円を払う必要が
あるのですが、これを払うと入場券とパンフレット・・・ではなくこれが。 凄くいいアイデアだと思いました。
早速実家へ送ってもらいました。葉書を送れば消印もついて記念になるし。
  館の説明は地元のおじいちゃんが2,3分かけて説明。中には入れないが、横側にもいけるようには
してくれます。そこで記念撮影。他には関東から来られたご家族が1組いらっしました。

 そして今日のメインイベント、竹富島訪問です。港に戻ってこんどこそ、の思いで切符購入。
竹富島まで片道10分ほど。定員60人余りの船です。往復で1100円でいけます。
 この島の名所は「集落めぐり」。地元民の方も住んでいるなかでの観光なので、地元民も
船に乗り込む姿は想像していたのですが、それにしてもいかにも帰省に向かう沖縄人が多い気が。
実はこの日(2月6日)は「十六日祭」。沖縄・八重山地方では「あの世の正月」でなくなった方を
大切にする行事があるそうです。具体的には、お墓(沖縄墓は独特です)を親戚が囲んで
墓参りするだけでなくそれぞれ持ち寄った飲み物・食べ物でわいわい語り合うそうです。
ということで、竹富島行きの船もお酒や食べ物を持った帰省客が多かったです。

 10分あまりで港に到着。港では帰省客を迎える島の人、折り返しの便に乗る客、そして観光客を
当て込んだ勧誘の人・・・。その中で私は数ある客引きの中からレンタサイクル屋の世話になりました。
この島のレンタサイクル屋さん、1時間でわずか200円。島のバスに乗れば初乗り100円なんで
それを考えれば安いもの。しかも店がある中心部と船着場を無料で運んでくれるというサービスつき。
 店の兄ちゃんに島の回り方を教えてもらったところで、まずは島の男性が個人で作った展望台(塔)に
行くことに。コンクリートで階段を自作してその上に展望台を作っているだけというシンプルなもの
ですが見晴らしはなかなかのもの。ただし自作のものであるためか、安全性が今ひとつ。それに
階段が急勾配なので高所恐怖症の私は這い蹲って階段に登るという恥ずかしいことをしてしまいました。
しかもその光景を女の子二人連れに見られてしまいました・・・。

 自転車で次に向かったのは名物の店。沖縄に入って初めての食事です。もちろん沖縄そばを注文。
 そして集落を抜けて海へ出ます。この光景を見れたら、空が曇天であっても文句はありません。
惜しむらくは撮影技術が拙くて、うまいこと青い海を写せなかった事です・・・。

 何ヶ所かの海岸をめぐって島を一周。ところどころに牛がいました。あとその牛を使っているのか
どうかは分かりませんが、水牛車もあちこちで見ました。

自転車を返して港までマターリ歩いて向かいます。食事込みでも1時間で回れてしまいました。

 そして石垣島に帰ってきたのが2時半頃。船を下りてふらふら散策しているとこの店を発見。
そう、「海人」Tシャツを作っている店だったのです。1ヶ月前に日本テレビ「波乱万丈」で
出てきていた店です。しかも(これもたまたまなんですが)第1号店でした。この店、てっきり
宮古島にある物だと思ってました(汗)。ここでTシャツや石垣島土産などを大量購入。
気がつけばこの店だけで2万ぐらい使ってました(滝汗)。
そして、竹富という名前なのに竹富島にはなくて石垣島内にある竹富町役場にて記念撮影。

もうそろそろ飛行機の時間。とりあえず大通りに出たところで本屋に寄りましたが、さすがに
クイズ攻略マニュアルとか長戸本とかはおいてありませんでした。ここでは八重山諸島のみを
扱った観光本を購入。他の店は結構「十六日祭」で休みのところが多くて食事にも事欠くありさま。

 そしてたまたま通りかかった空港行きバスを見つけて飛び乗る。こういうたびは一人旅ならでは。
 

そして再び石垣空港へ。ここから最終目的地与那国島へ向かいます。普段、与那国島へ向かう飛行機は
1日1便の石垣−与那国間だけなんですが、週に4日はもう1便臨時便が出ます。今回私はその便を利用。
昔と違って与那国島への便もジェット機だよ・・・って聞いていたのですが。(ちなみにこの日は両便とも満席でした。)

30分ほどのフライトでいよいよ与那国島に到着です。

(以下、次回以降の更新に続く)

 

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