地方競馬観戦記・名古屋競馬場編('02/02/05)
最後6ヶ所目を飾った名古屋競馬場。旅費をケチるために朝5時20分東京発の鈍行に
はじまり名古屋市金山駅まで乗りつきましたが、はてさて馬券の結果は・・・?
一連の競馬場めぐりツアーの最後を飾るのは名古屋競馬場です。中京競馬場ではありません。
まず注意していただきたいのは「名古屋競馬場」と「中京競馬場」はノットイコールです。
中京競馬場は基本的にJRAが主催する競馬場なんですが
名古屋競馬場は愛知県競馬組合が主催するNAR加盟の競馬場
なんです。ただし中京競馬場でも愛知県競馬組合が主催する地方競馬、ということもあり、
そのあたりは非常にややこしいのですが・・・。
普通なら名古屋駅で降りて名鉄バスセンターから無料送迎バスに乗る、というのがセオリー
なんでしょうが、この企画の目的の一つ【経路を開拓する】という趣旨から今回はパス。
手前の金山駅から地下鉄名城線に乗り換えて東海通駅で下車、そこからひたすら西へ歩く
という手段をとることに。で、東海通駅で下車して3番出口を出てひたすら西へ・・・
歩く前に無料送迎バスの停留所を見つけてしまいました。(爆)
歩いても20分以内で済みそうなところをバスで行ったためわずか5分で今日の目的地、
名古屋競馬場へ。入ろうとするとちょうど第4レースの締め切り間近だったために入り口に
入る直前に場外馬券売り場(といっても競馬場敷地内にある)で馬券を購入して中へ。
入場は福山競馬場でも見かけた、ゲートに直接100円を投入して入場する方式でした。
中に入ってまっすぐ突っ切ればそこはもう本馬場。これまで数ヶ所地方競馬を訪れましたが、
今回が一番施設が新しかったように思います(古いスタンドも残していましたが)。
でも不況
なのか、この案内所地図にある、『第3スタンド』は使用されていませんでした・・・
ところで、上の地図では『下見所』となっているパドックは、このように雰囲気は昔のまま。
周回部分はアスファルトなんですが、馬の表示板が文字通り板になっています。
(これがその写真。分かりにくくてすんません。馬がいればこんな感じ。)
この競馬ツアーも最後なので3階にある特別指定席を購入することに。追加1000円で
見ることができます。ガラス張りになっており眺望はなかなかいい感じです。ただし一番
場所がいいゴール板前の3階部分は馬主席などになってますが。
この座席はよくあるJRAの指定席と同じような感じです。ということでこれで1000円は安いです。
テーブルもあって、この観戦記を書くのに非常に助かりました。指定席専用の売店もありましたし。
ただ特に目に付くメニューはありませんでした。
今回はあまり動き回らなかったんですが、最低限、地元の競馬新聞は買うことに。見事、
「競馬東海」という、少し赤みを帯びた地元チックな新聞(500円なり)を手に入れました。
中身は珍しく6面あり、読みやすくなかなか。競馬ブックを読んでいればなじみのある横の馬柱。
第1レースであっても5走前までデータが掲載されており、お勧めです。
それにしてもご多分に漏れずここでも父内国産馬天国。賞金がまあまあ高いためか、
父親欄だけ見れば中央でも走れてそうな馬もいましたが、それにしてもトウケイニセイ2頭出し
とかニッポーテイオー2頭出しなんて中央ではないだろうなぁ・・・。あと、スターマン産駒も
今ではそうはいないんだろうけど。(でもこの後僕は上山で今では貴重な産駒を見ることに)
馬券の方はここでもひたすら当たらない(泣)。そこでメーンレース『白梅特別』で大勝負!
ナゾが中央へ行ってしまったあとの金沢競馬の古馬路線を背負うであろうイエスマンで
勝負したが・・・、見事縦目!(1着-3着、2着-3着)
予算が尽きたところで、最終レースを待たずに金山駅行きの送迎バスに乗って帰りました・・・。
以上、おしまい。
追記
名古屋競馬場を訪れた1ヵ月後、大学時代の同好会の友人から電話がありました。近況とか
恋愛話にも花が咲いたなかで競馬トークになったんですが、その彼、なんと私が訪れた日に
同じ競馬場にいたことが発覚(爆)。思わず大爆笑でした。彼は不動産関係勤務なのでJRAの
馬券はなかなか買えないそうです。ということで今度は笠松競馬に一緒に行く約束をしました。
笠松競馬場編もお楽しみに!