私の挑戦記(モンキーズカップ編)

壱、急な参戦

オープン第5戦目はこの大会。実は行われて24時間も経っておりません(笑)。

実を言うと、「参加しよう」と決めて実際に問題を解き始めるまでは12時間ぐらいです(爆)。
いや、土曜日の午後は本来ならもう一つの方のサークルの練習があるのですが、9月中は休みだという事。
それを知ったのが夜中。それと雨が降らなかった事。今○川から会場のR大学(衣笠)までは自転車でいくのが
一番便利なので。多分30分くらいでしょう。正直言ってバス代も惜しい今日この頃(爆)。

で、当日はぐっすり寝て・・・とはいかなかった。朝9時おきなんて10日ぐらいやってなかった(HP更新などで)
ので、大丈夫かなぁ・・・って思っている内に2時・3時・・・。
やっと9時に起きたけど、起き上がれない。体は正直者。よほど寝たいのだろうか?
やっとの思いで立ち上がってヨーグルトを食う。これが良かったかも。

10時過ぎに雨が降ってない事を確認して自転車で外出。ひたすら、西へ、西へ・・・。その後は北へ、北へ・・・。
当然のように途中で道に迷って、迷って・・・、
住宅街を縦断した。
しかも、
平気で大学の中で自転車を乗り入れた。さらに会場に横付け(自爆)。付ける薬無し

会場に来たのが10時半。ま、予定通り。帰りは少し下り坂なので20分くらいか?
それからして、関シローな方もぞくぞくと参戦。2〜3人かな?と思っていたが結構いました。
全体では参加者は約70名ぐらいかな?この大会、どうも問題レベルもそうだが特に参加者のメンツがすごい
らしい・・・。
また、デラウェアの二の舞か?

 

弐、「ペーパーでへこむ」→「?」→「??」

そんでもって11時過ぎにオープニングコール。大森さんと久保さんという「京都な」方によるダブル司会。
しかし、ウルトラのオープニングのコース紹介をここでも聞けるとは。うまいし、しかも配布されたものと全く違う(笑)。

一通りトークを終えたところでペーパー開始。
全く分からん!しゃれにならない。どうしようもない。ということで、いつもの台詞。

「しゅう〜りょ〜!」

でも今日のモンキーズカップは普通のオープンとは違う。(と言えるほど僕は参加してませんが)
そこでは3つの予選ラウンドの合計点で上位の人が決勝ラウンド進出。で、その3つ。

1ラウンドは「50問筆記クイズ+近似値1問」
そのまんま。ただし得点の4分の1がこのラウンドの得点。

ここからは全員を大きく3つに分けて、各部屋で争う。

2ラウンドは「3○2×早押しクイズ」(注:これは3問正解で勝ち抜け、2問間違いで失格という事です)
組み分けは各部屋をさらに3つづつに分けていく。一組平均8人づつ。
これもルールは簡単。ポイントは1問正解で3p、お手つき1問で-2p。順位点ではない。
問題数はそれぞれの組に25問or5人勝ち抜きがでるまで。

3ラウンドは「早押しボードクイズ」
先ほどとは違う3組(メンツはシャッフルされる)で行われる。
早押しで解答権を取る・・・正解で3p、お手つきでマイナス3p
取れない場合・・・・・・・・・・ボード(書き)で救済あり。正解1pで間違ってもおとがめなし。
ここは順位点で1位10p、2位8p、3位7p・・・となる。

 

私はC組という事で2Fから3Fへ移動。筆記が終わって休憩無しで即移動。
知っている方では「クイズ十段さん」に「みつさん」に「三択の魔術師さん」に「ょこやまさん」に「ZUKAさん」あたり。
どうやら25人くらいのようである。中に入るとえらい冷房が効いていた。中にはスタッフの方が3人くらい。

中に入って、さっそく部屋の司会者の方が挨拶。どうやらここは監獄である、という設定らしい。
挨拶から本格的。それから始まっても、「君たちは真人間になる為に・・」というノリ。
あと、手伝いを頼むのに人を呼ぶにしても、
「詐欺で捕まった○○さん」「懲役5年の○○君」「無期懲役の○○」など。極めつけは
「○○死刑囚」
さっきまでの総合司会と違って、シュールだなぁ。さっきまでのようにばか笑いはできないけど、ツボは突いている。

おっと、クイズに触れなければ(笑)。
僕は第2ラウンドでは最初の組に登場。前回と違って「全く押せない」ことはないのだが、やっぱし駄目。
みんなどんどん押していって正解を出す。僕だけやっぱり出遅れる。他がポイントとってるのに(涙)。
そういや、この組はやたらと関シローな方が多い。いや、そんな事に気を取られてる暇はない。
やっと、「博多どんたく」で1○したものの、はっきり言って「早押し」ではなかったし。しかもそのときには
すでに3人くらい抜けていた。
そのあと、「商法○○○条〜」の問題で勘で「質屋!」と答えたけど、駄目。だから、
俺は勘で答えたらアカンのに・・・。
で、結局その後は何もできずに終了。完敗。はぁ。
冷静に考えればペーパーでは40点とっても実際には10pにしかならない。だからこそここの9pは大きい・・・。
ちなみに僕は【+3-2=1p】。確か次のラウンドはモロに知識が問われる形式では・・・。

第3ラウンドは早押しペーパー。この形式は一度、関シローの例会でも経験があるのですが、その時はほとんど
手が出なかった覚えがあります。知識量が物を言う形式では?(ここらへん、クイズ屋さんの指南をよろしく・・・)
このラウンドで僕は第3組(?)に登場。
みつさんと一緒だったような・・・(注0)。最初の問題で早押し機は押せ
なかったが「シリコン」を正解。「やった。もうけた!」と思ったら、
全員正解していた。なんだそりゃ。
そりゃそうか。「僕でも」正解できたし、押すポイントも遅かったようだ。
それから先はいつもの地蔵。答えは「ハンク・アーロン」とか「お払い箱」という単語としてはしっているものも多かっ
たのだが、問題にされると駄目。知識って奥が深いですねぇ。(←今ごろ知るな!)
そんでもって「1992年」と「自殺」と「クリントン」で「ホワイトウォーター」を勘正解。よかったぁ。
正直言ってラウンド最下位でも順位点1pは入るのだから、あとは「プラスで終える事」が目標。これは大きい。

それでも結局取れたところはそれだけ。4点獲得で順位は8人中5位タイ。4.5p。意外と取れたのにねぇ。

監獄から脱出できたところで(笑)、2Fに戻る。他の部屋の人も戻ってくる。
どうやら、同じ問題を別々の部屋でやっていたようです。なるほど、だからしきりに「部屋を出ない様に」って
いっていたのね。
それと、他の部屋では別に「監獄トーク」はなかったようだ。どうもC組オリジナルらしい。って事は
あたり!?
昼休みが13時45分まであるという事で昼食。大学の食堂で三択の魔術師さん、クイズ十段さんとせわしなく食事。

参、本選に向けて

昼食タイムが終わったところで結果発表!
トップは神奈川県の秋田さん。筆記上位常連さん。以下、そのあとも常連どころ。10位まで発表したところで
正式に予選突破人数が発表される。30人だそうだ。すぐに各組10名だというのが推測できた。
ということで
「しゅう〜りょ〜」(しかも見にくいし^^:)・・・ではなかった。
「あくまで30人」ということで本当に本選をかけるクイズ、それが、
「空席待ち早押しクイズ」
ルールは1p勝ち抜け決勝Rへ、2問お手つきで失格。
ただし、「空席待ち」というからにはほとんどの人が「待ち」の状態。早押し機は3組それぞれ3席分だけ。
最初に座れるのは勿論上位3人ずつ。そして一人が抜けたら同じ組から次の順位の人が座っていく。
これを30人分決まるまで続ける。だからたとえばA組が30人中25人くらい占める可能性もある。

実際始まってみるとまずはB組の人がやたらと抜ける。僕がいるC組は全く動き無し。
そんなこんなでやっとA組やC組が動き出すが、その時点で僕は完全にあきらめていた。というのも
呼ばれる人の獲得ポイントが20点台だったから・・。いくらなんでも一桁の僕はお呼びでないでしょう(自爆)。
(なぜかB組だけはなかなか点数を発表しませんでした)
でも知り合いのかたが多いC組からできるだけ・・・と思ったけど、それでも普通通り。
実は早押し機に触れた人がA組12名、B組13名、そしてC組が14名。ほとんど同じだったわけです。
う〜ん、やはり第2ラウンドがキーポイントかな?って気がしました。

ということで今度こそ、「しゅ〜りょ〜」だったのですが・・・、そこを久保さんが救ってくれました。

 

四、これが最後のチャンス!

ということで「敗者復活戦」が行われました。いや、良かった(あれだけクイズをやらせてくれたのに、まだ求めるか?)
まずは「ある程度の人数に絞りたい」という事で3択クイズ。第1問目はカントリー娘の生き残りを答える問題。
その問題を聞いた瞬間、
俺はついてる! と思った。だってその単語、半日前に「YAHOO!掲示板」で見かけたから。
という事で二本指を指差す(番号札が無いので1,2,3と指で示す)。見事正解。
(注1)
そして運命の第2問。ある物を甲子園球場何倍かで表わす問題。「ん?」と思ったところで、久保さんの声、
「琵琶湖わんわん王国は5個分だったんですがねぇ」一部大爆笑。(注2)
しかも今回はクイズ屋さんが作っただけあって、選択肢の数値を2000ずつ離している。全く分からん。
但し、いくら玄人とはいえ、人間が作った問題。裏の裏をついて、「連続させるんじゃないの?」ということで
指を二本上げる。そう言えば「琵琶湖」のときも2番が正解だっけ・・・と思ったら
見事正解。こんな所で勘プレー。

ここで規定の人数(10人)以下になったので見事に前に呼ばれる。どうやら9人だった様です。
知り合いでは「ょこやまさん」に「三択の魔術師さん」に「SSKさん」も生き残った。

で、前に立てたところで、ボタンチェック。一人一人入念に。いや〜、クイズができるのっていいねぇ、なんて
思っていたらなんか司会のお二方がしきりに
「今なら辞退できます」とか、
「命が危ないかも・・・」
という意味の言葉をおっしゃる。僕からすれば、「クイズを続けられるチャンスをみすみす捨てるなんて馬鹿な事は
しない」といったノリ。他の人も辞退するわけが無い。それを確認した2人、ある物を持ってこさせるようにいった。それは・・・。

 洗面器。それになんか紐みたいなものがついているし・・・。それをなんか上の方にくくってる・・・。それは

 タライ落しクイズ!「クイズ」って名前はついてますがこれはクイズなんでしょうか?(笑)。

ルールは一番上にたらい・・・に見立てた洗面器をもってこさせて、そこから紐を通しているので端っこを手で持つ。
それをいったん離してもう一度捕まえる。その時に『「自分の頭」と「洗面器」の距離が短いといい』そうだ。

「ふ〜ん・・・。」などと思っている内にまた僕の悪い癖が。
「せや、僕が一番に出てきていいとこみせてやろう。頭にぶつけてもおいしいし。」
   ↑あほや、じぶん・・・。そのあと大恥をかく事も知らずに・・・。

 

ということで首尾よく僕が最初の挑戦者に。司会の大森さんに自己紹介を振ってくれる。とりあえず無難に。
どうせ、僕の事を知ってる人はそうはいません(笑)。
で、準備をしてもらう。僕も「当たってもおいしいように」と洗面器の位置をもう一度確かめる。その後で僕は目をつぶる。
そして、司会の御両人が「さあ、行ってもらいましょう!」というところで右手を離した。
ほどなく、「あ〜あぁ!」って声が。僕は目をつぶっていたのでどういう結果だったかは知らない。
少なくとも当たっていないという事で失格ということではないのだが。目を開けて正面を見る。なんだか「期待外れ」の
表情。で、上を見ると、
 
洗面器はほとんど動いてなかった!洗面器ははるか上。がっくし。

大森さんが一生懸命飛び跳ねて、持ってきた定規で測ろうとするけど無情にも「測定不能」でした。トホホ・・・。

仕方なく横で待っておく。ひょっとして全員が洗面器に当たったら・・・なんて期待はしませんでした。
4人が挑戦を終えたところで「この挑戦からの通過者は2人です」といわれた時点で本当にここで、
「しゅ〜りょ〜!!」   「お疲れ様でしたー。」

とぼとぼと脇道から自分の座席に。恥ずかシー!それとここでSSKさんともう一方が敗者復活!

っつうことで以下は観戦記などです(爆)

五、観戦記・・・というよりミニ記録

ここからは本当に観戦記。
まず本選最初のラウンドは「32人一斉早押しクイズ」。2ポイントで勝ち抜け、2回お手つきで失格。(2○2×)
でもさすがにこんなに大勢の早押しはウルトラとFNS以外ではあまり見ません。すごいです。もう、「ごった煮状態」。
早押し機という甘いものに群がる・・・(以下、略。クイズ歴戦の方にこんなたとえは・・)最後まで息が詰まりました。
ここで14人に絞りましたZUKAさんは勝ち抜きましたがSSKさんは1pは取れましたが敗退しました。お疲れ様でした。

次は準決勝、コース別。一つ目は「勝ち抜け負け抜けサバイバル」。各セット4p先取した人が決勝進出。
ただし一人が決まるたびにそのラウンドの最下位が脱落するというもの。また同時にポイントも一旦リセットされる。
ここは最後に見せ場が。3人宙ぶらりんの状態で他の二人がお手つきで休み。2pを取った人だけが解答権のある
状態で何と、スルー!しかもその後で休みを食らっていた人が逆転で決勝進出!いや、すごかった。

もう一方では「爆弾サバイバル」。最初は20pから。で、一人が正解すると他がマイナスになる。で、0になったら失格。
但し右端から1問ごとに「爆弾」が移動して行くのがみそ。これがポイントの減り方にも影響を与えるのだがここでは
パス。ここでもZUKAさんがスパーク。いや、この日は特にすごかったです。

準決勝までとんとん拍子で行って、さあって時に決勝がなかなか始まらない。なぜだろう・・と思っているといよいよ始まり。
そうするとなじみの音楽が。なんと、
ウルトラの決勝が始まる時の音楽だった!そして6人が入場。
この、
決勝進出者用のオリジナルナレーションを作る為に時間がかかったようです。そう言えばさっき一生懸命
原稿を作っていたらしいという事を聞いたので・・・。演出もこってるなぁ。決勝までの間もこれでチャラ・・・いや、それ以上。

その6人は僕から見て左から順に秋田さん、清水さん、丹治さん、石塚さん、上野さん、横田さん。
決勝は7○3×の早押し。わかりやすい!
問題は僕のレベルを大幅に超えてましたが^^:

結果は秋田さんが6pとってリーチをかけるが清水さんもリーチ・・・、って秋田さんが優勝を決めました。
(そう言えばウィニングアンサーは・・・あれっ、メモが無い!っつうことで勘弁してください。)←オイ・・・

優勝賞品は大きな鍵。よくゴルフのトーナメントとかオールスターゲームで見かける奴です。
それだけでは「使えない」ということで南京錠とたこ焼型の盾が贈られました。おめでとうございました。

 

で、感想を少し。面白かったです。まず司会の御両人が面白かったです。お二方ともプレーヤーとして有名な
ようですがその人的ネットワークを生かしてのトーク、あとはトピックの話題をふんだんに利用したトーク、
僕にとって一番は「琵琶湖わんわん王国」です。どうやらあの問題で撃沈されたクイズ屋さんは相当多かったようで・・・。
あとは時間配分。まず長引かなかっただけでもすごいです。相当リハとか準備はきっちりされたのでしょう。
クイズの種類も多くわかりやすい範囲でしかも時間配分がうまく行くようにされているようでした。
そして僕が何よりも申したいのは
「最低3つクイズ形式をさせてくれた事」です。僕みたいな「へぼへぼ君」には
助かりました。しかも僕は4つもさせてもらえましたし。

ということでモンキーズのスタッフの方、お疲れ様でした&ありがとうございました。

一応、このコーナー完結(ただし、誤植の可能性はあるのでどんどん突っ込んでください)

 

(注0)実は最初は「ZUKAさんと一緒」とかいてましたが、実は「みつさんと一緒だった」が正しいです。
ZUKAさん、みつさん、申し訳ありませんでした。

(注1)カントリー娘は一人が事故で亡くなり(合掌)、もう一人は脱退(脱いだとか何とかで)という薄命のユニット。
ちなみにその3名の名前は・・・、もう忘れた(爆)。

そんなときに春日誠治さんの追加情報(春日さん、ありがとうございます)
その3名とは「亡くなった柳原尋美(やなぎはら・ひろみ?)」、脱退した「小林梓(こばやし・あずさ)」そして今頑張って
いる「戸田鈴音(とだ・りんね)」だそうです。
さらには小林さんの事ですが脱退した理由がどうやら「心労だった」らしいです。あいまいな情報をうのみにして申し訳ありませんでした。

(注2)それは忘れもしない8月下旬の某日、「琵琶湖クイズ・バトル・ラリー」という行事での事。3日かけて○×or3択
で勝ち進み最後の早押しクイズで一位になると優勝で100万円がもらえるという夢のような企画がありました。
ネタはすべて地元物。その中で出てきた問題が、
「琵琶湖わんわん王国は甲子園いくつ分でしょうか?」
という問題。で、選択肢が「3つ」「5つ」「6つ」という3択で、この問題でそこまで生き残っていたチームの内3分の2以上が
ここで脱落させられたというすざましい問題。ほとんどが「3つ」に人が流れる中で正解は「5つ」。
僕がいたチームが脱落するのは当然にしても
いわゆるクイズ屋さんが軒並み討死したというとんでもない事に
なった。なんか、かなり数のクイズ屋さんがごく普通の地元イベントに大挙して出たということでも有名になった(のか?)

 

 

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