地方競馬観戦記水沢競馬場編('02/09/02)
前日までの北海道とは違い、たぶん残暑真っ盛りであろうことを覚悟の上で東北水沢へ。
北海道からはJAS便で花巻空港へ。この路線、1日1便しかなく乗り遅れは絶対不可だったが・・・、
マジでやばかったっす。空港行きの電車に危うく乗り遅れるところでした。陸路だったら確実に
半日かかるところをわずか数十分で済むんですから必死でした。
花巻空港に着いて路線バスで花巻駅に移動、ここから鈍行電車で水沢駅に移動。
さて、駅を降りたら
無料送迎バスがあるはず・・・・、と思っていたらそれらしきものの姿は見えない。バスとの接続は丁度の
はずなのにと思っていたら僕の脇を通り過ぎていく「いかにも』なおじさんたち。おじさんたちは駅横の
地下通路を歩いていくのであとをついていくことにしました。地下通路を歩くとそこは駅の裏口。
この水沢駅は貨物業務も取り扱っており、そちら側(東口)で送迎バス(路線バスを借りたもの)が
僕たちを待っていました。1台目がいっぱいだったので続行の2台目バスで移動。
競馬場まではバスで10分ちょい。競馬場の入口に向かうには厩舎群に囲まれた敷地を通ります。
するとこんな感じの彫刻画が見えると入口です。入口では入場料を払います。そして入口の時点で
指定席を選ぶこともできます。僕は今日も1000円の指定席を購入。入り口を通ってすぐ右手には
水沢競馬で売られている新聞売り場のブースが4つ。左手にはパドックがあります。メインスタンドは
このとおり4階建て(こんな感じ)。結構年季は入っているがまあ標準的です。ターフビジョンは
移動式が一台あります。順位表示板も一応電光掲示板でした。馬場の中にはサッカー場などもあります。
スタンドの中はこんな感じ。地方共通の作りなんでしょうか?窓口方式がまだまだ多い。
1000円払って座った指定席はの椅子はこんな感じ。結構座りごこち良かったです。テーブルは
ありますがモニターはありません。なのでこのように数ヶ所にテレビがあって、オッズやレースの
様子を見ることができます。
新聞は迷った末、珍しいマガジン方式の「ケイシュウ」を買うことに。
これだと普段の新聞方式と
比べて小さめだし1面ごとにレースが分かれてるので扱いやすかったです。このケイシュウ、
馬柱とか厩舎のコメントのほかに『水沢競馬場距離別リーディング』とか『'02ダートG競走日程』、
『距離別連対戦法(逃げとか差しとか)』、『馬番出目表』、『松尾康司の血が騒ぐ(コラム)』、
大スポばりの『出発!!ウルトラ探券隊』など読み応えいっぱいでした。このケイシュウと
別のある新聞でほとんどシェアを占めていました。そして、新聞の記者が予想した結果はなんと
競馬場の掲示板で
明らかにされています。これを参考にして新聞買ってね、ということなのか
地方競馬にお馴染みの予想屋さんはいません。
新聞を持てば後はパドックにいくだけ。この写真では分かりにくいですが、馬の表示はいまだに
チョーク書き。レトロです。横断幕もちらほらありました。
実は水沢競馬場、メインスタンドだけではなくゴールから遠い側に新しいスタンドもあります。
この写真の手前側にあるのがその建物。客が入れる部分は2階建てで、吹き抜けでホール
みたいな感じです(観客席側から見た部分 舞台そばから見た部分)。ホールの後ろ部分は
エスカレーターもあり馬券売り場もあります。シャンデリア(?)もあって、競馬場の雰囲気が
しません。外に出れば2階からでもコースを見ることができます。(2階から スタート前 直後)
究極は競馬場特別会員専用のラウンジ。1日5000円とか6000円とかするらしい・・・。
で、馬券の方なんですが全く当たらない。これで前の日からの連敗が気がつけば18レース・・・。
ということで、メインはサラ系オープン『すずらん賞』。馬柱を見るとトウカイパンチやミヤシロブルボン
がいて、大変懐かしい気分・・・。一応オープンなんでパドックの後ろ側にレイとカップが展示されてました。
このレース、2着までが9月15日に行われたローカル重賞『青藍賞』(東北交流)の優先出走権獲得、
この青藍賞で1着を取るとご存知統一G1『南部杯』への優先出走権を獲得・・・という考えようによっては
重要な競走でした。
で、結局馬券はここも外したんですけどね。もうトホホでした。