私の挑戦記(Prom'99・West編)

 ということでいよいよ私のクイズオープンデビュー戦の話です。ここは心して書かねば・・・。そもそもどうして
クイズのオープン大会に出るようになったのか?なんとなく、ではなくてまあそれなりの理由があるんですが。

(注意!)下の文章なんかよりも全然問題集の方が詳しくていいです!
ということで公式問題集「LIBERTANGO」はお勧めです!1冊700円です。

 

一、自分が出るまでのドキドキ感

 初めての大会、しかもそれまで関シローの例会にも2度しかお邪魔していない身分でいきなり行くもんですから
会場の岸辺市民センター(?)に着いても僕は周辺でおろおろするばかり・・・。やっとこさ意を決して入っていくと
やはり知り合いの人は誰もいなかった。寂しいよぅ(泣)・・・。更にしばらくするとやっと話をできる人が。その
人が「ょこやまさん」(注1)でした。ほっとした・・・。誰も知り合いのかたが来なかったらと思うと、ねぇ。
 そんなこんな事をしているうちにるちさんや関シローな方々も揃った所で受付へ。受付ではいくらかの参加費を
払ってネームプレートに見立てた大き目の紙をもらう・・・のは事前に申し込んでいた方々で僕みたいに急に参加
する人は手書きになる。僕も書いては見たものの・・・・、俺ってどこの所属になるの??関シローにはまだ1度
しか参加させてもらってなかったしおいそれと「関シロー」と名乗るわけには・・・。でもなぁ、僕の(本来の)所属先は
およそクイズとは関係ないしなぁ・・・。そこで見かけたのが、「岐阜県・・・(以下、忘れた)」と書かれたネームプレート。
誰のだろう・・・と思う間もなく、「え!?」。それは伊藤寿規と書かれていた。そう、第13回ウルトラクイズでシドニー
まで行った方で「ROAD TO DERAWAREにて「くゐず」を出題してくれるかたです。生ではお会いしたことがなかった
ので感激したのですが・・・(結局お話できずじまい)。ということで「クイズと関係ない所属でもいいんだ!」とおもって
書いたのが同大陸上同好会です。まあ「外しました」ね。いや、狙ってはいなかったのですが・・・。(注2)

 着いた所で今回のプログラムをもらう。1Rの通過人数は48+2。で、会場にいる人を数えると・・・、
47人ぐらいしかいないんじゃあ?ラッキーなのか??ということは初参加にして予選突破!?

 そんなこんなで会場が暗くなっていよいよ、開催!オープン大会って初参加だったのでどんなもんか非常に
どきどき(←もうこの言葉、死語か?)。でもって音楽が鳴っていよいよ開始。なるほど、これほど本格的なもの
だったとは。クイズ研が今まで存在していたのも納得しました。(注3)
 スタッフの紹介に続いて前回大会(?)優勝者の清水さんの宣誓などもあっていよいよペーパー。正直いって僕は
ここで御役御免になるのでは、と覚悟をしていたのですが・・・。問題を見てあ然・・・。いきなり、
自衛隊は合法であるか大いに論ぜよとか、ヒロスエなどの1芸入試について述べよなどおよそ
かつての逸見さん司会のFNSからは考えもつかない問題・・・。しかも僕はそれを1問1問几帳面に答えていくし(^^;)。

 短く感じたも終了した所で休憩に入るという。やはりあの小論文もしっかり採点をするのだろうか?しかし
あれはどう採点をするのだろうか?う〜ん・・・。その間にせっかくなので関シローのほかの方と問題について雑談。
自衛隊の是非・・・・が話題になるわけでもなく、近似値の「8時半の男」のセーブ数が話題に。やはり「ゼロ」だった。
中途半端に50なんて書いた私がバカでした。コースの選択については「2R・青天井くじ引きクイズ」、「3R・ODO
MAN OUT」とした。ただしこの選択が生きるかどうかは分からない。近似値の出来、不出来によるし、何といっても
そもそも第1Rも突破できるの?というのが気がかりだったりする・・・。

 僕がもらったペーパー試験(?)の紙によると、幸い4組みたいなので(紙に書いていた)、それまではじっくり様子を
見ることができる。なんたってこういう所は初めての体験、よ〜く見ておかないと・・・。
 1Rのルールは3ポイント先取の早押し。
・3問正解勝ちぬけでその人数は各組6人。大体6/8ぐらい。
・お手つきは1回目は3問休み、
・2回目は4問休み・・・という方式。そんでもって各組25問限定。

 こんな感じです。始まってみると「答えまで聞くと知らない単語は少ない」が、「あの文章の流れで分かるか??」
というレベル。要するに僕が分かるずっと前に他の方が分かる、という感じでしょうか?これだとせいぜい1問取る
のが精一杯かなぁ・・・。


二、出番が来た・・・

 第1セットが終ってもどうも感覚がつかめない。こういう場が初めての者にとってはあの舞台(実は参加者は1段
高い所でクイズをしていたんですよ)に上がること自体「上がる」わけでして・・・。第3セットが終る頃には
「やっぱ、な〜んにもクイズを特にしてない人間がここに来て失敗だったのかなぁ」
と気が重くなりながら僕の参加するセットへ。でもなんで登場が第4セットだけ津軽民謡なんだろう??

 僕が参加した第4セット、他の参加者は・・・忘れた(爆)(注4)。だって完全に「舞い上がっている」状態で・・・。
始まってみるとやはり難易度自体はそう変わっていない。我慢すれば1問ぐらいは取れそう。そしたらあっさり
5問目で取れました。お、これで地蔵(1問も取れずに負けること)はない。あとは気楽に、気長に・・・と思ったら
調子に乗って次の問題も答えちゃいました。しかも間違えるし・・・・。
 ま、調子に乗ったからだろうという事で休みの間に観念してじっくり見ることに・・・って、休みが終ってもじっくり
見てしまっている僕がいましたとさ(^^;)。
 そんなこんな事をしているうちに既に3人が勝抜け。僕も更に1pを取ったが6人分の枠があるとは言うものの、
さすがにあせってくる。(まさか、ここを抜ける気なのか??)そういう時にお得意のスポーツ、しかもサッカー
問題。更には知識量がなくてもどうにかなる時事問題。ここで「クロアチア・ザグレブ!」と答えてまさかの勝抜け。
し、信じられん。まさかまだクイズができるとは・・・
 もう嬉しくて嬉しくて小躍りしそうな感じ。どこからともなくハイタッチを求める手の数々。これでまだクイズができる!


三、3着狙いが・・・

 その後も第6セットまで続いた所で1Rが終了。ここを勝抜けたのは36人(そのうち、3Rにシードされる方1人)。
その中になぜか僕も。次のラウンドは「コース別クイズ・ショート」といって5つの中から1つを選ぶ。そんでもって
僕は第1希望は最初に行われるやつにしておいたのでさっそく呼ばれる。ということで
2RT【青天井クジ引きクイズ】!ルールは・・・
・25問限定の早押しクイズ、誤答は3回休み
・終了時にクジを引く。くじには1が1枚、2が2枚・・・25が25枚と入っている。
・くじに書かれた問題番号を正解した人が勝ち抜け。勝ち抜け人数は3人。3人出るまでくじは引きつづける。

 ところでなぜ僕がこの形式を選択したか?だって、1問でも正解しておけばこのRを突破する可能性があるから。
正直いって僕の知識量ではかなうことはないだろう。でも「もしかして」に賭けたい気持ちもある。クイズの面白さの
一つにそれを挙げてもいいと思う。僕もそういうのが好きですし。
 クイズが始まる。1問目、「日本国憲法39条」で「一事不再理(お、一発変換できた)」を正解する京大の福本さん(注5)
すごすぎ。1問目からすごいのを見てしまったという心境か。こうなるとわしも対抗したくなる(←するな!)。だからって、
「ソウル五輪の女子テニスで優勝したのはS.グラフですが・・・」(ポーン!)
(はい、阪田さん!)
「うーん、モニカ・セレシュ!」

 ↑そらあかんやろ(苦笑)。ということで有無を言わさず3回休み。(問題は「ではバルセロナ五輪」→「J.カプリアティ」)
ウォーミングアップも兼ねたバカ押し(オイ)も済んだところで第6問目・・・
さらにもう1回バカ押し! しかもそれが正解するし・・・
 これで僕はくじ6枚分を確保。これで最後のくじ引きに望みをつなげることができた。これで気が楽になったのか、
無茶押しをする必要もなくなりました。まあ正確には「できなかった」というのがホントの所。問題レベルも上がった
のが僕にも感じられましたし。
 そんな中でも13問目を取れて気がつけば枚数的に第2位。それもこれも京大の福本さんが稼ぎに稼いでくれて
断トツトップ。が、岡山大の南さんが正解して僕は3位に後退。僕もそれに焦って18問目間違えて休みが入った
ところで20問目、欠食2さん(注6)に正解されてあっさりと抜かれてしまう。うーん、できれば福本さんと南さんに
断トツで抜けてもらって隙間から・・・だったんですが。
 結局それ以降は福本さんと南さんに解答権を取られっぱなしで終了。いよいよくじ引き。最初のくじ引きで・・・、
やっぱり断トツの福本さんが勝ち抜け。その後数回のくじ引きを経て南さんが勝ち抜け。さ、これからが問題!
3人目は神野さんがくじを引いたんですがこれがなかなか決まらない!まあ「予想はしていた」とはいえ悶々とした、
あるいは番号を聞いて後ろを振り向いて「はっ」と思わせるだけの時間が・・・。そんな中、神野さんの声が変わった。
 あ、出た出た!
出た・・・、20番!!!

トホホホホ・・・。それ、欠食2さんが答えたやつ、やられた・・・。ということで「しゅ〜りょ〜」 

がっくし。僕がしたかったことを欠食2さんにやられてしまった・・・。これで僕の「Prom99・West」が終りましたとさ。
複勝にも絡めなかったしなぁ(違)。

 

 あとはひたすらクイズを見ることに。でもおもろい。上にも出てた伊藤寿規さんが次のコース別クイズで「スパーク」
したりとか「もう一度1R」でまさか、本当にそのまんま1R(問題・答えがそのまんま)という意表を突いてきたり・・・。
まあ敗者復活もあったけど、そこでまさかSPIをするとはなぁ(苦笑)。
 関シロー関係では「ょこやまさん」が4Rまで、欠食2さんが準決勝まで行ったりしました。そんでもって決勝で三ヶ田さんを
やぶった清水さんが優勝をしました。ということは神野さん大会2連覇ということです。おめでとうございます。

四、終って。

 実はこういう場に参加するのがはじめてだったもので、どういうものか、興味津々であると同時に不安でした。
でも終っての感想、やるクイズも面白いと思いました。見るクイズが面白いだろうとはこれまでのクイズ番組からして
想像しやすかったのですが・・・。
 あと、音響や司会・問題読みの方も本格的でなるほど、クイズ研が現在も存在している理由が少し分かった気が
しました。僕なんてクイズ番組でしか知りませんでしたから・・・。それだけでも今回来た甲斐があったかな?という
気がしました。
 僕にとっては今回は結構ターニングポイントになるイベントだったはずですが・・・。なんかうまいこと言葉にできません。
申し訳ないです・・・。

 ということで企画された神野さん、司会の石塚さん、問題読みの金谷さん(きんりゅうさん)、その他、スタッフの方、
お疲れ様でした&ありがとうございました。

以上、このページ、おしまい。

(注1)本名は・・・、ま、いいでしょう(笑)。実は同じ大学出身だったりします。この方のおかげでクイズを続ける事が
    できているかもしれません。ありがとうございます・・・。
    と↑で触れているものの、実際のところは、ょこやまさんと僕は同じ大学ではありませんでした。
   とんでもない粗相ですね・・・。失礼しました。そうすると誰なんだろ?2月に「Promがあるよ〜」と
   教えて頂いたのはょこやまさんだと思うのですが、うーん・・・。

(注2) 「Promビデオ・West」をお持ちの方、ご確認ください。やたらと字数が多いです(苦笑)。ただし細いマジックで
    しかも小さく書いているので見えにくいと思いますが。
    ちなみに公式問題集「LIBERTANGO」では「関シロー」になっております。(のちに正式にメンバー登録しました)

(注3)「私の体験記・炎のチャレンジャー編」でも触れた通りあの当時においては「どうしてクイズ研がまだあるのか?」
    なんて思っているくらいでしたし・・・。

(注4) でも、あとから買った問題集では関シローHPの管理人のCO2鱚屋さんとか、「らくがきちょう」管理人のkimikaさん、
    (クイズ的に強い)阪大の若手、山本さんなどがいたんですよねぇ・・・。問題集を買うまで忘れてた・・・(^^:)。

(注5) 実はこの方のお父さんがちょうど選挙中で終った後で(お父さんの)名刺を頂きました。ありがとうございます。
    あ、福本さん、その後でちゃんと選挙区に住む同好会の後輩にあげましたんで・・・。

(注6) 本名は・・・、ま、いいでしょう(2)。問題集を買ってください。でもその方はそのあと、準決勝までいっております。

 

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【付録】
 この大会から8ヶ月以上経った頃に公式問題集&公式ビデオを買いました。しかし僕が答えた問題って・・・
鉄道とサッカーの問題しか答えれてないんですが・・・。あと、
リアクションもなんかイタイし・・・。さらには早押しボタンもほとんど押したことがなかったので1回押すたびに
動きがすんごく激しい・・・。